「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2018年3月16日金曜日

住めば都! There is no place like home!

3月16日の午後に釧路から帰ってきた。
釧路を10時25分発のJALで発ち、12時15分には羽田に着いた。
羽田は小雨だったが、羽田のレストランでお昼を食べ帰宅した。
庭のプランターには草イチゴの花が咲いていた。
これはもちろん山から拾ってきたテン糞に入っていたものだ。
 さらに、コアラセイトウ(ショカツサイ)の花も咲いていた。
ぼくの生まれ故郷の釧路とは全く別世界だ。釧路では日中でもストーブの火を切らさなかったが、ここでは暖房無しでも平気だ。
寒いところで生活している釧路の人たちが気の毒にさえ思えてくる。
しかし、ぼくが初めて東京(関東)で蒸し暑い夏を過ごした時は、「東京は人の住む処ではない」、「東京に住む人たちは気の毒だ!」とさえ思ったのだ。

2018年3月13日火曜日

まだ早かった! It was still early!

昨日、釧路にやってきた。
  • 街中は雪が無いので、今年は温かいのか??
  • それならもう、フクジュソウが出ているかもしれないと思い。
  • 今朝、9時過ぎに塘路湖に向かった。郊外の道路も雪がない。
  • しかし、日陰には雪が残っている。
  • 60キロから100キロくらいのスピードで約3,40分走ってサルルン展望台
  • の駐車場についた。
  • 雪は無いが谷地の水は凍っている。
  • 凍っている谷地

  • 駐車場からの登り口は通行止めになっている。以前は立派な木の階段が作られていたが、木が腐ってしまったのだ。 階段が無くてもまったく問題なく登ることができる。どうして、通行止めにしたままなのか疑問に思ってしまう。
  • 右の踏み分け道を登る

道標がある
サルルン展望台まで530メートル、サルボ展望台まで240メートルだ。
まず、サルルン展望台へ向かう。
この尾根道沿いにはフクジュソウがたくさん咲くのだ。
しかし、フクジュソウの花芽も見当たらない。
地面は凍っている。ごごになると溶けるのだろう。

シカの蹄の跡がたくさんある!
エゾジカの足跡

南の日当たり斜面にはシカ道が走っている。
シカ道だ!

雪が無く、枯れたササの葉で斜面は覆われている。
日向の斜面には雪がない。

しかし、尾根の北側の斜面は
雪で覆われた北側斜面

サルルン展望台からさらに尾根を歩き、サルボ展望台を目指す。
凍った湖から盛んにタンチョウヅルの声が響いている。
シカの警戒音を3度聞くが、シカの姿を見つけることができない。 
サルボ展望台で、バックは塘路湖。

灰色の曇り空だ!
ぼくの釧路の冬の空のイメージそのものだ!
塘路湖は凍っている部分と融けている部分がある。
右下には釧網線の単線が走り、平行して網走・釧路を結ぶ道路が走っている。

サルボ展望台から国道に下っていると、シカの食痕だ!

っと!タンチョウだ!2羽いる。



フクジュソウはまだだったが、タンチョウヅルのペアーを見られたので、マー良しとしよう。

2018年3月10日土曜日

クサボケとコブシの花が咲きだした Maule's quince and Kobushi magunolia have begun to bloom.

このところ雨などで歩いてないので、午後から散歩に行ってきた。
小田急線江の島行きの線路の土手に毎年咲く赤いクサボケの花を見つけた。
線路沿いには柵があるので近寄れない。オートではどうしてもピンが合わせられない。
こちらに向かって蕾もある。それが咲いたらピンがあった花を撮れるかな?
クサボケChaenomeles japonicaが咲いている。オートなのでピンが合ってない。

日大の資源生物学部の農場脇にコブシの木がある。
数輪咲いていた。まだ、まだ殆どが蕾だ!
以前は、コブシの大木が道路沿いや地元の農家の庭にもあり、まるで真っ白の小鳥がたくさん止まっているような光景があったのだが、、、、、、。 
コブシMagnolia kobushiも咲きだしていた。

2018年3月7日水曜日

仏果山のテン糞の内容物  The contents of Marten's feces in Mt.Bukka

歓送登山の3日は、ハイカーが多く、高取山でも仏果山でも多くの人たちがお昼を食べていいた。人が多かったせいで、動物糞は踏みつぶされたようで、2個のテン糞を拾っただけであった。。2個とも仏果山山頂付近(下図)であった。
これらは、人が足を下ろせない場所で見つかった。
同じくらいの太さの糞で距離も近いので同じ個体の糞かな?
テン糞①と②を見つけた場所
12:29 テン糞①
サルナシ種子4個、植物質砕片、ムカデ4センチ、砂泥

12:39 テン糞②
キブシ種子3個、サルナシ種子1個、カマドウマ脚産卵管、ヒミズ亜科毛骨片爪、砂泥

今回、見つけた糞にはほんの数個のサルナシの種子やキブシの種子が見つかり、砂泥も混じっていた。枯れ葉が積もっているような場所でアナグマのように果実を探したと思われる。それとも、ムカデやカマドウマを探しながら果実も見つけたということかもしれない。テン糞②にはの小哺乳類の毛玉や椎骨や骨片、爪が含まれていた。非常に小さい腰椎や胸椎、爪でヒミズ亜科とした。

もう、3月に入った。3日に高取山・仏果山を歩いた時には、まだ北斜面に残雪があった。その雪も昨日の雨で融けたであろう。今日からまた寒くなるが、温かい日と寒い日が繰り返されて春になっていく。

2018年3月6日火曜日

沈丁花の匂いはスズランと同じ The fragrance of Winter Daphne is the same as Lily of the valley.

昨日は凄い風だった。
外に出たのは間違って配達された郵便物をお隣さんのポストに投函しに行っただけだ。
それでも、傘が裏返り骨が一本折れてしまった。
今朝、庭を見たら梅の花はほとんど落ちていて、白い沈丁花が咲いていた。
まだ、ピンクの沈丁花が健在なので、切って今度は我が部屋に置いた。
今、突然気が付いた。この匂いはぼくが子供の頃嗅いだスズランの匂いと同じだ!

先日の働き方改革のいい加減さ、また、浮かび出てきた財務省書き換え問題、
どうも、安倍内閣はこれからの社会を担う国民をないがしろにしているとしか思えない。
また、トランプ米大統領の関税の一方的な引き上げ、習近平中国国家主席の任期撤廃と云い、もう、これからの世界はどうなるの?っと思わざるをえない。
地震、火山爆発、津波などの自然災害は耐えて乗り切り、頑張るしかない。
しかし、政治はぼくらと同じ人間が扱っていることだ。ぼくらの知をつくしていくらでもより良い方向へもっていける。

2018年3月5日月曜日

タラの切り身からハリガネムシ  The hairworm from the cod's fillet.

昨夕、台所で連れ合いと娘が騒いでいる。
スーパーで買ってきたタラの切り身に小麦粉をまぶそうとしたら、下の写真の寄生虫が出てきて、しかも動くので、騒いでいたのだ。
魔法瓶の熱湯を注いだが死なずに動き、で、マッチの火を近づけて焼いたようだ。
それでも、生きているので、ぼくの出番となった。
何だ!ハリガネムシだ!
海水魚のタラから出てきたのは珍しい。
ハリガネムシは水中で交尾し、産卵する動物だ。淡水魚ならその胃腸からハリガネムシが出てくることがあるが、海水魚の切り身から生きたハリガネムシが出てきたので、驚いている。
ハリガネムシは4、50センチもあるやつも見たことがある。
水溜まりで、カマキリやカマドウマの尻からハリガネムシが出てくるのを見たことがあるが、気味悪いものであった。

このカマキリやカマドウマのような陸生昆虫に寄生すると、ハリガネムシは宿主たちの行動を操って水辺へと移動させ最後には水に宿主たちが飛び込むとハリガネムシたちは宿主から出て、水生生活をしながら交尾相手を見つけるようだ。
卵か幼生が水生昆虫に食べられ、その水生昆虫が水から飛び出てカマキリやカマドウマに食べられるとそこで成虫になるようだ。
寄生虫の生活史は非常に複雑だ。
しかし、どうしてタラの切り身からハリガネムシが出てきたのか?不思議!

2018年3月4日日曜日

お別れ登山 Farewell climbing!

専門学校の野生動物専攻の担任のY.Nさんと元担任のR.Nさんの二人と丹沢実習のアシスタントをしてくれていた神奈川県パークレンジャーのY.Mさんが3月一杯で仕事を辞めることになったので、お別れ登山を企画した。考えあぐねた結果、仏果山に登り、帰りに歓送会を行うことにした。
仏果山登山口で
 嬉しいことに6名もの卒業生が参加してくれた。
高取山で
 何人もの人たちが花粉症で、くしゃみを連発したり、鼻水がたくさん出てくるため鼻をかんだりの山歩きであった。
高取山・仏果山の山頂にも多くの人たちが休んだり、お弁当を広げていたり、ガスストーブでお湯を沸かしていたり、、、、、。
天気が良く、休んでも寒くはなく絶好の山歩きであった。人が多いせいか見つけたテン糞は2個だけ。帰りのバスの中から山腹にいるカモシカを見ることができた。
仏果山の展望台で

2018年3月2日金曜日

テン、イタチ、タヌキの糞内容物 The feces contents of Marten, Weasel, & Racoon dog.

2月24日にT.Maruさんと広沢寺温泉から不動尻・唐沢峠ー三峰稜線まで登った。この往復で見つけ拾ってきたテン、タヌキ、イタチ糞の内容物をアップする。イタチ糞は久しぶりだ。ぼくはほとんどが尾根歩きで、沢沿いを歩くことが少ないのでイタチ糞にはぶち当たらない。拾ってきた7個の糞の内、5個にマメガキが食べられており、6個にサルナシが食べられていた。その内、マメガキもサルナシも食べているのが4個であった。マメガキだけ、サルナシだけというのはそれぞれ1個と2個であった。
しかし、キブシの種子はタヌキからしか出てこなかった。

糞位置図を見ると、テン糞②~⑤は500メートルの範囲にあり、同一個体のものかもしれない。
糞位置図 テン糞:①~⑤、イタチ糞:、タヌキ糞:

7:10 テン糞①
マメガキ種子果肉果皮

7:52 テン糞②
サルナシ種子果肉果皮

7:55 テン糞③
マメガキ種子果肉果皮、サルナシ種子果肉果皮

7:57 イタチ糞
サルナシ種子果肉果皮、カマドウマ脚外皮、砂

8:01 テン糞④
マメガキ種子、サルナシ種子果肉果皮、羽毛骨片、甲虫外骨格、ムカデ3センチ
テン糞④と⑤は確実に同一個体のものだろう。内容物が③のムカデを除いて他4種類は同じだ。糞をした日も同じであろう。
林床に落ちているマメガキやサルナシの干乾びた果実を食べ、鳥を捕まえて食べ、さらには枯れ木の樹皮を剥がして隠れている昆虫やムカデを食べたのだ。
8:05 テン糞⑤
サルナシ種子果肉果皮、マメガキ種子果肉果皮、羽毛、昆虫脚

10:55 タヌキ糞
サルナシ種子果肉果皮、キブシ種子、マメガキ種子果肉果皮(果柄付きマメガキ果実1個そのままも)、シカ毛骨片、直翅目産卵管、土砂
この糞は雪に埋もれていた糞だ。コインの右のシカ毛の塊となっている糞は毛以外の物が洗い落とされている。

食肉目の動物たちが何を食べているかが知りたくてこれまで糞を拾ってきた。果実は種子などで判るが、動物質の内容物は昆虫、ムカデ、鳥、哺乳類となり、曖昧なものとなる。
さらに、テンは食べたら何時間後に排泄するのか、食べたものによって消化のために腸内に留まっている時間に差があるのか、1日に何度排泄するのか、判らない事が山のようにある。文献を調べて判るものならそうしたいものだ。どなたか教えて下さい。

また、テンたちの食べ物で不思議に思うものがある。それはムカデとカマドウマだ。ムカデは体液だけ吸収されて外皮だけになって出てくることが多いし、カマドウマはあの淡い茶系の中に黒っぽい模様の脚が出てる来る。これら、ムカデやカマドウマの同定は間違っていないと思う。また、直翅目産卵管もカマドウマのモノと思われる。
しかし、丹沢の山中には、そんなに多くのムカデやカマドウマの多いのか?それとも、テンはムカデやカマドウマが好物なので、探して食べているのか? わからない!これも教えてもらいたい。

さらに、不思議な事は、果実を食べて排泄される糞にはほとんど消化されてないような状態で糞となって出てきている。これをどう考えたら良いのだろう?

2018年3月1日木曜日

今日は春本番のような陽気! Today was the warm temperature like the real spring!

今日は、昼食後、余りにも温かく天気が良いので散歩に出た。
もちろん、ジャンパー無し、セーター無しで大丈夫だ。
Tシャツで歩いている若者もいた。
こちらはヒートテックの長袖シャツにズボン下の股引まではいっている。
歩き始めて、一旦家に戻って着替えてから出直そうと思ったくらいだ。
春本番のような陽気だ!
今、午後6時で部屋の中、セーターは着なくても良いし、もちろん暖房のスイッチも入れてない。このくらいの気温だと楽だなぁー!
境川の左岸の横浜市側の畑のホトケノザ
ホトケノザ

2018年2月28日水曜日

キツネの減少の原因はシカの増加が一つの要因? One factor why the number of Foxes are few is based on the increase of Sika Deer?

ぼくは、この場で丹沢山麓に生息する食肉の動物たちの糞内容についてアップしたり、先日のように動物たちの足跡をアップしたりしている。この数年不思議に思っていることがある。以前は、キツネを見たこともあったし、死体を拾ったこともあった。しかし、この頃は、糞や足跡は全く見つけたことがない。
同じようにノウサギを見なくなった。糞や足跡も以前のように見られる訳ではなくなった。今回、ノウサギの糞を1個見つけた(下の写真1)。
あまりにも久しぶりの丹沢でのノウサギの糞なので感激して同行していたT.Maruさんにいろいと思う事を話しかけていた。
写真1.雪の融けた日当たりの稜線にあったノウサギの糞
写真1でも判るように、雪が融けた日当たりの斜面なのに下草がない。たとえ厳冬期であっても4、50年前ならササなどの下草で覆われていたことだろう。しかし、現在の丹沢山塊は木は生えているが、下草がほとんど無く、禿山のような場所が多い。
下草が少なくなったので、下草に隠れたり下草を食べたりしているノウサギやネズミたちが猛禽に食べられやすくなり、また、エサがないので数を減らしている。その結果、ノウサギやネズミを食べていたキツネが食糧不足により数を減らしているのだ。

このキツネの個体数減少の最大要因はノウサギやネズミなどのエサ不足、ノウサギやネズミの個体数減少は下草がなくなったことだ。
この下草の減少の一つと考えられているのがシカ個体数の増加である。確かに、増えたシカたちが下草を食べることも大きな問題だ。しかし、毎年、1回、雷平から蛭ヶ岳・丹沢山までの登山道、あるいは雷滝から蛭ヶ岳に登っている。このルートは何故か下草がしっかり生えていて花も多い。シカがいない訳ではないのに!
丹沢山塊の下草が無いのは、シカの個体数増加による食害も大きな要因であるだろう。しかし、雷平から丹沢・蛭ヶ岳登山道までの途中にはお花畑のような草原になっている所もある。そして、下草が無く禿山になっている場所には、シカが食べないトリカブトやオオバイノモトソウ、レモンエゴマ蔓延っているところもある。しかし、そのような植物が育たない高地では禿山となっている。

丹沢を歩いて思うことは、禿山は確かに、シカの食害もあるだろう。しかし、それだけではなく大気汚染による影響も大きいのではないかと考える。故郷の釧路地方は市内地でもシカが見られるくらいエゾジカの個体数が増加している。故郷の山林を散策してもシカを見る事は多く、足跡も糞も多く見かける。しかし、禿山となっている所を見たことがない。道東地方は人口も車も工場も、関東地方に比べ物にならないくらい少ない。が、シカの数は道東地方の方が個体数密度が高いのではないかと疑うくらいだ。しかし、禿山化している場所はない!

2018年2月27日火曜日

河津桜 The Kawazu Zakura

昨夜から、専門学校の新年度用の授業シラバスや授業進行計画書に取りかかっている。
天気も良いので気分晴らしに引地川沿いに植えられている河津桜を見に行った。秋用の薄いジャンバーでも汗ばむような陽気だ!
やった!咲いている。しかも見頃だ!
 この付近には5、6本の河津桜の木が植えられているが、まだ、数輪しか咲いていないものもある。植えられて場所の状態は皆同じようだが、恐らく風当たりによる微妙な気温差があるのだろう。
 ソメイヨシノと比べるとゴテゴテに化粧した年増の女性の感じがするが、どうだろうか?

2018年2月26日月曜日

赤い沈丁花が咲きだした! Winter Daphne has begun to bloom.

先週辺りから、庭の赤い?ジンチョウゲの花が咲き始めている。
良い匂いがするので、3本切り取ってワイングラスに挿して居間のテーブルの上に置いた。
ウメの花は散りだしている。引地川沿いに植えられている河津桜はもう咲いているだろう。
明日にでも見に行ってこよう。


2018年2月25日日曜日

新雪上の動物たちの足跡 Foot prints or tracks of four kinds of animals on the fresh snow.

昨日、T.Maruさんと唐沢峠・三峰の稜線上を歩いていて、写真の順にアナグマ、リス、テン、タヌキの足跡を写真に撮った。他に、カモシカの足跡もあった。
アナグマ:強大な爪をもつので、その爪が雪を突き刺す。

アナグマ


リス:これは上部が後ろ足で、下部が前足でぴょんぴょん飛び跳ねた跡

リス 
リスのこのピョンピョン跳ね回った足跡が無数にあった。T.Maruさんが「今がリスたちの繁殖季だ!」言った。だから、リスがメスの後をオスが追い、さらに第三のオスが絡み合っている。
リス:しっかり爪痕まで残っているのがあった。

この稜線にはテン糞も多いので、テンの足跡もたくさん見られた。
テン

テン:同じイタチ科でもアナグマのような爪痕はつかず、小さい。

この稜線上にはタヌキのトイレ(タメ糞場)もあるので、タヌキのウメの花が咲いたような足跡が見られた。
タヌキ:タヌキの独特な梅の花が咲いたような肉球の跡

2018年2月24日土曜日

土曜日の山歩き  Mountain walking in Saturday.

今日は、T.Maruさんと広沢寺温泉から不動尻、三峰・唐沢峠の稜線、三峰・不動尻登山道と歩いてきた。稜線は昨夜の新雪の上に、テン、タヌキ、アナグマ、カモシカ、リスの足跡がたくさんあり、今日行って良かったという思いで帰ってきた。さらに、1個であるが、ノウサギやイタチの糞を久しぶりに見つけた。

今日も、登山道を行かないで山仕事の広い道を最初からあるく。前回もアップしたが、この辺りはミツマタの畑のようであり、煤ケ谷か広沢寺付近の人たちがかっては和紙を漉いていたのではないかと思うくらいだ。
黄色の花が開いていたのもあった。

もう、見渡す限りミツマタである。

標高750メートルを過ぎる頃から、登山道は雪道になり、800メートルを過ぎるとアイスバーン状態となったが、一歩一歩登る。二人の登山者に追い抜かれる。
稜線上には動物たちの足跡がたくさんあり、嬉しくなって写真を撮る。
ここで、アイゼンを着ける。
三峰方面に稜線を北上していく、特にアイゼンを着けなくても良かったかな?っと思うほど南西に向いている稜線上の雪は融けて無くなっていたり、腐ったような柔らかい雪になっている。今日は風もほとんど無く、温かい。
蛭ヶ岳が見える。向こうを歩くにはアイゼン無しではダメだろう。

この稜線を歩いていて、二人の単独行に出合った。二人ともアイゼンを着けていない。三峰・不動尻の登山道に出たので、アイゼンを外していると三峰から下りてきた単独行の人に向こうはアイゼンが必要ですか?っと訊かれる。雪のない登山道をどんどん下る。登山口に着いて休んでいると単独行の女性とカップルに追い抜かれる。
駐車場には車がたくさん停まっていた。今日は、土曜日だということをあらためて思い知らされた。
稜線上の馬酔木(アセビ)の花が咲くのも待ち遠しい