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原発不要・核廃絶


2008年11月20日木曜日

山歩きで骨(死骸)を見つけるには

2007年5月12日:春の丹沢サル調査の荒沢上流で、見つけたメスジカの死骸。
もっと腐るのを待とうと数週間後行くと、豪雨で全て流されてしまっていた。
山を歩いて、骨(死骸)をどこにでもいつの時季でも見つけられるわけではない。
山は、尾根があり、沢があり、尾根と沢の線を結んだ斜面がある。
動物が死ぬと、、、
死体は肉食動物などに引っ張られたり、食べられたりする内に、しだいに沢側へ落ちていく。
尾根や斜面で死んでも、動物たちにいたずらされて、沢に近いちょっとした平坦地にとどまって白骨化することも多い。

頭部は球形に近いので、転がりやすく沢付近で広うことが多い。
冬季、積雪があり、雪の上で死んだ動物は雪解けと食肉獣が引っ張ることにより春になると沢付近で腐敗臭で見つけることが多い。

沢で死骸を見付け易いのは、急峻な岩場などで滑落死した個体もいるからである。
真冬の死体の多くは猟期に撃たれたがハンターや猟犬からは逃げることができたが、銃創が悪化して死亡した個体が多い。

春先に腐敗臭で見つかる個体の多くは餓死した個体のように思える。
そんな時季に拾った頭骨の持ち主が歯がほとんど磨耗している老個体であったり、上顎や下顎に大きな古傷を持つ個体であったりする。

これは、山があるところならでこでも当てはまる経験則である。
動物の死骸を探すなら、沢付近である。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

私の場合、観察エリアが狭いからめったに見つけられませんが、死骸探しに一役買おうと、あちこちにアンテナを張っておきますね。

fukuda, fumio さんのコメント...

はーい、ありがとうございます。

もっとも今日この頃は、轢死体が結構多いんですよね。                          
山を歩いて死骸を探すより早朝の舗装道路を走った方が拾えるかな?

しかし、轢死体の大半は先ず頭を車の底かバンパーにぶつけられての即死のようで、頭骨が砕けているので、轢死体を見つけたら頭を触ってみます。
3、4度車輪の下になったのは、ジグソーパズルよりも難しくなりますので。頭を触って崩れているようなら、道路からどかしてあげて下さい。

近隣の人達が処理してくれるものと思います。