故有事
日常の出来事や野山を探索して感じたことを、さらには人と動物の行動との類似や相違で感じたことを述べていきたい。
2025年2月28日金曜日
ハクビシンのコドモ、ワカモノ、オトナの頭骨の変化1)上面から The change of skulls shapes among infant, juvenile and adult palm cyvet 1)from the back
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ぼくは、偶然ハクビシンのオトナとワカモノとコドモの頭骨を持っている。オトナのは長者屋敷キャンプ場の小屋の床下で見つけ20090521、ワカモノのはNKさんのイチゴ畑の網に絡まって死んでいたもので20220307、コドモは交通事故に遭った個体をTKさんから貰ったものだ2011011...
2025年2月27日木曜日
広鼻下目のリスザルと狭鼻下目のハヌマンラングールとの頬歯の違いはどうか? How about the differences of cheek teeth between Squirrel monkey in new world monkeys and Hanuman langur in old world monkeys?
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霊長目は曲鼻亜目と直鼻亜目に分かれ、ぼくらヒトは直鼻亜目真猿型下目なり、真猿型下目は中南米に生息するリスザルやマーモセット、クモザルなどの広鼻小目とアジア・アフリカに生息するニホンザルやチンプ、ヒトなどの狭鼻小目に分かれる。 リスザルの上顎歯式は2・1・3・3となっているが、手...
2025年2月26日水曜日
オナガザル亜科とコロブス亜科の頬歯は差がない。 No differences between cheek teeth of Cercopithecinae and Colobinae
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アジア・アフリカに生息するニホンザルやゴリラなどの直鼻亜目真猿型下目狭鼻小目のサルはオナガザル上科とヒト上科に分類される。オナガザル上科はオナガザル科となり、これはオナガザル亜科とコロブス亜科に分類される。オナガザル亜科にはニホンザル、ヒヒ、サバンナモンキーなどが含まれ雑食性であ...
2025年2月25日火曜日
フヨウカタバミ A kind of Oxalis
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一週間振りに散歩をした。歩きたいとは全く思わなかったのだ。太腿・腰・臀部・背が重苦しいような痛いような日が続いていたからだ。腰部脊柱管狭窄症が悪さをしているのだ。が、ベットから起き上がれるし、靴下は履けるし、顔も洗えるので状態は最悪ではないのだ。こうなったのも理由がある。背が丸ま...
2025年2月24日月曜日
ネコ型亜目の動物の臼歯 The shape and size of molar of Feliformia
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日本に生息するネコ型亜目はネコ科、ジャコウネコ科、マングース科がいる。それらの前臼歯と臼歯を見てみよう。先ず、ネコ科はネコや2種類のヤマネコが生息するが、ここではネコをアップする。 図1.ネコ科ネコ Felis catus の頬歯 ネコの歯式は3・1・3・1で、頬歯は前臼歯は最...
コーヒーカップにカネタタキが! A Kanetataki, chirping insect, in a coffee cup!
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昨夜寝る前にコーヒーカップの中を見たら、何とカネタタキがいる。コーヒーの僅かな残りを楽しんでいるのかな?早速、カメラで撮る。暗いのでストロボを点けて撮る。すると背の小さな翅を立てて擦り合わせている。もう一度ストロボを点けて撮る。やはり、翅を振わせている。が、ぼくには彼の鳴声は聞え...
2025年2月23日日曜日
イヌ型亜目の動物たちの臼歯 The molars of Caniformia
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日本に生息するイヌ型亜目の動物はアザラシなどの鰭脚類を除いて、イヌ科、イタチ科、アライグマ科、クマ科の動物たちが生息する。今回は、これらのイヌ型亜目の動物たちの臼歯をアップした。 先ず、イヌ科(イヌ、キツネ、タヌキ)の頬歯を見てもらう(図1)。 図1.イヌ科の頬歯 左:イヌ 中...
初氷と氷点下の思い出 Memories of first ice and freezing temperatures
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朝起きて階下の自室に入ると部屋の温度計が15度を示している。床暖のスイッチを入れ、カーテンを開けて庭をみるとスイセンの葉や下草が寒さにやられたように萎れている。スイレン鉢の水を見たら氷が張っている。初氷だ!早速、カメラを持って外に出た。冷っとした心地よいほどの冷気だ。氷が融けてし...
2025年2月22日土曜日
草食性動物の多様な歯の形状 The variable shapes of cheak teeth of herbivore
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草食動物、主に草を食べたり木の葉も食べる動物を思い浮かべると、ウシやウマ、ウサギがいる。彼らの仲間の野生動物の歯を見よう。 カモシカとシカの頬歯は前臼歯・臼歯=3・3で、本数も形状も似ている(図1)。 図1.左:カモシカ Capricornis crispus 右:シカ Ce...
2025年2月21日金曜日
ラットとハタネズミの臼歯咬面の大きな違い A big differences of molors occlusal surfaces between black rats and Japanese grass voles
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日本産のネズミ科はネズミ亜科とハタネズミ亜科に分類される(金子之史、1999、日本産ネズミ科検索表、阿倍監修「日本の哺乳類」東海大学出版)。ネズミ亜科の動物たちは雑食、ハタネズミ亜科は草食である。この両者は頬歯の臼歯の形状にも現れている。尚、ネズミ科の上顎の歯式は1・0・0・3で...
2025年2月20日木曜日
テンの裂肉歯より大きな臼歯 Martens have larger molars than carnassials
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テンもイタチ科の動物であり、イタチと同じように小さいが獰猛な(ウサギやニワトリを襲う)肉食獣と思われがちである。確かに裂肉歯cは大きく鋭く尖っており、他の前臼歯も尖っている。ウサギやニワトリの皮を裂き肉を引き裂きそうだ。しかし、臼歯mは大きく臼状になっていて、しかも、臼歯mの方が...
今年初めての蕗の薹 The first butterbur buds of the year!
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昨夜7時過ぎに知人のNKさんから畑の周りで採れた蕗の薹をもらった。NKさんの奥さんから電話があったので連れ合いがもらいに行ったのだ。フキノトウの他にホウレンソウや大きなブンタン(文旦)も貰ってきた。 NKさんから畑で獲れた野菜をもらうので、我が家は大いに助かっている。今夜はこのフ...
2025年2月19日水曜日
ツキノワグマの小さな裂肉歯と大きな二つの臼歯 Asian black bear has small carnassials and two big molars
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食肉目の多くの動物たちはライオンやヒョウのように草食獣を狩って食べているわけではない。日本に生息するツキノワグマの頬歯を見ると、前臼歯の最後位の歯の裂肉歯↓を除いて前臼歯3本は豆粒状であり、2本の臼歯は大きくて咬面は平だ(図1&2)。尚、ツキノワグマの上顎の歯式は、3・1・4・...
2025年2月18日火曜日
タヌキやアナグマの糞の違いは臼歯に基づく The different feces between racoon dog and badger are based on their molars.
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食肉目イヌ亜目イヌ科タヌキの頬歯はどうだろうか?前臼歯は4本でどれも尖っており、中でも裂肉歯cは大きい。2本の臼歯はその噛面がサルやイノシシの臼歯のようである(図1&1')。 図1.タヌキ Nyctereutes procyonoides の頬歯 図1'.タヌキ...
2025年2月17日月曜日
食物による頬歯の違い The differnce of cheek teeth among herbivore, carnivore and omnivore
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シカやウサギなどの草食獣とネコやイヌなどの肉食獣とイノシシやニホンザルなどの雑食獣と違いは前臼歯や臼歯の頬歯に表れている。 先ず、草食獣の歯を見ると(図1)。シカやカモシカの歯の咬面は波状or三日月状の複数の板が外側から内側に向かって並んでいるようだ。ノウサギは横に溝がある頬歯が...
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