始めの3,40分は、ぼくらを警戒していたサルたちも、しだいに姿を見せてくれるようになった。上は、ミツバアケビの花を食べている4歳メス。メスの場合は3,4歳になるともうピンクの乳首が胸にはっきりと見えるようになる。オスでは大人になっても乳首は見えづらい。ここでは、アケビの花以外に、フジの花やオオイタドリ、オニグルミの新芽を食べていた。
警戒しながらこちらをうかがう14、5歳のメス。この林道を渡りたいが、ぼくらがこちらにいるので躊躇している。
今年生まれのアカンボウを腹に抱えて一目散に林道を渡る10歳前後のメス。ぼくのデジカメではシャッタースピードを200分の1秒と固定すれば良かったのだ。
もう、警戒心がとれてきたコドモたち。左が3歳オス、右が2歳オス。
始めの頃は、このようにぼくらを見ている周辺のオスたちがいた。また、発信機を装着しているオスもいた。川弟群である。丹沢のサルたちも出産季に入っている。
もう、警戒心がとれてきたコドモたち。左が3歳オス、右が2歳オス。
始めの頃は、このようにぼくらを見ている周辺のオスたちがいた。また、発信機を装着しているオスもいた。川弟群である。丹沢のサルたちも出産季に入っている。
サルやシカなどの野生動物の野荒しが問題になっている。彼等の生息域である山の中にも道路が作られる。ますます、彼等は山中では棲みづらくなっている。
治水工事としての護岸工事は今、見直されている。街中の川はもとより堰堤工事や、林道工事など山中の治山・治水の土木工事の方法や必要性を考え直さなければいけない。
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