今日は、教え子の女子と丹沢へ。土山峠から辺室山と通って煤ヶ谷へ抜けた。今日は雨模様なのは10日前くらいから知っていた。誰も今日は中止にしようと言ってこない。が、ぼくは出かける前まで中止にしようという連絡を待っていた。が、来ない。電車に乗ってすぐに御殿場在住の子から今日は行けませんとメール。そうだよな。小雨が降っているんだもの、行く気持ちが削がれるよな!と思いながら吊り革にぶら下っていた。他の二人に「御殿場からは行けないと連絡あり、今、電車の中」とメールする。すると、二人から「同じく電車中、本厚木で会いましょう」と来る。
ヒル避けのための飽和食塩水をたっぷり噴霧し、そぼつく雨の中を登る。コースはこちらに任されていたので、先日のサルに出会えそうな道を選ぶ。 アオバトがワァーオ、ワォーと啼いている。
ギンリョウソウが顔をだしている。ここのギンリョウソウは群生していない。しかも、ちょっと小さい。っと思いながら登っていたら、通常見かける群生している大きなものがあった。
驚いたことにこの登山道沿いにキンランがポツポツ出ている。花は再来週過ぎだろう。階段となっている古いスギの丸太の下からも出ていた。山草愛好者に見つからなければ良いと思いながら写真を撮る。キンラン、ギンラン、エビネは杉林が好きなようだ。
辺室山で記念撮影。昨年、カモシカを見た斜面を見ると獣道がしっかりとついている。同じカモシカがいるのか?足跡はシカかカモシカか判断できず。
シラキの葉にビー玉程もある大きな虫瘤がいくつもついている。K嬢が割ると中から幼虫が一匹出てきた。
アナグマの穴が随分ある。手を入れると肘まで入った。
物見峠でお昼にしようと思ったが休憩台は濡れているし、雨脚が強くなってきたようなので、雨を凌げるような場所まで下ることにする。が、そのような場所がないので、傘を差してのお昼となる。
煤ヶ谷の家並みが時々見える。沢沿いの九十九織りの道を下る。車の音も聞こえ始める。ぼくらは小走りになる。登山の2メートルくらい下を茶色のノウサギが僕らと平行して走る。
煤ヶ谷から上がってきた白い透明ノビニールカッパを着た登山者のカップルに出会う。これから登ってどのようなコースを取るのか?男は白人であった。
首尾良く、宮ヶ瀬ビジターセンター50分発のバスに間に合った。ヒル避けを十分したせいか、ついていたヒルは一匹だけであった。
0 件のコメント:
コメントを投稿