「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2023年2月1日水曜日

風が強く冷たい高取山    Windy and cold Mt.Takatori

 家を出たのが6時20分くらい。もう、渋滞を覚悟したが、山へ行きたい気持ちが勝った。初めの目的地は早戸川の国際マス釣り場を過ぎた処で車を置き、早戸川に沿って林道を歩き、造林小屋までであった。でも車を運転しながら目的地は造林小屋から伊勢沢林道を歩いて焼小屋沢左岸の尾根に変わった。しかし、大棚沢駐車場の処に来て、駐車場を見て、そこに左折して入ってしまった。しばらくこの駐車場は一般車は止められなかったのだ。もう、決めた仏果山まで歩こう。

図1.8:10 登山道口から0.5キロきた道標
風が強い。耳が冷たい。耳掛けが欲しいくらいだ。ジグザグに上る。
図2.8:24 お社だ。飲みかけたワンカップ清酒に、10円や1円のお賽銭がある。
このお社から杉林を登っていこうかと迷う。今日は仏果山までは行かず、高取山までとする。Geographicaを見る。ピークまではすぐなので、このピークまで行ってみよう!
しかし、登り口を探している内に登山口から1キロの道標(図3)のところまで来てしまった。もう、ここから登らざるを得ない。
図3.8:33 登山口から1キロの道標
図4.宮ヶ瀬越まではここを行く
図5.トラロープで立ち入り禁止だが、、
図6.8:36 エ?巻き道がある。
トラロープを潜って仕事道を行くと、下に向かう巻き道がある(図6)。どこに行くのだろう。ヒルが出てくる前に歩いてみたい。向こうに宮が瀬湖が見える(図7)。
図7.向こうにダム湖が見える。
頂上を巻くようにこの仕事道は作られている。直接ピークに向かった方が楽だったかな?っとも思う。以前、学生を連れてバス道路から登ってきたこともあったのだ。尾根に出る。カモシカ糞がある(図8)。このところ、カモシカ糞を見つけてもカモシカそのものに遇えてない。シカの個体数調節のためにハンターが入っていることが長年続いているので、カモシカも警戒心が強くなって、以前のようにノホホンと人前には姿を見せなくなった。もしかしたら、カモシカが間違えられて撃たれているかな?
図8. 8:49 カモシカ糞 
図9.8:50 尾根を歩いてピークへ
図10. 8:51 地図には載っていないが、小ピークだ!
490ピークはなだらかな丘と云う感じだ。風が強いのでここで水だけ飲んで食事するのを諦める。
図11. 8:54 ピーク490だ!
ピークで自撮りした後、手頃な丸太があったのでそれに座ってスパッツを付ける。スパッツを付けるのに7分かかった。前屈や脹脛のストレッチをしているので少し屈めるようになった。風が強く寒いので、ザックの中にある羽毛服を着ようかどうか迷う。このピークは図16のGPSの軌跡で分かりますね。
図12. 8:56 ピークで自撮りだ!
図13. ピークから尾根を下って登山道に出る
登山道を登っていると後ろから人の気配がする。振り向くと10メートル位下方に単独行の人がどんどん登ってくる。道を譲る。彼の後を追うように着いて歩きたいが、みるみる姿が消える。休み台があるところにきたので、ここでザックを下ろして裏へ回り、小便だ。戻ってきてスポーツドリンクを飲みながら餡パンを食べる。で、また自撮りだ(図14)!実は愛用していたSONYのデジカメが使えなくなったで、このLUMIXのカメラの中古をアマゾンで買ったのだ。NIKONのカメラは重いのでぼくの山歩きには向いていない。で、いろいろ試している。
図14. 9:40 休み台が
「植生保護のため登山道以外は歩かないで下さい」との標識がある。また、下から人の気配がするので、見下ろすと登山者が一人登ってくる。へー、仏果山・高取山は人気がある山なんだと思って、道を譲る。っとテン糞1だ! 久しぶりのテン糞を見つけたので嬉しい。これ以降、さらにテン糞を拾うことになる。
図15. 9:58 テン糞1
図16. 歩いたGPSの軌跡

2023年1月30日月曜日

越冬の水鳥たち   Overwintering waterfowls

先日の引地川沿いの散歩で川面に水鳥たちが浮かんでいた。ぼくが引地川で見て判るのはコガモ、マガモ、カルガモの水鳥と3種類のセキレイ、カワセミ、カワウ、コサギ、ゴイサギ、アオサギくらいなものかな?
図1.コガモの♀左と♂右2羽
図2.マガモの♂左と♀右
先日の引地川沿いの散歩で川面には水鳥たちが浮かんでいた。ぼくが解かるのは
図3.カルガモ♀左と♂右
図4.コガモの♀
図4’. コガモの♂
図5.オオバン性不明
図6.これは誰?オオバンに似ているが、、、
ダメだ!ぼくは愛鳥家にはなれない。カモを見るとぼくは「鴨取り権兵衛」の昔話を思い出してしまう。そして、食べたくなるのだ。以前は何度か野鳥を食べた事がある。ぼくが学生時代の居酒屋の焼き鳥はツグミなどの野鳥の丸焼きであった。それを足だけ残して頭からバリバリ食べた。木曽のサル調査で上松町の公民館に泊まった時、町長さんからキジをもらいすき焼きにして味わった。タイワンザルの調査で高砂族の人たちと山に入った時は毎晩のように、鳥やリス、ムササビを食べた。サルまで食べた。アフリカの山に泊まった時はトングエ族のトラッカーが獲る歩く鳥のホロホロチョウやネズミを食べた。ぼくは自分で動物を殺してまでして食べたいとは思わない。しかし、ちゃんと殺されたイノシシ、シカ、クマをオイシイと思う。そうそう我が故郷釧路では、シカ肉やクマ肉缶詰、さらにトドの缶詰もある。一度宅急便で兄貴から送られてきたことがあった。缶詰はみな同じ味だった。

ネコ亜目の側面から見た下顎骨の形状   Lateral view of mandible in Feliformia

 食肉目イヌ亜目Caniformiaの側面からの下顎骨の形状についてはすでにアップした。ネコ亜目Feliformiaには、ネコ科のネコと、マングース科のフイリマングース、ジャコウネコ科のハクビシンの3個の下顎骨を持っている。

ネコ科Felidae

図9.ネコFelis catus
a:筋突起 b:関節突起 c:角突起

マングース科Herpestidae  

図10. フイリマングースHerpestes auropunctatus 

ジャコウネコ科Viverridae

図11. ハクビシンPaguma larvata

ネコ、マングース、ハクビシンの下顎骨の形状は三者三様だ!筋突起はネコとハクビシンは似るが、マングースは異なる。角突起ネコとハクビシンは似るがマングースは細い。ネコの下顎骨の底辺(腹縁)は角突起までほぼ直線だが、マングースとハクビシンは先端と角突起が上がる楕円になっている。

ネコの下顎骨や頭蓋骨を見ていて、中国産の二つのヤマネコのものを見比べた。一つは、キンシコウ調査で秦嶺山脈の麓にある玉皇廟村(峡西省西安市周至県)のベースにしていた楊の畑で、2002年2月にヤマネコが撲殺されたので、頭骨をもらった。もう一つは、2001年7月に東京農工大で大学院生向けのサル学の集中講義をした時に山西省農科院からの留学生にさまざまな齧歯目の頭骨やヤマネコの頭骨をもらった。撲殺されたヤマネコも山西省のヤマネコもカイネコの頭骨と大きな違いがないと思っていた。しかし、今回、違いに気が付いた。カイネコとヤマネコの頭骨の違いを機会を見てアップしたい。

2023年1月29日日曜日

河津桜が咲き始めた!  Kawazuzakura, Kawazu cherry blossoms have started to bloom

昨日、お昼を食べて引地川沿いに親水公園の途中まで歩いた。何と歩数は1万歩を少し超えた。途中の土手には河津桜が数本植栽されている処がある。まさかと思って見たら早くも蕾が膨らみ十数輪咲いている。
写真を撮っていたら少し年配の女性が「2,3日前は一輪だけだったのに、、、冷えているのに、、、」と独り言のようにぼくに話しかけてきた。本当に河津桜が寒いのに咲くのは不思議なくらいだ!1月に入ってから冬至の時から比べると僅か数分日の出が早く、日の入りが遅くなっている。この日照時間が長くなることが河津桜の開花を促しているんだ。この寒い時季に開花するなんて不思議なくらいだ。しかし、サクラは気温の上昇とともに蕾が膨らみ開花するので、ソメイヨシノはまだ固い蕾のままだ。
 

2023年1月28日土曜日

雲一つ無い大快晴!  Very clear sky without a cloud in sight

2階のべランダで洗濯物を干している連れ合いが、凄い青空だ!っと呼んでいる。カメラを持って行く。確かに、見渡す限り雲一つない。それで空に向かって写真を撮ろうとしたが、無限なので焦点が合わず撮ることができない。それで最近近くにできたマンションの一部を入れて撮った。今思うと、マニュアル設定だとシャッターが下りただろう。
これほど鮮やかに見える青空は久しぶりだ。山を背景に雑木を背景にこの青空をカメラマンなら上手に撮るだろう。今日の散歩はカメラを持って遠出しよう。
図1.我が家のベランダから青空を撮る
庭に降りた。睡蓮鉢には薄氷が張っている。お昼頃には融けてしまうだろう。赤い花のジンチョウゲの蕾も膨らんできている。白いやつはまだまだ小さい。
図2.赤のジンチョウゲの蕾が膨らんでいる
もうすぐ、節分があり、立春だ。でも、まだまだ寒い日が続く。桃の節句が過ぎるまでは我慢しよう。
 

2023年1月26日木曜日

イヌ亜目の側面から見た下顎骨 Lateral view of mandibles of Caniformia

 日本生息の食肉目はイヌ亜目Caniformiaにはイタチ科、クマ科、イヌ科と鰭脚類の仲間と移入種のアライグマ科の動物がいる。ネコ亜目Felifromiaにはネコ科と移入種のマングース科とジャコウネコ科が存在する。今回は陸生のイヌ亜目の動物たちの下顎骨をアップする。

イヌ亜目には、イタチ科にはイタチ、テン、アナグマ(他にオコジョ、イイズナと移入種のミンク)、アライグマ科のアライグマ、クマ科にはツキノワグマ(ヒグマ)、イヌ科にはイヌ、タヌキ、キツネの7種の下顎骨標本がある。

イタチ科Mustelidae     イタチ、テン、アナグマの下顎骨の大きさは異なる(図0)が形状は良く似ている(図1~3)。しかし、イタチはもっとも肉食を行い、次にテン、アナグマとなる。テンは3者の中では一番果実食を食べ、アナグマは食べられる物なら何でも食べる雑食である。それは臼歯が臼状になって表れている。

図0. 左からイタチ、テン、アナグマの下顎骨
図1.イタチMustela itatsi
a:筋突起 b:関節突起 c:角突起
図2.テンMartes melampus
図3.アナグマMeles meles
アライグマ科Procyonidae   アライグマの下顎骨はイタチ科の動物たちやイヌやクマと同じくらいガッシリしている。それは頭蓋骨もそうだ。
図4.アライグマProcyon lotor
クマ科Ursidae 角突起Cが食肉目の他の10種よりもその根元の幅が10ミリと幅広い。
図5.ツキノワグマUrsus thibetanus
イヌ科Canidae   イヌ、キツネ、タヌキの下顎骨の底にあたる腹縁部分が角突起への途中(筋突起の下位部分)で上に折れ曲がる。タヌキがもっとも急に曲がる。アライグマやイタチ科三種でも角突起部分が腹縁よりも随分上にある。この折れ曲がりが持つ意味がまだぼくは判らない。下顎骨を動かす筋肉の付着と関係しちている事は間違いない。
図6.イヌCanis familialrs
図7.キツネVulpes vulpes
図8.タヌキNyctereutes procyonoides
ドイツの戦車やアメリカの戦車がウクライナに供与される。ロシアの戦車とは比べられないほどの能力がある戦車のようだ。戦局が大きく代わり、第三次世界大戦へと進むかもしれない。そうなるとぼくらも今夏まで生き残れるかどうか分らない。

2023年1月24日火曜日

セロジネとユキダルマが咲きだした! Coelogyne and Yukidaruma have started to bloom!

天気予報では寒波襲来の注意報が流されている。それでも庭の梅の蕾は大きく膨らみ今では二つが咲いている。水仙は今が最盛期かな?切って居間の花瓶に挿した花が匂っている。我が部屋の窓辺のデンドロのユキダルマはとうとう咲きだした(図1)。セロジネも咲きだした(図2)。ユキダルマもセロジネも強すぎるような凄い香りだ。
図1.ユキダルマDendrobium sp.
図2. セロジネCoelogyne sp.
寒波襲来で水道凍結を防ぐには蛇口から水を紐状に流せ!っと言ってるが、釧路育ちのぼくからすると更に凍結するのでないかと恐れている。釧路の家では氷点以下になるときは最後に寝る者が水道の元栓を絞めるのだ。

2023年1月21日土曜日

側面から見た真無盲腸目の下顎骨  The lareral view of mandibles in Eulipotyphla

日本産の真無盲腸目のモグラやジネズミの仲間はカワネズミを除いて主にミミズや小節足動物を食べている。だから、下顎骨の形状は似たようなものかな?

モグラ科Talpidaeのモグラとヒミズの下顎骨を見よう(図1)。モグラの方がa (筋突起)とb(関節突起)間の下顎切痕の切れ込みが浅く、c(角突起)も幅広い。

図1. モグラ科Talpidaeの側面からの下顎骨
上:アズマモグラMogera imaizumi 下:ヒミズUrotrichus talpoides
a:筋突起 b:関節突起 c:角突起(下顎角)
次にトガリネズミ科Soricidaeのジネズミとトガリネズミの下顎を比較すると、ジネズミのab間の下顎切痕は非常に浅いがトガリネズミでは深い。
さらに、トガリネズミ科の両者の角突起は細く伸びているが、モグラ科では幅広い角突起になっている。このモグラ科やトガリネズミ科の対象2種間の下顎切痕の切れ込みの違いや角突起のモグラ科とトガリネズミ科の違いはどのような事を意味しているのだろう。

図2.トガリネズミ科Solicidaeの側面からの下顎骨
上:ジネズミCrodidura dzinezumi 下:トガリネズミSorex unguiculatus
モグラの仲間の下顎骨では下顎角が尖った下顎突起になっており、それはモグラ科よりもトガリネズミ科の動物たちに顕著である。と云う事はトガリネズミ科の方がモグラ科の動物たちよりも昆虫食に特化していることを示しているのかもしれない。
次にまだ残っている齧歯目と食肉目を取り上げたい。

2023年1月20日金曜日

白梅が一輪さいている。 Only one flower of white plum is blooming

何と庭を見たらウメの花が一輪咲いている。しかも、我が部屋に向いている(図1)。他の蕾も膨らんできているが、まだまだだ。
部屋のファレノプシスも咲き出した(図2)。ラン類は陽が射す窓の方を向いて咲く。
図2. 庭の白梅が咲く 
図2. ファレノプシスが咲く

2023年1月19日木曜日

テン糞から出てきた植物繊維の固まり   Clumps of plant fibres that included in marten's feces.

先日、伊勢沢から音見沢に入った時に、音見沢橋を過ぎてヘアピンカーブの手前でテン糞(図1)を拾った。
昨日ようやく庭の水道栓でテン糞を洗った。洗い始めた時から何だこの糞は思われる物があった。それは白く固まった寒天状の物であった。しかし、洗っていくと繊維状のものだと判った。哺乳動物の毛ではなく、クモの糸の固まりのようであった。乾かした(図2)。動物質か植物質かあるいは化学繊維のようなものか判らなかったので、ライターの火を近づけて焼いてみた。臭いもなく、固まるようなこともなく燃えた。植物質のものだと判った。これは何なのだろう?
洗って、0.5ミリメッシュの茶漉しに残ったのは、
直翅目の産卵管、4センチのムカデ一匹、昆虫の腹部外皮と脚、葉の細片と5ミリくらい部分、それに図2の白色透明の細い繊維だった。
図1. テン糞
図2.テン糞に入っていた繊維と植物片
図2の植物繊維は何の部分かどなたかわかりますか?

ゾウやハイラックスの側面からみた下顎骨   Lateral view of mandibles in Paenungulata

手持ちのイワハイラックスの下顎骨も角突起ではなく下顎角となっている(図1)ので、同じ近蹄類Paenungulataのゾウやマナティを調べてみた。アジアゾウ(図2)もニシインドマナティ(図3)も下顎角となっている。
これらの近蹄類は植物食であり、下顎骨の形状は同じようなものになっている。
図1. イワハイラックスHeterohyrax bruceiの左側面からの下顎骨
a:筋突起 b:関節突起 c:下顎角
Falk Grossmannから譲り受ける
図2.アジアゾウElepha maximusの右側面からの下顎骨
a:筋突起 b:関節突起 c:下顎角
2010年5月国立科学博物館で
エ?ゾウの下顎骨の先端は歯槽部よりも前に突き出している。ヒトと同じではないか!
図3.ニシインドマナティTrichechus manatus

下顎骨の下顎角が角突起とならないで下顎角のままなのは、兎類、大翼手類、霊長類、偶蹄類、近蹄類の植物食の動物たちだ。
イヌやネコなどの食肉類は角突起となっている。日本に生息する哺乳類には真無盲腸目のトガリネズミやモグラ、齧歯目、翼手目、兎形目、霊長目、食肉目、鯨偶蹄目、海牛目が存在する。植物食だけに特化しているのは、兎形目、陸生鯨偶蹄目、海牛目で霊長目も主食は植物食だ。真無盲腸目はどちらかと云うと昆虫食で、齧歯目は雑食から植物食がいる。小翼手亜目は昆虫食で、食肉目だけが肉食だ。
この植物食と食肉目との食性の違いが下顎角or角突起に顕われていることになる。それは下顎角に付着する筋肉と関係しているのだ。でも、ともかく他の動物たちの下顎骨を調べよう!

2023年1月18日水曜日

パフィオが咲き出した   Paphiopedilum has begun to bloom

 ぼくの部屋に取り込んだパフィオが咲き出している。これももう30年以上前に友人TAの義妹さんが育てていた株を貰ったものだ。これもこの4,5年株分けをせずにただ一回り大きな鉢に植え替えているだけだ。そのため、鉢が重くなってきている。知人には分けてはいるが、、、、。

ロシアのミサイル攻撃によってたくさんの民間人が殺された。プーチンは即刻ウクライナから軍隊を撤退すべきだ。岸田自民党内閣はプーチンロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮のミサイル発射、習近平中国の脅威を源にして反撃能力を高めるとして軍備費の拡張を宣言し、親方国から頭を撫でられた。アヘからスカ内閣そして空キシダめだの政権になってしまった。

2023年1月16日月曜日

偶蹄類の側面から見た下顎   The lateral view of mandibles in eben-toed ungulates

 ウサギの下顎骨を見ていて、ウサギの下顎切痕の切り込みの深さでアナウサギとノウサギを区別できた。で、ウサギの下顎切痕は関節突起と角突起(下顎角)の間にあり、他の哺乳類の下顎切痕の位置との違いが判った。さらに、下顎骨では下顎角が突起状になっている(角突起)イヌやネコやネズミなどがいた。

今回は、下顎角となっている偶蹄類の下顎骨をアップする(図1,2,3)。イノシシ(イノシシ科)は猪豚亜目であるが、シカ(シカ科)とカモシカ(ウシ科)は反芻亜目に属する。筋突起と関節突起や犬歯の位置など下顎骨の形状がシカとカモシカは似て(図2)イノシシとは異なる(図1&2)。この下顎骨の違いは猪豚亜目と反芻亜目の食性が大きく異なることによる。

図1.イノシシの下顎骨 左右の下顎骨が癒合合体
a:筋突起 b:関節突起 c:下顎角
図2.シカ(左)とカモシカ(右)の下顎
図3.キョン(左)と秦嶺山麓のカモシカの仲間(右)の下顎
秦嶺鹿はキンシコウ調査で秦嶺山脈の山麓に入った時、滑落死している個体を拾った。この時も、持ち帰った時もカモシカの仲間だと思っていた(摂著「頭骨コレクション」p.参照)。しかし、今回手持ちの動物たちの下顎骨を眺めていて、シカの仲間かなと思っているが(それは、シカのように第一切歯が非常に幅広い)、今、頭骨を全て水につけて周りの燻製肉を全て落として再度調べ直したい。キョンはキンシコウ調査でベースにしたYさん宅のイヌが食べていたものをイヌから奪ったものだ。
ニホンホンジカとカモシカの下顎骨の違いについて、ニホンジカの第一切歯が他の切歯に比べて著しく幅広いが、カモシカでは第一切歯の幅は他と変わらない。このニホンジカの下顎骨の第一切歯の広さは、キョンでもそうであるし、シカ科の特徴なのだろうと考えたが、持ち帰った秦嶺のカモシカの仲間やインドのニルガイ(ウシ科)やアフリカのダイカー(ウシ科)などは当てはまらない。