「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2021年4月20日火曜日

カヤランが一輪! One flower of Japanesu epiphyte orchids called Kayaran bloom!

庭のカヤランが一輪咲いている(図1)。昨年暮れには新しい株にも花茎が出ていたし、親となる古い株には花茎が2本出ており、蕾も幾つかついていたが、咲いたのはこの一つだけだ。冬期の乾燥に耐えたのがこの一つだけだった。冬場は酷く乾燥するので、水をかけてやりたいが、凍ってしまうと死んでしまうと思い。水やりは控えた。
このフウラン鉢にはカヤランも着けている(図2)。目立たない花がさいている。
図1. フウラン鉢のカヤランThrixspermum japonicum
図2. 同じフウラン鉢のヨウラクランOberonia japonica
 今日は、暖かくなるという予報なので、朝9時頃、花茎を伸ばしているオンシジュームを除いて全ての洋ランを庭に出した。そして、学校へ行った。今年度からは火曜はお昼過ぎの3限目からの授業だ。3,4と二コマ授業を終えたのが4時、こらからがイヤな時間だ。学校側に提出する授業の内容や学生の様子などを書かなければいけない。4時35分に学校を出る。ホットする瞬間でもある。コロナ禍でなければもちろん大手町で一杯引っ掛けて電車に乗るところだ。しかし、昨年の2月から伝書鳩のように寄り道しないで帰宅だ。で、今、もちろんレモン半分を絞ってそれにバランタイン(サントリー角からこれになった)をW注ぎ入れ、熱湯を入れる。今は、毎夕これだ!しかも、連れ合いが庭で採ったミツバのお浸しだ。これが旨い。このお浸しを摘まみながら誰かと一緒に酒を呑みたい!


2021年4月19日月曜日

ドブネズミだ! It's brown rat!

昨日お昼過ぎ、連れ合いと二人で散歩に出た。我家から500メートルも離れていない公園横の道にドブネズミがチョロチロ動き回っている。ぼくは早速スマホを出して写そうと📷したが、シャッターを押してもすぐシャッターが切れずにセルフタイマーになっている。使い慣れていないので正常に戻すのに時間がかかる。
上手く撮れた(図1)。草が生えているところに隠れる(図2)。このネズミの頭が少し剥げている。動きも素早くない。が、側溝蓋の格子の穴に入ってしまった。このネズミどこでエサを見つけているのだろう?草叢にいる昆虫やカナヘビ、トカゲなどを食べているのだろうか?
図1. ドブネズミRattus norvegicus
ドブネズミを見るのは何年振りだろうか?ぼくが子供の頃はゴミ箱と云う縦横高さが1メートルくらいの物がそれぞれの家の前にあって、その中にありとあらゆるゴミを投げ入れていた。だから生ゴミの臭いがいつもしたものだ。当然、ドブネズミもたくさん見かけた。台所には今も売られている金網のネズミ捕り器が置かれていた。寝ていると天井裏をネズミが走り回る音さえ聞こえたものだ(でも、どうもこれはドブネズミではなくてクマネズミのようだ)。
図2. 隠れる
それにしても、ドブネズミRattus norvegicusの英名はbrown rat, common rat, street rat, sewer rat, wharf rat, Hanover rat, Norway rat, Norwegian ratとか Parisian ratとかたくさんある。ノルウエーからの材木船に運ばれてきたとして学名の小種名にもノルウエーの名が刻まれているが、ドブネズミの生まれたのは中央アジアのようだと考えられているようだ(from Brown rat Wikipedia )。

2021年4月18日日曜日

キヌサヤエンドウの花  The flowers of leaf climber called Kinusayaendou in Japanese

一昨日も引地川沿いを散歩した。我家から線路沿いに長後駅の方に歩き、途中から引地川に向かい、今作られている遊水地を周って川沿いを下り、湘南台高校の横を通って円行公園に至る4キロのコースだ。途中にエンドウ豆と思われる畑があり、綺麗な花が咲いていたのでスマホで撮った(下の写真)。っと豆を収穫しているお兄さんが出てきたので、豆の名前を訊いた。キヌサヤエンドウとのことだ。よく見るともうサヤエンドウが生っている。バター炒めにして塩・胡椒を振ると旨いヤツだ!つい先日も知人からたくさんもらったので、スジを取って茹でたのを知人に教わったタラコにマヨネーズを和えたモノにつけて食べた。

2021年4月16日金曜日

ウエストサイド物語 無意識下の差別 West Side Story The Unconscious Discrimination

 先日、映画ウエストサイド物語をBSで観た。60数年振りだ。もちろん、釧路にいた高校生の頃だ。当時、釧路では、洋画を見れる映画館は映劇とセントラル劇場だった。でも、映画を何年の時にどこの映画館で観たかは覚えていない。ぼくが高校生の頃は、学校には行くが千代ノ浦海岸で釣りをしたり、釧路港の岸壁で他の人たちの釣りを夕方まで飽かずに眺めていたりしていた。図書館にも行ったが、恰好だけだ。映画が好きだった。特に洋画が好きだった。それは洋画に出て来る女優の美しさに魅了されたからだ。だから、当時「スクリーン」という映画雑誌を買って見ていた。女優を見るためだ。

BSでWestSideStoryを見たが、ストーリーも殆ど覚えていなかった。しかし、歌のメロデーとTonightの歌詞をところどころ覚えていた。当時観た時はミュージカル映画と云う事でジョージ・チャキリスたちのダンスとナタリ・ウッドの美貌と歌しか記憶に残っていなかった。しかし、今回、改めて観ると、「如実に人種差別が現れている映画」だったんだっと云うことが判った。当時は全く感じなかった。どうして、当時は感じなかったのか?

人種差別、宗教差別、性差別などの差別問題には無頓着であったからだ。差別される側でないから差別問題には関心を持たなかったのだ。大学に入って「部落問題研究会」に入った。島崎藤村の「破戒」に出て来る丑松のような存在が現在もあると知ったからだ。だから長野での合宿にも参加した。今は違う。自分が無意識に持っているであろうあらゆる差別意識を取り払おうと思っている。

2021年4月15日木曜日

もうフジの果穂が垂れ下がっている Flowers of Wisteria called Fuji have already hung down

 雨曇りだったが、晴れたので散歩した。15分くらい歩いたところに大きな敷地の農家があるが、そこの道沿いには早くもフジが花穂を垂らしていた(図1)。毎年、このフジを楽しませてもらっている。そこからすぐ引地川であり、引地川沿いに200メートルくらいの散策路がある(図2)。多摩大学湘南キャンパスの裏手になり川沿いには4,5本のカワズザクラが植栽されている。

図1. フジの花
図2. 散策路 右が引地川の土手
ここから引地川に架かる橋を渡り、川沿いのサクラの花が終わった散策路を歩き、2度車道を横切って、再び橋を渡って円行公園の横の坂を登って帰宅。GPS上では3.4キロであり、約50分かけて歩く。


2021年4月13日火曜日

カメムシの仲間  Company of stinkbug

昨夜、2階の連れ合いの寝室の天井にカメムシがへばりついていた。連れ合いがゴキブリだと騒いでいる。見たらゴキブリなんかではない。カメムシの仲間だ。下手に捕まえてイヤな臭いを出されると困ると思ったので、捕虫網で捕まえた。先ずは一件落着だ。連れ合いはゴキブリを目の敵にしており、毎年1,2回ゴキブリ騒動がある。

このカメムシを手持ちの保育社の図鑑で半翅目の昆虫たちを見たが、同じヤツが見当たらない。幼虫ではなくて成虫なので珍しいカメムシの仲間かも知れないと思い。先月専門学校を卒業したTK君にTeamsで訊いてみた。23時頃なので、もう夜遅いから寝ているかな?っと思ったがすぐレスポンスがあった。キマダラカメムシErthesina fulloですね~ときた。良かったTeamsでまだ今年の卒業生とやり取りできるんだ!

ネットで検索して、半翅目Hemipteraはカメムシ目と別名があることを知った。エ?っと思いモンシロチョウの鱗翅目はチョウ目だ。同じように双翅目はハエ目だ。哺乳類の偶蹄目がウシ目、食肉目がネコ目と別名があるのと同じだ。身近な動物名をつけて分類しているのだ。

キマダラカメムErthesina fullo

Wikipediaによると、このキマダラカメムシは江戸時代に台湾・東南アジアから長崎に入り込み、その後分布域を広げ2008年になって東京都で見つかっているという。カメムシの仲間では最も大きなサイズの持ち主のようだ。

しかし、半翅(カメムシ)目には、セミ、アメンボ、タガメ、アブラムシの仲間までが含まれることを知った。

2021年4月11日日曜日

ヤンゴンのジン君が心配だ!  I’m warried about Mr.Zin in Yangon!

ミャンマーの軍部がクーデターを起こして政権を握ってから、もう2ヶ月が過ぎた。ミャンマーの軍事政権は自国民に対して暴力を振るい何人もの人々が殺されている。
ぼくが通っている専門学校にヤンゴン出身のジン君がいた。彼は、日本語の読み・書き・会話がペラペラで、日本人以上に漢字が書けた。子供の頃から日本でも有名なK塾に通って日本語を覚えたようだ。彼は、日本語ばかりでなく英語にも精通していた。授業でPPで写す英語や学名の誤りを指摘してくることも一度や二度だけではなかった。
ジン君はヤンゴンに帰って動物園で働くのではなく、自分なりの動物園を作りたいと云う夢を語っていた。5年前の事である。そのジン君の居るヤンゴンの市民たちはせっかく盛り上がった民主政権が潰されて軍の暴力下で苦しんでいる。ジン君も大変に目に遭っていることだろう。何とかこのミャンマーの軍事政権を潰してしまいたい。
上のクロサイの親子の絵はジン君からプレゼントされたものだ。

ミャンマーの軍部、米国のトランプ支持者、ロシアのプーチン、中国共産党など例を挙げるとキリがないほどである。それは、自分と異なった意見を持つ人々を暴力で押さえつけようとすることだ。

ぼくら有性生殖から生まれた生物は各個体がそれぞれ異なった遺伝子をもっている。ヒトは当然一人一人異なった意見をもつと云うことを大事にしなければダメだ!

2021年4月10日土曜日

ぼくの本の文がまた試験問題に! The sentence on my book is in examination question again!

 もう1年以上も続くコロナ禍の三密を避けた自粛生活や体調の悪さもあり、陰鬱な気持ちになっていた。が、今は何だか浮かれたい気持ちになっている。それは、中学生向け教材を販売している福岡市の会社から、ぼくの書いた本の文章の国語科問題への使用許諾願いがきたからだ。『ヒトの子どもが寝小便するわけ』の「お行儀のよいニホンザル」の章(図1:p27~p35)を使いたいようだ。教材ができたら送付してくるとのこと。嬉しい。自分の文章が国語の問題に使われるなんて、、、、。これで2度目だ、前は東京の会社が『野生動物発見!ガイド』をやはり中学生の模擬テストの国語問題として使ったのだ。

図1. 問題に使われる章
ぼくの陰鬱な気持ちはちょっとした事で霧散したようだ。実は、我家にいつも野菜を届けてくれる知人Noさんも脊柱管狭窄症でベッドから起き上がれないほどの痛さだったようだが手術によって治り、今は畑仕事に熱心だ。また、ぼくにツバメの死骸を送ってくれた友人Nは右足が座骨神経痛がもう何年も続いていると云う。自分だけがこんな惨めな症状に遭っているのかと落ち込んでいた。が、元気な知人Noさんや友人Nも同じ症状だったし、その症状が今も続いているんだ。そのことから落ち込んではいられないと思っていたのだ。そして、ぼくの本の文章が試験問題に使われると連絡がきてすっかりサクラが咲いたような気持ちになった。この教材会社に感謝だ!
図2. 知人Noさんが持ってきてくれた八重桜が満開だ!






2021年4月8日木曜日

友人から送られてきたツバメの白骨標本 The specimen of swallow's carcass that sent from my friend

今朝9時半頃、ピンポンがなって生協の配達品を受け取っていた連れ合いが「Nさんから宅急便‼骨格標本サンプルだって!」と玄関から声がする。袋を開けると縦横高さ16,11,7cmの段ボールの小箱の中にティッシュで動かないようにした先日写真で見たツバメが納まっている。
早速、下の写真を撮ってN宛てメールに添付して送る。
Nと呑みたい!
Nとは奥湯河原のサル追いから最初の台湾行き(Nは探検部で台湾の南に浮かぶ蘭嶼に)。その後、2、3回Nとタイワンザル調査をし、大学を1年多く過ごした間柄でもある。Nは現在も頻繁に台湾と行き来しており、向こうで水餃子でも食べながら一杯やりたいものだ。でも、このコロナ禍でどうなるやら!
腹側から
背側から

 今、外で、シジュウカラがツピーツピーっと鳴いている。久しぶりだ。このところ来ないので、我家の庭の巣箱を放棄してしまったのでないかと思っていた。でも、オス一羽が10分くらい鳴いていたが、メスは現れず。どこかへ飛んで行ってしまった。

2021年4月5日月曜日

キバナカタクリ  Trout lily/Dogtooth violet 

連れ合いが数年前に通信販売で買って反日蔭に植えていたキバナカタクリが咲いている。しかも昨年よりも株が増えている。カタクリと同属なので球根も葉も食べられるかも知れない。葉が柔らかそうなので、もっと増えたら食べてみたい。
しかし、このキバナカタクリはErythronium属の日本のカタクリのような花色のE.vevolutumと黄色の花のE.tuolumnenseの雑種で、両種ともアメリカ大陸の西海岸側の固有種のようだ。
図1. キバナカタクリErythronium pagoda
今日はちょっと肌寒い感じだ。今もしまっていた膝掛けを引っ張り出して掛けている。雨模様の天気なので散歩しようか迷っている。

2021年4月4日日曜日

オスジカのトロフィー  Trophy of stag

昨日、二つの動物の死骸の写真が添付ファイルで送付された。一つは今年の卒業生のTK君からで、山で見つけたオスジカのトロフィーかと思えるもの(図1)ともう一つは学生時代の友人からで「ツバメの骨、要りますか?」とツバメの白骨化したものだ(図2)。
オスジカの頭部はこれだけが落ちていたようなので、昨年11月から3月までの猟期に撃たれて山中で解体され、頭部は切り離されてその場に置かれ、身体の部分は体節毎に解体されて持ち運ばれたのだろう。ツバメは納屋などの隅などで原因不明の病気にかかりこのままの体勢で死亡し、そのまま虫に食べられて白骨化したものだろう。
図1. オスジカCervus nipponのトロフィー

図2. ツバメHirundo rusticaの白骨死骸
例年よりは半月以上早く春が来たようで、サクラが散って八重桜が咲く温かい日が続く、全てのラン類を屋外に出して植え替えをする季節となった。

2021年4月3日土曜日

キランソウだ!   It’s Kiranso!

昨日、昼過ぎに連れ合いと最後の花見を兼ねて散歩した。引地川沿いの道を歩いていて、キランソウを見つけた(図1)。キランソウは山歩き以外では見つけたことが無いので凄く嬉しい。そして、ツルウメモドキがあり、蕾だ(図2)!我家の庭にもツルウメモドキが出てきて、暴れるように蔓が伸び回ったので、根元から切ったことがあった。ヒヨドリが糞をして種子分散したのだ。
帰路、スーパーに寄ってジャム用のイチゴを買った。ぼくは左足の股関節から太腿が痛くなり足を上げることができず、左足を引きづるようにして歩く。が、休んで今はウィスキーを呑んでいるので問題ナシ!
この痛みの対処の仕方が少しずつ分かってきた。これから死ぬまでこの座骨神経痛と付き合うのだから、旨く折り合いをつけていきたい。
今、隣家へもらった新ゴボウをお裾分けしたら何とタラの芽とシュンギクを貰った。何だか、もっと呑みたくなった。
図1. キランソウAjuga decumbens
図2. ツルウメモドキCelastrus orbiculatus

2021年4月2日金曜日

驚き!スナメリの頭骨!  Astonishment/Marvel! Skull of finless porpoise!

 部屋の書棚の上にシカのトロフィーのようにぶら下げていたスナメリの頭骨を、今は再び手許に置いて眺めている。このスナメリは杦本盾美さんが知多半島の佐久島にスナメリの頭骨拾いを兼ねて海水浴に行ったら、本当にスナメリの頭骨を見つけて拾ってきたのです。宅急便で送ってくれたのは2009年2月の事でした。送られてきた時の事を2009/02/24のブログにアップしております。

イヤー、図中にpm、mなどと頭骨の各部分の骨の名称を記しているが、これは、いくつかのハクジラの仲間やネズミイルカ科の頭骨を見たが、前顎骨、上顎骨ははっきり判るが、他の骨に関してはネズミイルカの仲間でも違い、結局スナメリの頭骨の名称についてはペンディングになった。それは、欧米の海に生息しているならば調べ上げられているだろうが、スナメリは日本、中国からインドにかけての海に生息する動物だからだ。これから調査研究される動物だ。

で、口吻の上部で一見長い鼻骨にように並んでいるのが前顎骨である。これは殆んど全てのハクジラ類の頭骨で同じだ。長い前頭骨に癒着して上顎骨がある(図1)。これもハクジラ類では変わらない。

前顎骨が口先まで伸び(図1、2)ている。前顎骨から出る歯は切歯であり、上顎骨から出る歯は頬歯と呼ばれる前臼歯や臼歯である。このスナメリの前顎骨からは3本の歯が見え(図4)、上顎骨からは15本の歯が出ていたようだ(図2)。だから、計18本の同歯性の歯が出ていることになる。もともとは異歯性だったが同歯性に代わる大変換期があったのだ。その時に前頭骨や頭頂骨も目まぐるしく変ったのだ。

図1. スナメリNeophocaena phocaenoides頭骨上から
pm:前顎骨、m:上顎骨、v:鋤骨、n:鼻骨、f:前頭骨
図2.スナメリ頭骨下から
pal:口蓋骨、la:涙骨、te:側頭骨
図3. スナメリ頭骨左側面から
la:涙骨、te:側頭骨、p:頭頂骨、o:後頭骨
イヌやシカの頭骨と比べると奇妙と思えるほどの頭骨だ。どこに頭頂骨が行ってしまったのか?っと思えるほどだ。
図4. スナメリの前顎骨と上顎骨の先端部を斜め下から
前顎骨から歯が3本出ている。しかし、これらの歯は上顎骨から出ている歯と比べると小さい。同歯性の歯は短く、根が浅い。これらの歯はしばしば抜け落ちて新しい歯に次々と新しい歯に代わっていくことができる。

モグラの上腕骨やネズミなどの脛骨と腓骨が踝の方で癒合・合体している下肢の不思議に魅せられていたが、C.Fさんからシカの頭骨の後半分の写真を見せられて再び頭骨の面白さにハマっている。頭骨ほど動物たちの生態に応じた形態になっている骨はないかな?っと思うくらいだ。陸には上がらずに水中だけで生活するヒゲクジラ、ハクジラの仲間の頭骨の変異は陸生哺乳類の頭骨からは想像を絶するものだ。

2021年4月1日木曜日

もう、山歩きは無理!   It's difficult for me to walk in the mountains.

30日は、引地川の遊水池公園まで散歩に出かけたが、何と2キロも歩かない内に左股関節から太腿にかけて痛くなり歩くのが難しくなった。幸い、川沿いにパーゴラが掛った休み台があり座る。実は27日に専門学校でチャレンジキャンパスがあり、3人の高校生に対して話している途中に左の太腿が痛くなったのだ。座骨神経がいろいろちょっかいを出してくる。
休んで股関節部分を押していると楽になったので、今度はゆっくり歩く。痛がっていると歩かなくなるので歩かなければ思う。しかし、頭の中はもう山歩きは無理だろうっと云う思いでいっぱいになる。
山歩きが出来なくなったら骨を眺めながら暮らそうと思っていた。しかし、想定していた山を歩けなく生る時が85歳を過ぎた頃だ!それよりも10歳も早い。拾ったテンやタヌキの糞のマトメもしていない。整形外科でも手もみでも毎日散歩すること!デスクワークが一番悪い!っと!
1時間以上パソコンに向かわない事!難しい!30分椅子に座ったら立ち上がる事!難しい!
図1. タブノキの花が咲き始めている 
図2. クワの蕾が一杯
オオイタドリを見つけたので、折って写真を撮った後、皮を剥いて食べる。昨年は食べなかった。酸っぱくて旨い!

図3. オオイタドリだ!
図4. 歩道橋の下に小学校のサクラが伸びている
歩道橋を渡り、この小学校横の坂道も一歩一歩足を運ぶ。この変な痛さを克服したい。怪我をしていないのにどうして痛くなったりするのだ!座骨神経が圧迫されているんだったら逆に痛さが感じなくなるのではっと考えながら俯いて歩く。
図5. 小学校横の道はサクラの花弁で埋まる。
昨日も温かかったので、散歩する。痛くなったらすぐ家へ戻れるようなルートを選ぶ。多くの人たちが陽気に誘われて歩いている。歩いた距離は3.5キロ、最後の1キロくらいは左足の付け根を揉みながら歩く。もう、ヤエザクラが咲き出しているので、帰宅して休んでからデンドロ類を庭に出す。今日は、他のラン類も外に出そう。

2021年3月31日水曜日

切歯も頬歯も無いセンザンコウの前顎骨  Premaxilla of pangolin with no incisors and no cheekteeth

 無根の切歯を持つ齧歯目ような動物の前顎骨は鼻骨の側壁に接し、前顎骨が大きくなる。では、切歯が無い動物の前顎骨はどういう状態なのだろう。上顎の切歯が無いウシやシカの仲間も、前顎骨が大きくなる。これらの有蹄類は下顎の切歯で植物の草や葉や樹皮を噛み、上顎の前顎骨部分は噛んだ草や葉を押さえるのに使っている。そのためだろう。前顎骨は前に伸びて草や葉を押さえやすくなっている(でも、この連中の上顎にも切歯があった方が草や樹皮を噛み切りやすかっただろう)。

では、切歯ばかりでなく歯が一本も無い昨年10月に大学時代の友人からプレゼントされたパラワンセンザンコウの頭骨を見直した。

図1. パラワンセンザンコウManis culionensis
pm:前顎骨、n:鼻骨、m:上顎骨、f:前頭骨、j:頬骨
図2. パラワンセンザンコウ 下から
図1では前顎骨はシカのように鼻骨に接し癒合している。図2では口吻は長いがその大半が上顎骨が占めている。全ての歯が無いので、下顎骨を引き上げる咬筋が付着する頬骨弓が欠落している。ここがシカとは違っている。しかし、センザンコウの前顎骨は食物としてのアリを舐め採った時に下顎骨とで押さえているということかな?でも、下顎骨は余りも華奢だ(図3)。センザンコウは口を開けて獲物を押さえるなどという行動は全くしないでタダ少し開けた口から舌を伸ばしてアリなどを舐め採ることしかできないようになってしまっている。食物に関してはアリに特化した口の構造であるが、せめて大きなカブトムシのような昆虫を食べることができる構造にはなっていない融通性のない口だ。
図3. パラワンセンザンコウの下顎骨

2021年3月30日火曜日

引地川沿いの散歩  Walking along Hikichi river

昨日、花見を兼ねて引地川沿いを散歩した。花見の為だろう。いつもより多くの人たちが歩いている。年老いた夫婦連れ、若いカップル、乳母車を押している子連れ、ぼくのような一人歩き。皆、それぞれの花見を楽しんでいる。
図1. カラスノエンドウが咲いている
図2. このタンポポは?
道の真ん中に小さなカエルが車に轢かれていた。後足を持って土手の草叢に捨てた。何ガエルかちゃんと調べてから捨てれば良かった。可哀想なヤツは今年生まれてカエルになった個体だろう。しかし、どこで幼生のオタマジャクシ時期を過ごしたのだろう。引地川のこの辺りは周りが土手で流れが速い!田圃も無い!
図3. ありゃー、カエルが轢き殺されている
図4. 満開だ!

2021年3月28日日曜日

前顎骨は6個の別名がある   Premaxilla has six aliases

 前顎骨を鼻骨との関係を調べていて、前顎骨にはたくさんの別名があることが分かった。それらを並べてみる。

①切歯骨、②間顎骨、③顎間骨、④前上顎骨、⑤ゲーテ骨、そして⑥前顎骨がある。

①切歯骨(os incisivum ラテン語):これは切歯が萌出する骨の意だ。ヒトの解剖学用語ではこれが用いられている。

②間顎骨と③顎間骨、④前上顎骨:家畜解剖学で使用されている。

⑤ゲーテ骨:あの「若きウエルテルの悩み」を書いたゲーテが、ヒトの子供や乳児の骨を調べて動物との結びつきを解明したのでこの名がついたようだ。

実は、ぼくがどうして前顎骨と云う言葉を使い始めたのか、不思議になったのだ。と云うのも前顎骨をネット検索してもそのままでは出てこない。どうもぼくは後藤・大泰司編「歯の比較解剖学」医歯薬出版を読んでから使い始めたようだ。魚の解剖学では前顎骨を使っている。

尚、前顎骨は英語でpremaxillaであり、maxilla(上顎骨)の前(pre-)にあるということでpremaxillaになり、その和訳としてそれぞれの分野の研究者が④前上顎骨、⑥前顎骨を使い、ヒトの解剖学者が切歯がでる骨の意で①切歯骨を使い、左右の上顎骨の間にあるので②間顎骨や③顎間骨と云い、ゲーテが解明したことから⑤ゲーテ骨とも云うようになったようだ。まー、いくつかの別名があってもそれがどこの骨か判れば良い。何も〇〇専門家の言葉でなくても良いのだ。

図1. ニホンザルの頭骨♂
pm:前顎骨、m:上顎骨、n:鼻骨、l:涙骨、j:頬骨、f:前頭骨、s:側頭骨、p:頭頂骨、ma:下顎骨

2021年3月27日土曜日

もう、サクラが満開! Already Sakura in full bloom!

昨日、温かだったので、お昼頃にラン類を外に出して水をシャワーにように浴びせかけ、昼食をとってから連れ合いと引地川沿いを散歩する。もちろん、目的はサクラの開花を見る為だ。もう、ほとんど満開に近い!
湘南台引地川沿いのサクラ

今日は、これから専門学校だ。チャレンジキャンパスで高校生向けの授業を行なわなければならない。何を話すかまだ内容が決まらない。

2021年3月26日金曜日

多くの動物の前顎骨は鼻骨に接する Almost all mammal's premaxillae contact with nasals.  

 下肢の脛骨と腓骨の関係を調べていた筈なのに、CFさんから添付されたシカの後半部の頭骨から、頭骨の事が気になり調べ始めた。前顎骨と鼻骨との関係と云うか状態に興味が魅かれた。で、あらためて動物たちの頭骨を見直している。カモシカやキョンでは前顎骨が鼻骨に接しないが、イヌ、ネコやネズミやウサギ、サル、さらには手持ちのハイラックスや有袋類など殆んど全ての哺乳類では、前顎骨が鼻骨に接する。

ただ、非常に面白いのは齧歯目(図1)や兎形目(図2)では鼻骨の側面に接するのは前顎骨だけで、上から前顎骨が接し癒合する。この二つの目orderの動物たちの前顎骨は他の動物の骨(例えば鼻骨の幅や長さ)の割合に比べると大きい。口吻部分が前顎骨と鼻骨だけからできている。

図1. スワヒリ名Buku Cricetomys gambianus
齧歯目の頭骨の中で、ぼくがアフリカで食べたブクの頭骨は机の上に置いていつも触っているため、各骨の縫合部分が汚れてはっきり判る。          
図2. カイウサギOryctolagus cuniculus
この前顎骨が大きな原因は両目とも切歯が無根で伸び続けるため、上の切歯の根は上顎骨に接するところまで伸びている。このことは前顎骨が鼻骨側壁と全面的に接するのは、前顎骨から出る切歯が無根の切歯であることと関係するだろう。そう考えると無根の切歯を持つ霊長目アイアイDaubentonia madagascariensisや長鼻目ゾウElephantidaeなどの前顎骨も齧歯目や兎形のように鼻骨側壁に癒着するのだろう。っとすると北極海に生息するイッカクMonodon monocerosの前顎骨も同じだ!
無根の切歯が前顎骨を大きくしているのだ。

2021年3月25日木曜日

キョンの頭骨の写真を撮っていた  I had already taken a picture of skull of Reeves's muntjac

先日、キンシコウ調査でイヌが食べていたキョンの幼獣の頭骨をアップしたが、2005年11月にキンシコウを調査した時にホエジカ属のキョンMuntiacus reevesiの頭骨の写真を撮っていた(図1、2、3)。
キンシコウは秦嶺山脈の陜西省金絲猴自然保護区に入って調査・観察する。ベースキャンプにしていた玉皇廟村に入る前に周至県双廟子の保護区支所に立ち寄る。そこで撮ったものだ。拡大するとはっきりするが、前顎骨と鼻骨の間に上顎骨が割り込んでいて、前顎骨と鼻骨は接しない。涙骨が深く凹む。シカCervus nipponと同じように涙骨と上顎骨、鼻骨、前頭骨との間の骨が無い。
図1.キョンMuntiacus reevesiの頭蓋骨左側面から
図2.キョンの頭骨底面から
図3.キョンの頭骨上面から 
このところ頭骨や骨を眺める事が多くなった。山に行けなくなった代わりに骨を眺め回しているのだ。自分なりに一つの興味深い事を見つけると、ネズミでは?タヌキでは?ウサギでは?っと頭骨や骨を整理棚から取り出してはその不思議さを自分なりに説明できないか楽しんでいる。

2021年3月24日水曜日

春は苦みを盛れ! Let 's eat the bitter in spring!

 昨日は天気が良いがちょっと冷たい風が吹いていた。でも、非常に爽やかな感じなので、引地川沿いのサクラの状態を見にいった。まだ、3分咲きかな?っというものだった(図1)。しかし、何故か満開のサクラもあった。サクラの写真を撮っている人もいたが、多くはそぞろ歩きで春の雰囲気を楽しんでいた。 帰路、我家の近くの教会のカイドウが満開であった(図2)。

図1. 引地川沿いのサクラは3分咲き
土筆ツクシも薺ナズナ、野蒜ノビルもこのところ食べてない。蓬ヨモギを摘んで団子か餅に混ぜて食べてない。春は苦みを盛れ!と云うが知人から貰った蕗の薹フキノトウを食べただけだ。何だか野草・山菜から離れてしまっている。今夜は庭のユキノシタやタンポポの葉でも天婦羅にしよう。
図2. 教会のカイドウの花

2021年3月23日火曜日

シジュウカラの巣作りは1日に20分  The time of great tit's nesting is about 20 minutes a day

 シジュウカラのペアが巣箱に出入りしていたら、ヒヨドリがやってきて巣箱の前のミズキの枝にとまって動かない。そのため、シジュウカラが来られなくなったので、2度ヒヨドリを追い払った。そんな事もあったせいなのか、どうもシジュウカラの巣作りにかける時間が朝8時過ぎの少しの時間だけだ。これが普通の巣材運びなのだろうか?巣作りをしながら、互いにペア相手の様子を伺っているのだろうか?先日は、雨降りなので巣作りはお休みだ。雨のあたらない巣箱の中で過ごしたら良いと思うのはぼくらヒトの感覚なのだろう。

今朝、8時半頃にやはり2羽でやってきて巣材を運びいれた。それも2回だけだ。ぼくとしてはもっと熱心に巣作り専念してもらいと思っている。ここで少し幾つかのシジュウカラに対する疑問が出てきた。

3月23日8時15分、巣箱に入るシジュウカラ

シジュカラは一夫一妻である。しかし、この巣箱に産み落とされる卵はここに巣材を運んでいるペアの♀が産み落とすものだ。しかし、この卵にペア♂の遺伝子が受け継がれているよりも他の♂の遺伝子が受け継がれているようだ。「つまり、シジュウカラの一夫一妻のペアは見かけだけ(社会的単婚と云う)で、生まれてくるヒナは父親の遺伝子を受け継いでいない。」と云うことが知られている。っと云うことは、我家の巣箱に出入りするペアの♂と♀は、他の場所で他の異性と巣作りをしているかあるいは交尾をする異性を探しているのだ。それだから、我家の巣箱の巣材運びは1日の内の午前中の少しの時間だけなのかもしれない。
そうやって、浮気をした我家の巣箱に来るペアはどうやって落ち合うのだろう。まー、そう云った事は既に調べられているだろう。



2021年3月22日月曜日

オオバンの死骸  Dead body of a coot

昨日、葛西臨海公園に鳥見に行った先日卒業したばかりのSAさんからTeamsのチャットを通じて下の写真が送られてきた。オオバンがオオタカにやられたようだ。このオオバン頭部が無い。頸椎が剥き出しになっている。さらに胸に穴が開いていたようだ。鳥の行動については知らないが、オオタカはオオバンの頭部と胸から内臓を引き出して食べて満足したと云う事だろうか?バードウォチャーがいたので途中で逃げたと云う事かな?SAさんはさらにミサゴの狩りも見たようだ。しかし、オオバンの水掻きはカモ類の水掻きと違う。おもしろいものだ!
オオバンの死骸 葛西臨海公園で

2021年3月21日日曜日

カモシカとヤギの頭骨の違い  The skull differences between Japanese serow and goat

 シカとカモシカの頭骨の違いをアップしたが、違いの中で強く興味を魅かれたのが前顎骨と鼻骨、上顎骨との関係であった。それは、シカでは前顎骨が鼻骨と接するがカモシカでは前顎骨は鼻骨までは伸びず上顎骨が鼻骨との間に入る。我が国には移入種のキョンや家畜のヤギもいるので、取り敢えず頭の形が似ているヤギを調べてみた。カモシカとヤギはウシ科Bovidae、ヤギ亜科Caprinae、ヤギ族Capriniまで一緒であるが、カモシカはカモシカ属Capricornisであるが、ヤギはヤギ属Capraである。ヤギの頭骨は持ってないので、「哺乳類頭蓋の画像データベース」https://dept.dokkyomed.ac.jp/dep-m/macro/mammal/jp/mammal.html で見た。

ヤギは何とシカのように前顎骨が鼻骨に接している。さらに、ヤギではシカのように涙骨と上顎骨、鼻骨、前頭骨との間の骨が無い。しかし、涙骨は凹まない。シカやカモシカは涙骨部分が凹む。

図1.カモシカの頭骨
A:前顎骨、B:上顎骨、C:鼻骨、D:涙骨、E:前頭骨

図2.シカの頭骨

尚、シカ科の仲間でもホエジカ属(図3)、トナカイ属、マエガミジカ属は、カモシカのように前顎骨が鼻骨と接しない(「哺乳類頭蓋のデータベース」参照)。で、はっと気が付いて、キンシコウ調査で持ってきたジャコウジカ(ジャコウジカ科)の頭骨を見返した。

図3. キョンMuntiacus reevesi  黄:前顎骨 緑:上顎骨
この頭骨、陜西省の秦嶺山脈のキンシコウを調査していた時、ベースキャンプにしていた西安市周至県玉皇廟の農家のイヌがこの動物を食べていたので、すきを見てこの動物をイヌから引き離し、頭部を切り離してイヌに戻す。実は今までジャコウジカの仲間だと思っていたが、ネットでキョンの頭骨を見て自分が持ち帰ったものがキョン(ホエジカ属)の幼獣だと判明した。キョンも前顎骨が鼻骨に接しない。
この前顎骨と上顎骨、鼻骨の接し方は興味深いものがある。この問題はまた後ほど取り上げたい。

2021年3月20日土曜日

この白いサクラは? What is this white cherry blosoom?

昨日、連れ合いと引地川沿いを散歩した。何本かのサクラが咲いていた。多くは一枝に2,3個の花が咲いているだけだった。この満開の桜、花弁の色が白い、オオシマザクラかな?でも葉はまだ出ていない。オオシマザクラはソメイヨシノのよりも少し早く咲くのかな?このところ早咲きのサクラがいろいろあるが、それらは皆濃いピンク色だ。これは白っぽい。

 政府は新型コロナの緊急事態宣言を解除したが、諮問委員会の専門家たちは誰一人反対する者がいなかったようだ。あまりにも国民ではなく政府の方だけを見ている諮問委員会だと云う事が明らかになった。諮問委員会は所謂「御用学者」たちの集まりであることが明確になった。第一、感染症の専門家の尾身会長はどうして経済やオリンピックの事を考える必要があるのか?尾身氏は感染症の専門家であるならば、その立場から物申すべきである。

ぼくも、県レベルでサルの保護管理問題に関わったことがある。が、サルの専門家である者が、農政や林政、さらには県政まで口出しする。県政にとって都合の良い、県の役人が考えていることをサルの専門家の立場を利用して発言する。何故、野生動物のサルの保護管理の立場にならないのか?だれが野生動物のサルを守るのか、それはサルの専門家として出席している者しかいない。「御用学者」はどの世界にもいるということだ。もちろん、原発問題もしかりだ!