「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2019年7月26日金曜日

真夏直前の榛の木丸へ  To Mt.Hannokimaru just before midsummer!

昨日、車を魚止橋付近の空きスペースに置き、伝導から造林小屋に行き、造林小屋の前から小さな尾根に取りついて榛の木丸から早戸川に沿って走っている主尾根を目差した。帰路は、榛の木丸から1292ピークの北側を巻いて(途中、道迷いがあった)林道のヘアピンカーブまで下りてきた(図1)。
図1. 魚止橋付近から榛の木丸までのGPSの軌跡
(図や写真図はクリックすると大きな画像で見られます)
7:40 車を置いて歩きだす。晴れていて気持ちの良い朝である。魚止橋を渡ってすぐ、ショートカットして斜面をのぼり林道に出る。
8:10 伝導に着く。梅雨が明けたかのような晴天で、眩しいくらいだ。暑くなりそう。
8:10 伝導着
伝導から、橋を渡ってすぐ尾根に取りつく。なんと、このショートカットのルートが多くの人たちが使うようでしっかりした道になっている。
8:15 アナグマ糞が、橋を渡って登ろうとしたところにあった。
8:15 アナグマ糞1
立ち木を掴んだり、木の根を掴んだりして登る。このような登りは全身を使うので楽しい。間もなく、なだらかな尾根になり、登山道となる。
道を登り詰めてからは、造林小屋までは足音を立てないように静かに下る。それは、以前、小屋の前でアナグマ家族が戯れていたからだ!
8:37 造林小屋着
造林小屋はかなり荒れ果ててしまっている。以前、鬼ヶ岩ノ頭の帰路雨にやられ疲れ果てて小屋で1時間位寝させてもらったことがある。小屋前の小沢を渡ってすぐ斜面に取りつく。雷平方面から外れる。
8:54 斜面を登っていくと小尾根になり、休憩だ。切り株に腰掛けてスポーツドリンクを一口飲み、水を二口飲む。ほぼこの1:2の割合だ。スポーツドリンクは甘くて嫌だ!
8:54 木漏れ日が射し、気持ちが良い。が、風が無く蒸し暑い
この尾根をただひたすら登るだけだ。宮ヶ瀬・東丹沢トレイルランに使われたので道がはっきりしている。ところどころにトレイルランの痕も残されている。トレイルランではこれを登って榛の木丸・登山道に出てそれから大平分岐・奥野林道・宮ヶ瀬まで走るのだ。膝が痛くなりそうだ!
9:35 榛の木丸からの主尾根に着く。この辺から陽が時々しか射さなくなる。今回は、靴下を履く前に十分に飽和食塩水を噴霧し、ズボンの裾にも噴霧してスパッツを着けているので、ヒルには大丈夫だ。だが、首とか手に、帰宅後シャワーを浴びたら脇の下にもヒルがついていた。
9:35 主尾根に着く
ただ、もくもくとゆっくりと足を運んでいると、以前使った別ルートのところにやってきた。この道を下っていくと伝導までジグザグな道だ。
9:52 丸太の右下の道をジグザグに下る
10:10 痛々しいモミの大木に到着だ
10:10 一度伐採仕掛けられたモミ
10:25 シカ柵を潜る
10:25 シカ柵、赤・黄のテープはトレイルラン時のもの
10:48 案の定、少しガスってきたので、蛭ヶ岳は雲に覆われている。この辺りから、ときどき雨粒がパラパラと落ちる。しかし、予報は曇りだし、雨は夕方以降だ!
スマホのジオグラフィカで位置を確かめる。榛の木丸まであと300mだ!このジオグラフィカ、素晴らしい!
10:48 残念、蛭ヶ岳が見えない
10:56 アナグマの巣穴だ!
11:06 アナグマの巣穴を見つけてから、気持ちは駆け上るようにして尾根上に出て、真っ直ぐ榛の木丸ピークまで行き、記念撮影の自撮りだ!
11:06 榛の木丸で
ここでもジオグラフィカを見、地図とコンパスを出し行く方向を確かめる。それでも1292ピークを巻いたところで道を間違った!ジオグラフィカでもその誤りが判る!凄い!すぐ、引き返すが10分のロスである。雨が本格的になり出す。雨具は着ないで、ザックカバーだけをつける。雨粒が暑くなった顔に気持ちが良い。
11:53 神奈川県の水源保養林?の赤い頭の杭がある尾根をどんどん下りる。が、膝が痛くなってきた。二日前に日向山に登ったせいか!
11:53 下に、赤い頭の白い杭が見える
12:10 タヌキ糞だ!ん?アナグマ糞? まー、水洗いするとすぐ判るだろう。糞中が蠢いている。
12:10 タヌキ糞?
 12:12 タヌキ糞?から1メートルも離れていない上にアナグマ糞だ。アナグマが正しいウンチの仕方をしている。糞中もいる。有り難いことに雨も止んだ!
12:12 アナグマ糞2
12:23 979mとテープが巻かれた木のところにやってくる。その場で撮った写真のGPSのポイントでは1mのズレがあるだけだ。
12:23 979mのポイント
13:03 もうすぐヘアピンカーブの杉林に入ってハルゼミがぼくにぶつかって落ちる。
13:03 ♂のハルゼミ
13:21 ヘアピンカーブのところに転がるようにして下りる。
13:21 ヘアピンカーブ着
林道に下りたってから、首や腕に着いているヒルを取り落とす。3匹もついていた。車に乗る前に再点検するとズボンに2匹が着いていた。
車で早戸川林道を下って水場のところに来たので、顔と手を洗い水を飲む。すると、車を停めていた人が話しかけてくる。榛の木丸まで登ったことを話すと、自分も山を登りたいが、どうやって道がないところを歩くのか?っと訊いてくるので、地図とコンパス、スマホのジオクラフィカのことを話す。
帰宅して、すぐ缶ビールを飲みながらシャワーだ!あー、最高だ!そして、また、ビールを飲みながらコンビニで買って山に持って行ったが、食べなかったオニギリとサンドイッチを食べて、昼寝だ!

梅雨時のテンの食べ物は? What kinds of foods does marten eat in rainy season?

24日に広沢寺温泉から日向山・大釜弁財天・二の足林道と歩いて、見つけたテン糞は2個であった。
テン糞1はこれから見城山へ登る手前のなだらかな尾根道で、テン糞2は二の足林道に出てまもなくであった(図1)。
図1.歩いたルートとテン糞1①とテン糞2②の位置

7:58  テン糞1
内容物:サルナシ果皮・果肉・種子、カマドウマ肢・外皮・触覚、砂泥
サルナシ果皮・果肉が4個分あったが、種子の数は非常に少なかった。大釜弁財天付近で拾ってきたサルナシの果実を縦半分に切った(図2)。種子の大半は未熟で白色であり、黒褐色になっているものは1個もなかった。2、3個だけ茶色の状態だ。
となると、未熟の種子はテンに消化されてしまうと云うことだ!
図2. サルナシの果実を縦半分に切って種子の状態を見る

10:08 テン糞2
内容物:ケラ肢・外皮・口器、甲虫外骨格・肢、ムカデ外皮・肢
テン糞2では、全て昆虫やムカデなどの節足動物の肢や外骨格であった。

梅雨時のテンの食べ物は節足動物が主であり、まだ未熟なサルナシの実を食べはじめる時季でもあった。

2019年7月24日水曜日

テングタケ科のキノコ3種 Three species of mushrooms/ Amanitaceae

昨日の山歩きで、テングタケ科のキノコが3種類あった。
タマゴタケだけは食べるために持ち帰った。
テングタケ科のキノコは袋状の深い壺があるので、科は分かりやすい。しかし、タマゴタケを除いた他の2種類のキノコは傘や茎の色合わせをしても確実には同定できなかった。キノコ図鑑5冊を見てもそうなのだ!
キノコは図鑑の記載を読み、絵合わせをしても同定ができない。
タマゴタケ
鶏卵状の深い壺から生まれる

ツルタケorコテングタケモドキ?

ドクツルタケorシロタマゴテングタケ?
採ってきたタマゴタケは夕食時に連れ合いが麻婆豆腐を作ったので、肉と唐辛子、ニンニクと一緒に炒めてもらった。娘はこれ何?っと云いながら食べていた。唐辛子やニンニクの味に負けてしまい、タマゴタケの旨味がまったく判らなかったのは残念だ!

日向山まで!  Till Mt.Hinata!

今朝、広沢寺温泉の無料駐車場から日向山まで歩いて来た。
歩いた距離はわずか5キロだったが、3時間ちっと掛かった。
始めは、日向山から梅ノ木尾根を通って大沢分岐・山神隧道・二の足林道と歩くつもりだったが、見城山辺りから、雨がポツポツ落ちてきて、日向山では土砂降りとなり、大釜弁財天の方に下りて戻ってきた。
往きは2時間、帰りは1時間だった。
歩いた軌跡
見城山への途中の尾根上の道にモミの葉がたくさん落ちていた。
こんな事をするのはモモンガ?ムササビ?それともリス?
7:53 モミの葉がたくさん落下している
7:58 やったね!テン糞だ!
日向山で休んでいると雨足が本格的になり始めた。傘は車に置いてきた。雨具は持っているが、、、ザックをカバーで覆い、地図を見て、スマホのジオグラフィカを見る。大釜弁財天の方に戻ることにする。
9:12 日向山山頂の祠
大釜弁財天を過ぎて、歩いていると道路上に幾つかのサルナシの実が落ちているところが2ヶ所にあった。
もう後は熟すのを待つだけの大きさである。
サルは早生食いなので、サルの仕業かも知れない。それとも早くも、テンやハクビシンが食べ始めた?
10:00 もう十分大きなサルナシ
二の足林道に出て間もなく、また、テン糞だ!
糞を見つけられると嬉しくなった。どうしてだ?
10:08 テン糞だ!

2019年7月23日火曜日

リクガメの世話をするIshさん!  Ich san who care for testudo/turtle!

今日は、高校生向けのチャレンジキャンパスで専門学校へ行った。
残念ながら、ぼくの担当の野生動物専攻希望の学生は一人もいなかった。学校からの帰り、大きなリクガメの世話をしている女子がいた。
ぼくが授業で教えている動物飼育専攻の2年生のIchさんだった。
声を掛け、スマホで写真を撮ろうとしたが、上手くシャターが下りない。すると、彼女がこうやると教えてくれる。
それで、彼女とリクガメを撮る。
学校の前でカメを散歩させているIchさん
授業で教室の机に向かって椅子に座っている彼女なんかとは比べ物にならないくらい溌溂としている。
本来なら、動物を前にしながら座学もすべきなんだ。
ぼくが見せてあげられる動物は、スライドか、骨しかない。
これからは頭骨でも毎回持っていくかな?

2019年7月21日日曜日

子どもが自然に接しやすいように! Make it easy for children to contact the nature in river and mountain!

昨日は、横浜市との間を流れる境川沿いの遊水地公園まで散歩した。
遊水地には何本ものガマの穂が出ている。
遊水地を囲うようにビオトープが作られ、野球場、サッカー場、テニスコートが作られている。
若い母親が小さな網を持ち小さな男と子と二人で、何かをすくっていた。二人が持っている網は水槽の金魚やメダカをすくうような小さなものだ。あれでは、無理だ!メダカやモツゴをすくい取ることさえ難しい。
きっと、このお母さんは子どもの頃、兄弟か男友達が近所の小川などで小魚すくいをやっているのを見ていたのだろう。
ビオトープの周りは柵が張り巡らされていて、入れないようになっている。しかし、深さは3、40センチだ。
大人がついていれば子どもでも水の中に入れることを認めたら良いのにっと思ってしまう。それは左側のガマの穂が出ている遊水地もそうだ。
この遊水地が完成する前は左側の水場でモツゴをたくさん釣ったが、10匹だけ持ち帰り、我家の水槽で飼ったことがあった。
画面の左はガマの穂がある遊水地、右の池で母子が網で何かを梳くっていた。
今では、ガマの穂がある遊水地(池)は進入禁止となっている。
行政や関係各官庁は、事故などを防ぐための策として進入(立入り)禁止にしていることは理解できる。
しかし、山や川や海などは誰もが自由に入れる場にして欲しい。
そうしなければ子どもの時に身に着く筈の自然の場の危険な状況の把握が大人になっても身に着かないことになってしまう。
さらに、子どもの頃培われる自然への興味や接し方への芽が摘み採られてしまって、自然への関わり方が歪んだ形になる。

2019年7月19日金曜日

これは何の花だ?  Wthat kinds of flowers are these?

17日に伊勢沢林道をゲートから音見沢橋まで歩いた。
林道上の数か所に小さな黄色い花がまとまって落ちている。
2ヶ所目のところで何の花だろうと興味をもった。
道路上を一面に埋めている小さく黄色の花
1個を拾って見た。ん?どこかで見たような花だ。上を見上げたが、どの木の花なのか分からない。
道路に落ちている花
これだけ見ても何の花か分からない。
歩いていて、林道の沢側にあるアカメガシワの花を見た。これだ!
アカメガシワの花が落ちていたんだ! 
一つだけ残ったアガメガシワの花!

2019年7月17日水曜日

 ぼくはバカだ!  I am stupid!

15日は二の足林道、昨日17日は伊勢沢林道を歩いて、気が付いた。
何とぼくはアホだ!バカだ!と云うことが今さらながら分かったのだ。
15日の二の足林道歩きで、テン糞などを見つけられなかったのは雨で流されてしまった?っと思ったのだ。
霧雨状の雨が降っている。
水沢橋から伊勢沢林道を音見沢橋まで歩くと、少なくとも2、3個
以上、多ければ10個を超えるテン糞を見つけられる。そのため、このルートではなるべく新しい糞を選んで拾ってくるのだ。
今回も6月14日以来の伊勢沢林道歩きなので、期待して歩いた。
伊勢沢林道唯一の水場
水場のところに来ても1個もテン糞を見つけられない。
この水場付近では必ずと云って良いほどテン糞があるのだが、、、。
タマアジサイが咲き始めていた。
雨が上がるが、、、。
木の葉が生い茂り暗い林道。
音見沢橋まで来ても1個もテン糞が見つからない。糞目(糞を探す目つき)になっているにも関わらずだ!ダメだ!
戻りながら、何故、テン糞が見つからないのか考えながら歩いた。
雨降りだと、チョウはもちろんのこと、小鳥もあまり飛び回らない。晴れの日なら、日差しを受けてチョウやトンボが舞い、トカゲやヘビが日なたぼっこをしているし、小鳥たちが鳴きながら飛び回っている。
しかし、雨の日の動物たちは雨を避けてじっと葉裏や岩陰や穴に潜んでいるんだ!
ぼくのように傘を差して歩き回る動物たちはいないのだ。
こんな事に今頃になってはっきり認識するなんて、ぼくはバカだ!

それにしても、動物たちはじっと潜んで雨が止み、晴れるのを待っているんだ。長雨が続いてどんなに腹が空いたことだろうか?

ヤマユリが咲いていた! Gold-banded lily has bloomed!

今朝、伊勢沢林道を歩いてきた。
目的はもちろん糞探しだ!結果はゼロ個だった。
ヤマユリLilium auratumが一つだけ咲いていた。来た甲斐があった!
他は、まだ蕾だった。
このヤマユリから真っ白なカサブランカを含む多くの園芸品種のユリがヨーロッパで作り出された。
ヤマユリとのハイブリッドのユリはどれもヤマユリのように匂いが濃い。

歩き始めはまだ小雨が降っていたが、帰路は雨が上がり、空は明るくなり気温が上がってきた。

2019年7月16日火曜日

夏はまだ!  Summer season has not yet come!

かなり梅雨が長引き、寒い感じさえする。庭のデンドロも長雨に当たり過ぎるので、雨の当たらない軒下に戻した。
連れ合いの友達が持ってきてくれた鉢植えのミニトマトの二株も、陽が当たらないので何だか元気がない。
農家も日照不足で農作物に影響が出てくることだろう。

昨日は、傘を差しながら二の足林道を歩いた。駐車場から歩いて山神隧道まで2ヶ所でテン糞を拾えるのだが、雨で流れてしまったのか今回は全く見つけられなかった。
ヤマユリが雨に打たれて垂れ下がる。
オカトラノオ
今回初めて気が付いた。花は花穂の先へ先へと移動して咲いていき、根本の方の先に咲いた花は花弁を落としもう種子(果実)をつけている。

動物たちの好物のケンポナシが果実をつけている。が、まだ果柄部は膨らんでいない。このケンポナシは木についている時はテンに食べられ、台風などにあって木から落ちた果実+果柄部はタヌキやアナグマに食べられる。ツキノワグマも食べるだろうが、よほどの大木にたくさんなっていないとクマにとっては効率が悪い。

クマと云えば、帰路クマ避けの鈴のカウベルをカランコロンと鳴らしながら登ってくる地元の女性に出逢った。「クマにご注意ください」と書かれた看板の横を通り過ぎて行った。