故有事
日常の出来事や野山を探索して感じたことを、さらには人と動物の行動との類似や相違で感じたことを述べていきたい。
2008年5月29日木曜日
マングースは目が良い
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環境省奄美野生生物保護センターから送られてきたマングースの頭骨を晒骨した。左の大きい方がオスで右がメスの頭骨である。双方とも若い個体で縫合がまだしっかりしていない。 食肉類(ネコ目)の動物でネコ科ネコ属の動物たちの頭骨は後眼窩突起が伸びて眼窩輪が形成されつつある。ネコ属の動物た...
2008年5月28日水曜日
庭のホタルブクロが咲く
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庭のホタルブクロが咲いている。これはタネで増えるため、まるで雑草のごとくはびこる。野山のもので庭に植えて雑草のごとくはびこるものに、ホウチャクソウ、タチツボスミレやドクダミもある。これらは一輪挿しの切花として重宝している。 丹沢山麓でホタルブクロが咲くのは6月中旬だろう。
2008年5月27日火曜日
咲いたぁ~、テイカカズラ!
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ベランダのゼラニュームの鉢に植えてあった、キョウチクトウ科のテイカカズラが咲いていた。挿木して3年目だ。テイカカズラの花の香りとスイカズラの花の香りは、双方とも高貴で美しい女性の感じがする。 スイカズラの花が終わった後の実はツヤツヤした黒色で丸っぽいものだが、テイカズラの実は豆...
2008年5月25日日曜日
タヌキの足跡? & 始めてみるキノコ
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青宇治橋近くで、先日の台風崩れの低気圧の大雨で洪水となったのであろう。道路付近まで土砂で埋まった沢があった。動物の足跡が無いかなと学生たちと調べると、あった。下記のものであった。学生たちにはタヌキの足跡だ!と説明したが、どうも気になる。ネコのものであった。柔らかい土の上で、深いと...
2 件のコメント:
学生実習得た教訓
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中津川も水量が多く、音を立てて流れていた。 高畑山付近の鉄塔の下で。 このスギの幹に4、5個の穴が開けられていた。ムササビだ。 高校を卒業した学生を教え始めて四半世紀経つ。この4、5年の学生たちは以前の学生たちと比べると変わった。それは、家庭生活での基本的なことができないと...
学生実習で見た花
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キンポウゲ科ハンショウヅル ラン科ギンラン バラ科カマツカ スイカズラ科ヤブデマリ マメ科ジャケツイバラ 翌日は、長者屋敷キャンプ場を6時半に出て、青宇治橋まで歩く。途中、中津川の河原に下りる。青宇治橋から高畑山への登山道を登り、送電線の鉄塔下に出る。カマツカが満開だっ...
学生実習
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23日、24日と一泊二日のTCA専門学校の野外実習だった。10名中7名の出席。本厚木駅に集合し、バスで宮ヶ瀬の三叉路まで、そこから歩いて宿泊予定の長者屋敷キャンプ場に行く。サブザックで身軽になって、ヒル沢を詰めて丹沢までの登山道と目差す。途中、右岸の斜面を登り、尾根にでる。気持ち...
2008年5月22日木曜日
増水で流れた丸木橋
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増水した早戸川と増水で流れ落ちた丸木橋。増水の川音をお聞きください。
橋が流されていた!
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矢部さんの車が来て、5時に家をでる。 緑の風が香る早戸川林道をいく。魚止め橋をすぎて、舗装道路が途切れたあたりで車を置く。道路に腰をおろしてヒル避け用に飽和食塩水をスプレーし、ストックを両手に持って歩き始める。 林道終点の伝導、雷滝登山道口に覆いかぶさるように生えているウリハダカ...
2008年5月19日月曜日
大好きなスイカズラの花の香り
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庭の鉢植えのスイカズラの花が今年もたくさんさいている。 この高貴な香りに包まれると、疲れも吹っ飛んでしまう。 この花をガクのところから引き抜いて吸うと甘い。
2008年5月18日日曜日
ヤマウツボとショウジョウバカマ
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登山道の湿った斜面にゴマノハグサ科のヤマウツボが10株ほど咲いていた。腐生植物だと思っていたが、調べたら寄生植物で、ブナ科、カバノキ科、ヤナギ科の根に寄生しているようだ。 ギンリョウソウは腐生植物である。両種とも葉緑体がなく、この5月に咲く。 陽が射す斜面でショウジョウバカマを...
ン?死体の臭い!
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久しぶりに早戸川林道を車で詰めて、伝道・雷平・雷滝と歩く。 昨年本を出した出版社の編集人たちとの一緒の丹沢山菜パーティである。 歩き始めから、ぼくが摘んだ同じ葉を各自自分が食べるだけ摘んでもらう。 オオバコ、オオイタドリ、ミツバアケビ、サルナシ、アザミなどを摘む。 2度、川の上に...
2008年5月13日火曜日
パンダは生息地へ
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一昔前の動物園は動物たちを汚く狭い檻にいれている見世物小屋といったものだった。中国の西安動物園ではお客を呼び込むために死産して生まれた奇形の双頭のヤギまで展示されていた。 今の動物園は、展示ということよりも野生動物の保護に関わる飼育を目的としており、動物たちが本来の生息地で生活し...
2008年5月12日月曜日
動物的感覚を無くした人たち:最低のマナー
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アリ地獄(ウスバカゲロウの幼虫)は雨が当たらない縁の下の一様な土がある所では、互いの距離が同じくらいに保たれてアリ地獄を作っている。昆虫の幼虫なのに計算して、相手の気持ちを考えてそうした訳ではない。 ベンチが二つあって一人の人が座っていれば、次に座りたり人は開いている方のベンチに...
2008年5月11日日曜日
アナグマの穴 丹沢、辺室山
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ヤマツツジが今が見ごろだった。 辺室山までの斜面に、アナグマの穴が全部で6.7個あった。半径10メートル以内にまとまってあるので、同じアナグマ一族が使っており、通路で繋がっているのだろう。この穴は手を入れると肘くらのところまでは写真のように大きいが、それから先は、左側に折れ曲が...
2008年5月10日土曜日
小雨の中の土山峠・物見峠
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今日は、教え子の女子と丹沢へ。土山峠から辺室山と通って煤ヶ谷へ抜けた。今日は雨模様なのは10日前くらいから知っていた。誰も今日は中止にしようと言ってこない。が、ぼくは出かける前まで中止にしようという連絡を待っていた。が、来ない。電車に乗ってすぐに御殿場在住の子から今日は行けません...
2008年5月8日木曜日
これは、タヌキの足跡?
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5月15日の続き: キリの青紫色の花、なんとなくジャカランダの青い花を思い出す。 赤い →足跡はタヌキ?クリックすると拡大します。 林道上に張り出ている枝に大きなアオダイショウが日向ぼっこをしていた。
エビネはまだ早かった!
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いつものように4時に起きる。今日の目的はエビネ観賞だ。 松茸山早戸川登山口のところに駐車。リスが一匹登山道の斜面にいる。上手に撮ろうとそろりそろりと近づいたが、逃げられる。リスは松茸山山頂付近にもいる。 エビネが何箇所も群落を作っている尾根にとりつく。登り始めてすぐに、左足首にチ...
2008年5月2日金曜日
子ザルが親を呼ぶ声
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5月1日に出会ったサルの群れの声。聞こえるのは子ザルがはぐれて親を呼ぶ声である。 下の写真はぼくらに4メートルくらいまで近づいてきて、ぼくらの様子をうかがう7歳くらいのオス。矢部さんが写す。ぼくも撮ったが、前の草にピントが合いダメ。 斜面の崩落止めのコンクリートの上を歩く2歳オス...
久しぶりのサルの群れと鳴き声
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5月1日:土山峠(神奈川県宮ヶ瀬湖南岸)で、出会ったサルの群れ。定期バスも通る通行量が多い道を仏果山側から辺室山側へ渡る。車の合間をみはからってまとまって一気に駆け抜ける。直線道路なのでどの車も70キロ以上で走り抜ける。右の後足がビッコのメスがいた。やはり交通事故に遭っているのだ...
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