「特定秘密保護法反対」
「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶 ガザ・ウクライナに平和を!
2026年9月23日水曜日
ヘクソカズラの食草のホシホウジャク The relative of hawk moth which feeds on skunk vine
今年もやってきたホバリングしてタイワンホトトギスの花の蜜を吸うホシホウジャク、3匹が来てホバリングしている。我が家の庭には食草のヘクソカズラがあるので、ホシホウジャクの幼虫や蛹を見つけた事もある。どちらもアゲハの幼虫や蛹のように大きい。が、蛹は茶色っぽく地面に転がっているのを草毟りをする連れ合いが時々見つけて教えてくれる。
コヤツはハチの仲間ではないかと以前思った事があったが、チョウやガの仲間である。
図1.タイワンホトトギスの蜜を吸うホシホウジャクMacroglossum pyrrhostica
鱗翅目の幼虫たちの食草って不思議だ。キャベツ畑を飛び回るモンシロチョウはアブラナ科の植物だし、モンキチョウはシロツメグサやクサフジなどのマメ科の植物だ。アゲハはミカン科だが、ジャコウアゲハはウマノスズクサだ、ホシホウジャクはヘクソカズラだが、オオミズアオは多くの植物が食草だ。ジャコウアゲハやホシホウジャクは食草が限定されているが、モンシロチョウやモンキチョウ、アゲハはアブラナ科やマメ科、ミカン科で少し幅広くなるが、オオミズアオは多様な食草だ。戦略としては当然多様な食草のオオミズアオがたくさん飛び回っていても良さそうだがそうではない。成虫のオオミズアオは夜行性で何も食べず、交尾相手を見つけるだけで一週間くらいしか生存しないから、アゲハやモンシロチョウのように頻繁に見かけないのか?それとも暗くなってから飛び回るためか? 濡れ縁下のプランターに置いたオオミズアオの繭を覗いてみた(図2)。置いたままになっている。台風の雨には余り当たらなかったのかもしれない。
図2.オオミズアオの繭
2026年9月22日火曜日
タヌキの肘関節と膝関節 The elbow and knee joints of racoon dog
今朝は台風一過の大晴天だ!が、目覚めたのは6時半で既に陽がカーテンの隙間から射していた。何だか時間を損した感じだ。こんな快晴の日は日の出と同時くらいに目覚めたかった。
四足歩行をする哺乳類の前肢には肘関節があり、後肢には膝関節がある。四足歩行の動物たちは、前肢と後肢を用いて移動するが、前後の肢の骨の形状は異なるし、肘関節と膝関節の構造も違っている。
図1.タヌキNyctereutes procyonoidesの左前後肢の肘と膝
a:上腕骨 b:橈骨 c:尺骨 d:大腿骨 e:脛骨 f:腓骨
肘関節と膝関節を見ると、肘関節の方が肘関節より可動性が悪いように思える。肘関節は上腕骨滑車があり尺骨の肘突起と鈎状突起で上腕骨滑車を囲み、橈骨や尺骨は滑車に沿った決まった方向にしか動かせない。しかし、膝関節は脛骨や腓骨がどの方向にも動かせそうだ。が、実際は膝の関節の方が可動性が前後方向しかない。大腿骨遠位端に滑車溝があり、膝蓋骨(膝頭)がその溝を動く。
図2.図1の左前後肢の肘と膝部分を拡大
面白い事に肘関節の部分の尺骨や橈骨は上腕骨に対して前後に160度位しか動かないが、内外転させることができる。が、後肢の脛骨や腓骨は殆ど回転させることはできない。 ただ、走るだけなら、後肢の関節の方が効率的に思えるが、前足は、地面を掻いたり、食物を前肢で押さえたりしなければならない。しかし、まだこの肘と膝の関節の構造が何故こうなったのか不思議だ。と云うよりもこのような関節が哺乳類の進化上もっとも適切なのだろう。
四つ足のイヌ型ロボットの動きや見た目の構造を見ていると、前後足とも付け根から哺乳類とは格段の差がある。哺乳類の骨には筋肉がついている。
2026年9月20日日曜日
イソヒヨドリだ! It's a blue rock thrush!
エ!驚きだ!NHK囲碁番組を見終わって、自室に戻り庭を見るとイソヒヨドリがいる。カメラを持って先ずシャッターを2度押す。ガラス戸の外側は網戸だ。せめてガラス戸だけでもそっと開けたい。が、ガラス戸に近寄ろうとしただけで飛び去った。コヤツが摘まんでいたのは画面の左端に映っているコムラサキの実か何かを摘まんでいた。イモムシでもいたかな?
このイソヒヨドリは頭や背が青っぽくないからメスか!あるいはまだ若鳥か?
それにしても嬉しい。自室でイソヒヨドリを見れたのだ。
図1.隣家との境の柵の上に乗るイソヒヨドリ
食肉目の大腿骨と大腿骨と上腕骨の違い Femur of carnivora and the differences between femur and humerus
台風25号接近の為小雨模様の天気だ。今日も終日家の中で骨見の生活かな?
上腕骨を眺めていてもさっぱり興味深い事が浮かんでこないので、大腿骨を眺める事にした。大腿骨と上腕骨は相似の骨だが、近位端の骨頭の形状の違いに興味を持った。
図1.左からネコFelis catus、アライグマProcyon lotor、ハクビシンPaguma larvata、キツネVulpes vulpes、タヌキNyctereutes procyonoides、アナグマMeles melesの後ろから見た左大腿骨
a:大腿骨頭 b:大転子 c:小転子 d:顆間窩 i:大腿骨滑車(内側顆) o:大腿骨滑車(外側顆)↓:転子窩 カッコ内はヒト解剖学用語
図2.左からネコ、アライグマ、ハクビシン、キツネ、タヌキ、アナグマの前から見た左大腿骨 d:滑車溝(ここに膝蓋骨が接する)
図1,2を見ていると、イヌ型亜目のキツネ、タヌキ、アナグマの大腿骨頭は大転子より長く上に出ているが、ネコ型亜目のネコ、アライグマ、ハクビシンは上への長さは大腿骨頭も大転子も同じくらいだ。
これら食肉目の大腿骨は他の動物たちの形状とほぼ同じである。だからら骨の近位部や遠位部があれば大腿骨と上腕骨を見分けるのは容易である。
しかし、不思議なのは、ヒトを除いて他は四つ足動物で四足歩行している。が、四足歩行をしている動物たちの上腕骨と大腿骨の形状は大きく異なる。それはどうしてなのか?
上腕骨近位端の上腕骨頭は肩甲骨関節窩と接する。一方、大腿骨近位端の大腿骨頭は寛骨の寛骨臼と接する。この上腕骨頭と大腿骨頭の形状が違い、大腿骨頭は球上で大腿骨体から内側に大きく突き出すが、上腕骨頭は後側に少し突き出す。上腕骨頭と肩甲骨関節窩は互いに軽く接するが、大腿骨頭は寛骨臼に包まれるように接する。この骨頭の形状の違いと接し方が上腕骨と大腿骨で違うために、これら両者の骨の遠位端と接する橈骨・尺骨と脛骨・腓骨の形状と接し方の違いになっている。
2026年9月19日土曜日
コクワガタ Little stag beetle
一昨日の散歩で湘南台大橋の歩道に転がっていたコクワガタを拾って胸のポケットに容れて置いた。昨朝、洗濯物に出そうと思ったらコクワガタの事を思い出した。車のフロントガラスにでも飛んでいて追突したのか?どこも外傷が無いので、もう秋が来たのでこの涼しさに耐えられなくなったのかな?オスのコクワガタだが、メスを見つけて交尾をしただろうか?
図1.コクワガタ背面から
図2.コクワガタ腹側から
庭でヤマトシジミのオスとメスが絡まるようにしながら飛び回っているので、停まったら撮ろうと待っていたが、ダメ。っと見慣れないツル性の小さくて白い筒状の花があった。何とマメアサガオを云う北米産の帰化種のようだ。どのような実と種子なのだろうか?先日のNHKで池や河川で猛烈の増えている南米産「ナガエノゲイトウ」と云う移入種について放映していた。このマメアサガオも増えない内に引き抜こう。図3.マメアサガオ
2026年9月18日金曜日
アナグマとhog-badger猪貛の頭骨の違い The differences between skulls of badger and hog-badger
アナグマとHog-badger猪貛の頭骨の違いについて更にアップしたい。Hog-badgerの眼窩下孔はアナグマと同じくらい大きい(図1)。
図1.正面からみた頭骨:アナグマMeles meles左とHog-badgerArctonyx collaris右
頭骨を上から見るとHog-badgerは口吻が長い(図2)。歯式は上顎が3・1・3・1でアナグマとH-b(Hog-badgerをH-bとする)は同じだが(図3)、下顎はアナグマが3・1・3・2であるが、H-bは3・1・4・2であり、この下顎の前臼歯が1本多くあることが口吻の長さになっていると思われる。
図2.上面からみた頭骨:アナグマ左とHog-badger右
図3.底面からみた頭骨:アナグマ左とHog-badger右
図4.下顎骨の歯式:アナグマ左とHog-badger右
アナグマとHog-badgerの頭骨は後眼窩突起の形状も似ている(図1)が、図3を見ると顕著な違いはH-gでは臼歯から後方の口蓋骨水平板が伸びて後鼻孔の部分の形状がアナグマと異なり、さらに聴胞がアナグマでは膨らむのにH-gでは押しつぶされたようになっている。膨らみが無い聴胞はサルの仲間で見られる。2026年9月17日木曜日
曼殊沙華・彼岸花 Red spider lily
彼岸花の事が気になり晴れたので、昨年見たいつも通う床屋の角のところまで足を向けた。おー、案の定満開だ(図1)。彼岸花は曼殊沙華という名が似合っている。Wikipediaによると北海道を含む全国となっているが、子供の頃、道東地方では見たことがなかった。ぼくは本でしか見たことがないので、内地の花だと思っていた。
図1.マンジュシャゲ
久しぶりの晴れ間のせいか、庭ではヤマトシジミが飛び回り、またアゲハがユズの葉に産卵しようと飛んできた。ヤマトシジミはイモカタバミが庭の下草に多いので、それに産卵するのだろう。先ほどアカタテハかな?っと思うようなタテハチョウが飛んできた。チョウたちは久しぶりの晴れ間に食草を見つけて産卵したいのだ。今までアナグマの仲間だと思っていた猪貛 The hog-badger that I had thought to be a badger family
もう四半世紀前に秦嶺山脈・山麓の陝西省の玉皇廟村の楊さんの家をベースにしてキンシコウの調査をしていた。その時、楊さんの畑で2001年10月と2003年3月に楊さんの畑で撲殺されたイタチ科の動物の猪貛Arctonyx collarisの頭骨を図1&2に載せた。2001年の時の個体は肉を食べさせられたが、味などは全く覚えていない。ぼくはこの2個体はアナグマの仲間だと今まで思っていた。
が、属名はMelesではなくArctonyxである。中国西北地区 脊椎動物系統検索与分布(1999、西北大学出版社)では猪貛属Arctonyxとなっている。
図1.上から見た猪貛Arctonyx collarisの頭骨
何故、アナグマだと思っていたのかと云えば、撲殺された時の大きさや姿、頭部を見た時にアナグマだと思ってしまったのだ。当時、写真を撮った筈で、スライド写真をスキャナーでデジタルにしてある筈だが、どこにあるが、この数日探したが見つける事が出来なかった。
頭骨は眼窩下孔がアナグマと同じように大きく(図3)、上顎の第一臼歯も大きく、咬面も平べったい(図2)のでアナグマ仲間だと確信していた。
図2.底面から見た猪貛Arctonyx collarisの頭骨
ただ、聴胞の形状がアナグマとは違って押しつぶされたような形だ(図2)。
図3.大きな眼窩下孔の猪貛
この猪貛の写真は、Свиной барсук: описание, где обитает, чем питается, сколько живетをクリックして見てもらいたい。
2026年9月15日火曜日
旨い羽アリのクンビクンビ Kumbikumbi of good taste winged termites
オオミズアオの繭をアップしていて、チョウとガの幼虫の話しになり、タンザニアのマハレ国立公園でチンパンジーB群を人付けしようとしていた時に食べた。クンビクンビを思い出した。クンビクンビとはシロアリの分巣の時に地面の穴から出てきた羽アリ(図1)の事を言う。この分巣の時は、次々に穴から出てきてまだ飛翔能力もないため歩き回っている。その羽アリをチンパンジーもキイロヒヒももちろん人も必死になって捕まえる。チンプやヒヒたちは捕まえたらすぐ口に運ぶ。しかし、我々人は、鍋や袋などの容れ物に入れる。面白い事にスフリア(鍋)に容れただけで、羽が取れて容器内をイモムシのように動き回るだけだ。
図1.巣穴から出てきた羽アリ(クンビクンビ)
捕まえたクンビクンビを鍋やフライパンで塩を振って痛める(図2)。これが旨いのだ。カシュナッツのような味がしていくらでも食べられる。これは主食にはならないが、オヤツなどの酒の摘みとして最高だ。
2026年9月14日月曜日
オオミズアオの繭を屋外へ To outdoor the cocoon of a big moth, Actias aliena !
オオミズアオの幼虫が繭を作ってからもう11日経つ。なかなか羽化しないので、死んだのかな?っと思った時もあったが、繭が朝と夜見た時のあった場所と微妙にずれている。昨朝、写真を撮ろうと繭を摘まんだら、繭の中で蛹が力強く動いている。写真を撮っている時も今にも羽化するのではないかと思う程ピクピクと動いている。そのまま透明のプラケースに納めたが、一体コヤツは羽化するのだろうか?ネットを見ると3週間から1ヶ月で羽化するようだ。しかしそうなると10月で寒いし、すぐ冬だ成虫で越冬するのかな?ネットで検索すると繭の状態で越冬するようなので、このまま羽化しないで来春まで繭のままで過ごすとなると、部屋の中だとこれから暖房が入ったりすると春と間違えて羽化すると気の毒だ。雨の当たらない縁側の下のプランターの上にでも置いておこう。
図1.摘まむと繭の中で蛹がピクピク動いている
プランターの土の上に置いてきたが、中で蛹が元気よく動いている。上手く春に羽化してくれれば良いが、、、。 しかし、この繭はクモの糸とは全く別個だ。しっかりした細い丈夫な糸で繭は覆われている。ぼくは蚕蛾の繭を手にとって見たことがないが、蚕蛾の繭は絹糸が作られるくらい丈夫な糸で作られているんだからこのアオミズアオの繭も丈夫な糸なのだろう。
チョウもガも鱗翅目だが、ドイツやフランスではチョウとガを区別しない。ガは何だか嫌われるが、チョウは好かれる。が、成虫ではそうだろうが、幼虫では両者とも嫌がる人が多い。まだ、チョウやガの大きな幼虫を炒めて食べたいとは思わないが、鳥に食べられないように擬態している幼虫はマハレで食べたクンビクンビのように可成り美味しいのかもしれない。
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