2021年4月30日金曜日

テイカカズラが咲いている! Flowers of star jasmine are in bloom!

昨日は曇り空で雨が降っていたが、今朝はすごく良い天気である。駐車場脇のテイカカズラの花が咲いている。庭に廻ってスイカズラを見たら蕾で半分開いているのもある。あー、初夏だ!丹沢山麓はさぞかし緑が綺麗だろう。もう少しの辛抱だ。今日は足を延ばして引地川の親水公園まで行ってみよう。行けるかな?
テイカカズラTrachelospermum jasminoides

 

2021年4月28日水曜日

エビネが咲いている  Flowers of calanthe are in bloom

このところ強迫観念に駆られたように、昼過ぎになると3キロから5キロの散歩に出る。3キロちょっとを40分くらいかけて歩く。本当は、林道でも歩きたいのだが、2時間も3時間も歩き続ける自信がないのだ。しかし、この座骨神経痛にもだいぶ慣れてきた。どうすれば痛みがやわらぐか?が判ってきた。どこをどのようにして揉むのか?その方法を「手もみ師」に教わったのだ。痛くなる前に揉む。
今日は50分歩いた。5422歩、3965mと携帯の歩数計では出ている。昨日は歩行時間112分、11053歩、8068mだ。しかし、持ち歩いたGPSでは7.6キロになっている。恐らく、GPSの距離の方が合っているだろう。
帰宅して庭に出たらエビネがひっそりと咲いている。そうか!エビネの季節なんだ。仏果山のエビネも群生して咲いていることだろう。

新型コロナウィルス症の蔓延を防止する為の緊急事態宣言が東京都に出された。そのため、専門学校はこの宣言の間は休校だ。宣言が開けたら、対面とオンライン授業の組み合わせとなりそうだ。昨年1月に横浜港に着いたダイヤモンド・プリンセス号の新型コロナの集団感染に始まり、緊急事態宣言が出されてからはやくも1年はとうに過ぎ、年内には終わりそうもない蔓延で、マスクをし手洗いをして三密を避ける生活が日常となっている。そのため、友人、知人はもとより離れて暮らしている兄や妹や娘とも行き来が出来ない。オンライン食事会・呑み会をやるが、やはり対面とは違って面白くない。早く、ワクチンを接種して皆と対面で呑みたいものだ。
 

 

2021年4月27日火曜日

この小鳥は誰? Who is this bird?

先日、NKさんからもらったモグラを冷凍庫に容れた時、小鳥が袋に入って冷凍されていた。どこで拾ったのか?誰かにもらったのか覚えていない。記録した紙切れも入っていない。2,3日後に暇になったらすぐ解体しようと思っていたのだろう。しかし、全く忘れてしまたんだ。もしかしたら、この小鳥を拾った?貰った?日に写真を撮っている筈だ!っと思いパソコン内を検索したが、見つからなかった。
この小鳥は誰なんだろう?図鑑で絵合わせをしたが、、、、ダメだった。
この小鳥は誰?
 そこで、鳥の専門家のTM氏にメールで訊いてみた。すると、胸から腹の黄色っぽいのと、胸の中央の黒い帯が細く途中できれていること、さらに翼の白い部分で、シジュウカラの幼鳥に間違いないとのレスをもらった。凄い!流石だ!っと言わざるを得ない。

2021年4月26日月曜日

スズメがシジュカラの巣に!    A pair of Sparrow come to look into the geat tit's nestbox!

 ヒナが孵化してから頻繁にシジュウカラのペアが巣箱に出入りするようになった。ヒナが次々に孵っているようで、ペアは青虫を加えて給餌をしている。そこに、何故か、スズメがやってきて巣箱をのぞく。当然、中にいる親鳥からつついて威嚇されるのだろう。10秒ものぞいているが追い払われる。しかし、それにも懲りずにやってきてのぞく。スズメも2羽でやってくる。シジュウカラが巣作りのために巣材を運んでいた3月中にもスズメのペアがやってきていた。 スズメ用に少し巣穴を大きくした巣箱を架けてやったがそちらの方は気に入らないのか見向きもしてくれない。何故か、この巣箱にはヒヨドリものぞきにくる。小鳥たちにとっては抱卵・抱雛にとって良い場所なのだろう。

シジュウカラ Parus major
スズメ Passer montanus

2021年4月24日土曜日

またまたモグラ! Mole again, and again!

知人のNKさんが22日の夕方採れたスナックエンドウとイチゴ、そしてさらにまたモグラを持ってきてくれた。21日に学校に行った時に、今、知人から貰ったアズマモグラを2匹冷凍庫に容れている。4匹になったらモグラの解剖実習をしよう。っと話したのだ。
NKさんが云うには、トンネルにモグラ捕獲器を仕掛けてもモグラそこを避けて通るようになったようだ。だから捕獲器の横や底を通らないように捕獲器の周りの土を固くしていると云う。
しかし、モグラたちはどうやって危険な捕獲器の事を伝えあっているのだろうか? 否、捕獲器に挟まれて苦しんで死んだ個体を音や匂いや触覚で感知しているのだろう。それで捕獲器を警戒し始めているのだ。モグラたちゴメン!
図1. お腹を絞められて死んだモグラMogera wogura

図2. モグラの右手
平泳ぎのようにして両手で土を掻くので親指側が下になり、さらに親指の中手骨から手根骨の外側(黄色〇)にモグラだけに特有の独立した鎌状の骨・鎌状骨(図3,4)がある。これが土を掻き分けるのにモグラが長年月の土中生活であらたに出来た骨である。
図3. モグラの右手の鎌状骨 手の平側から
図4. モグラの右手の鎌状骨(↑)手の甲側から
何と、昨日23日の夜にNKさんが畑の帰りに立ち寄ってモグラを1匹持ってきてくれた。4匹になった!NKさんは化学肥料を使わずに有機肥料を用いているのでミミズがたくさん生育し、モグラが集まるのだろう。

2021年4月23日金曜日

ネコ避けマットを木に巻く!  Wrap tree in cat repeller mat!

我家の庭の巣箱でシジュウカラが抱卵中だ。が、昨日帰宅したらハナミズキの根元にノラネコが座っていた。ぼくは窓越しにコラー!っと手をあげたら、悠然とお隣の庭に移動した。これではヒナが生まれたらネコにやられると思い、ネットで「ネコが木に登るのを防ぐ」と検索したら、100円ショップやホームセンターなどに良いモノが売っているようなので、早速、近くの店に出かけてたら、一つのコーナーがノラネコ退治用のグッツとなっていた。ノラネコが足を置けない「どんとキャット」(図1,2)とネコがイヤなニオイの忌避剤(図3)を買ってきた。
ハナミズキの根元に忌避剤を撒き、「どんとキャット」を2枚つなげて幹に巻いた。これでノラネコはもう登れないかな?しかし、ハクビシンやアライグマも来るのでこれらには効き目があるかな?
図1. ハナミズキの幹に巻いた「どんとキャット」
図2. この表示の紙が付いている

図3. ネコ退治用忌避剤
今朝、見ているとエサの青虫のような幼虫を持って2羽が出入りしている。ヒナが孵化したようだ。昨日既に孵化していたから、ノラネコが待ち受けていたのかもしれない。

2021年4月22日木曜日

白い一重のツルバラ ナニワイバラ

 散歩の途中のマンションの道路際の鉄柵に真っ白い一重のツルバラが見事である。気に入ったので連れ合いを連れてこのバラを見せた。彼女はバラが好きで、時々鉢植えの小さなバラを買ってくる。が、花が終わった後は面倒をみないので、アブラムシがついたり病気になったりする。植え替えもしないから、年々弱って消えていく。ぼくはバラを見るのは好きだが、手入れが大変なので、バラ苗を買ったことがない。しかし、この白い一重のバラが気に入ったので、調べた。台湾、中国が原産で、名はナニワイバラというようだ。

綺麗に咲いている一重の白いナニワイバラ

2021年4月21日水曜日

オオムカデだ!  It's a big centipede!

何と、ぼくの部屋の床を這っていたムカデを見つけ、捕まえた。オオムカデ目の仲間のようだ。頭部を除いて21個の体節にそれぞれ一対づつ左右に脚があり、計24本の脚がある。 
プラスチックの透明の筒にいれたオオムカデ
 このオオムカデの仲間、テンがもっとも好んで食べる節足動物と云える。四季を問わず、テン糞の中にはこのオオムカデの外皮がそのまま出てくる。小指から薬指くらいの太さのテン糞に多い時には5,6匹食べたと思われる外皮がそのまま出てくる。春の糞ならヤマグワの果実と一緒に、あるいはモミジイチゴの種子と一緒に糞に含まれる。もちろん、冬季のテン糞でも果実の種子と一緒にオオムカデの外皮が一匹分そのまま出てくる。

ぼくは、オオムカデは枯れ葉や枯木の下、あるいは動物たちが土中に開けたり、掘ったりした巣穴のような穴にたくさんいるのではないかと思っている。テンはそれを食べるのだ。テン糞に含まれる節足動物では昆虫のカマドウマも多い。オオムカデもカマドウマも同じような陽が当たらない場所にいるのだろう。それをテンが見つけて食べる。テンはムカデやカマドウマをどうやって感知して食べるのか?視覚や嗅覚ではなくヒゲによる触覚ではないだろうか?

何と、このオオムカデ捕まえてから三日目でエサをやっていないのにまだ、元気だ。数年前の学生にオオゲジゲジを捕まえてペットとして飼っていた男子がいた。このオオムカデ欲しい人がいるかどうか、来週学校で聞いてみよう。

2021年4月20日火曜日

カヤランが一輪! One flower of Japanesu epiphyte orchids called Kayaran bloom!

庭のカヤランが一輪咲いている(図1)。昨年暮れには新しい株にも花茎が出ていたし、親となる古い株には花茎が2本出ており、蕾も幾つかついていたが、咲いたのはこの一つだけだ。冬期の乾燥に耐えたのがこの一つだけだった。冬場は酷く乾燥するので、水をかけてやりたいが、凍ってしまうと死んでしまうと思い。水やりは控えた。
このフウラン鉢にはカヤランも着けている(図2)。目立たない花がさいている。
図1. フウラン鉢のカヤランThrixspermum japonicum
図2. 同じフウラン鉢のヨウラクランOberonia japonica
 今日は、暖かくなるという予報なので、朝9時頃、花茎を伸ばしているオンシジュームを除いて全ての洋ランを庭に出した。そして、学校へ行った。今年度からは火曜はお昼過ぎの3限目からの授業だ。3,4と二コマ授業を終えたのが4時、こらからがイヤな時間だ。学校側に提出する授業の内容や学生の様子などを書かなければいけない。4時35分に学校を出る。ホットする瞬間でもある。コロナ禍でなければもちろん大手町で一杯引っ掛けて電車に乗るところだ。しかし、昨年の2月から伝書鳩のように寄り道しないで帰宅だ。で、今、もちろんレモン半分を絞ってそれにバランタイン(サントリー角からこれになった)をW注ぎ入れ、熱湯を入れる。今は、毎夕これだ!しかも、連れ合いが庭で採ったミツバのお浸しだ。これが旨い。このお浸しを摘まみながら誰かと一緒に酒を呑みたい!


2021年4月19日月曜日

ドブネズミだ! It's brown rat!

昨日お昼過ぎ、連れ合いと二人で散歩に出た。我家から500メートルも離れていない公園横の道にドブネズミがチョロチロ動き回っている。ぼくは早速スマホを出して写そうと📷したが、シャッターを押してもすぐシャッターが切れずにセルフタイマーになっている。使い慣れていないので正常に戻すのに時間がかかる。
上手く撮れた(図1)。草が生えているところに隠れる(図2)。このネズミの頭が少し剥げている。動きも素早くない。が、側溝蓋の格子の穴に入ってしまった。このネズミどこでエサを見つけているのだろう?草叢にいる昆虫やカナヘビ、トカゲなどを食べているのだろうか?
図1. ドブネズミRattus norvegicus
ドブネズミを見るのは何年振りだろうか?ぼくが子供の頃はゴミ箱と云う縦横高さが1メートルくらいの物がそれぞれの家の前にあって、その中にありとあらゆるゴミを投げ入れていた。だから生ゴミの臭いがいつもしたものだ。当然、ドブネズミもたくさん見かけた。台所には今も売られている金網のネズミ捕り器が置かれていた。寝ていると天井裏をネズミが走り回る音さえ聞こえたものだ(でも、どうもこれはドブネズミではなくてクマネズミのようだ)。
図2. 隠れる
それにしても、ドブネズミRattus norvegicusの英名はbrown rat, common rat, street rat, sewer rat, wharf rat, Hanover rat, Norway rat, Norwegian ratとか Parisian ratとかたくさんある。ノルウエーからの材木船に運ばれてきたとして学名の小種名にもノルウエーの名が刻まれているが、ドブネズミの生まれたのは中央アジアのようだと考えられているようだ(from Brown rat Wikipedia )。

2021年4月18日日曜日

キヌサヤエンドウの花  The flowers of leaf climber called Kinusayaendou in Japanese

一昨日も引地川沿いを散歩した。我家から線路沿いに長後駅の方に歩き、途中から引地川に向かい、今作られている遊水地を周って川沿いを下り、湘南台高校の横を通って円行公園に至る4キロのコースだ。途中にエンドウ豆と思われる畑があり、綺麗な花が咲いていたのでスマホで撮った(下の写真)。っと豆を収穫しているお兄さんが出てきたので、豆の名前を訊いた。キヌサヤエンドウとのことだ。よく見るともうサヤエンドウが生っている。バター炒めにして塩・胡椒を振ると旨いヤツだ!つい先日も知人からたくさんもらったので、スジを取って茹でたのを知人に教わったタラコにマヨネーズを和えたモノにつけて食べた。

2021年4月16日金曜日

ウエストサイド物語 無意識下の差別 West Side Story The Unconscious Discrimination

 先日、映画ウエストサイド物語をBSで観た。60数年振りだ。もちろん、釧路にいた高校生の頃だ。当時、釧路では、洋画を見れる映画館は映劇とセントラル劇場だった。でも、映画を何年の時にどこの映画館で観たかは覚えていない。ぼくが高校生の頃は、学校には行くが千代ノ浦海岸で釣りをしたり、釧路港の岸壁で他の人たちの釣りを夕方まで飽かずに眺めていたりしていた。図書館にも行ったが、恰好だけだ。映画が好きだった。特に洋画が好きだった。それは洋画に出て来る女優の美しさに魅了されたからだ。だから、当時「スクリーン」という映画雑誌を買って見ていた。女優を見るためだ。

BSでWestSideStoryを見たが、ストーリーも殆ど覚えていなかった。しかし、歌のメロデーとTonightの歌詞をところどころ覚えていた。当時観た時はミュージカル映画と云う事でジョージ・チャキリスたちのダンスとナタリ・ウッドの美貌と歌しか記憶に残っていなかった。しかし、今回、改めて観ると、「如実に人種差別が現れている映画」だったんだっと云うことが判った。当時は全く感じなかった。どうして、当時は感じなかったのか?

人種差別、宗教差別、性差別などの差別問題には無頓着であったからだ。差別される側でないから差別問題には関心を持たなかったのだ。大学に入って「部落問題研究会」に入った。島崎藤村の「破戒」に出て来る丑松のような存在が現在もあると知ったからだ。だから長野での合宿にも参加した。今は違う。自分が無意識に持っているであろうあらゆる差別意識を取り払おうと思っている。

2021年4月15日木曜日

もうフジの果穂が垂れ下がっている Flowers of Wisteria called Fuji have already hung down

 雨曇りだったが、晴れたので散歩した。15分くらい歩いたところに大きな敷地の農家があるが、そこの道沿いには早くもフジが花穂を垂らしていた(図1)。毎年、このフジを楽しませてもらっている。そこからすぐ引地川であり、引地川沿いに200メートルくらいの散策路がある(図2)。多摩大学湘南キャンパスの裏手になり川沿いには4,5本のカワズザクラが植栽されている。

図1. フジの花
図2. 散策路 右が引地川の土手
ここから引地川に架かる橋を渡り、川沿いのサクラの花が終わった散策路を歩き、2度車道を横切って、再び橋を渡って円行公園の横の坂を登って帰宅。GPS上では3.4キロであり、約50分かけて歩く。


2021年4月13日火曜日

カメムシの仲間  Company of stinkbug

昨夜、2階の連れ合いの寝室の天井にカメムシがへばりついていた。連れ合いがゴキブリだと騒いでいる。見たらゴキブリなんかではない。カメムシの仲間だ。下手に捕まえてイヤな臭いを出されると困ると思ったので、捕虫網で捕まえた。先ずは一件落着だ。連れ合いはゴキブリを目の敵にしており、毎年1,2回ゴキブリ騒動がある。

このカメムシを手持ちの保育社の図鑑で半翅目の昆虫たちを見たが、同じヤツが見当たらない。幼虫ではなくて成虫なので珍しいカメムシの仲間かも知れないと思い。先月専門学校を卒業したTK君にTeamsで訊いてみた。23時頃なので、もう夜遅いから寝ているかな?っと思ったがすぐレスポンスがあった。キマダラカメムシErthesina fulloですね~ときた。良かったTeamsでまだ今年の卒業生とやり取りできるんだ!

ネットで検索して、半翅目Hemipteraはカメムシ目と別名があることを知った。エ?っと思いモンシロチョウの鱗翅目はチョウ目だ。同じように双翅目はハエ目だ。哺乳類の偶蹄目がウシ目、食肉目がネコ目と別名があるのと同じだ。身近な動物名をつけて分類しているのだ。

キマダラカメムErthesina fullo

Wikipediaによると、このキマダラカメムシは江戸時代に台湾・東南アジアから長崎に入り込み、その後分布域を広げ2008年になって東京都で見つかっているという。カメムシの仲間では最も大きなサイズの持ち主のようだ。

しかし、半翅(カメムシ)目には、セミ、アメンボ、タガメ、アブラムシの仲間までが含まれることを知った。

2021年4月11日日曜日

ヤンゴンのジン君が心配だ!  I’m warried about Mr.Zin in Yangon!

ミャンマーの軍部がクーデターを起こして政権を握ってから、もう2ヶ月が過ぎた。ミャンマーの軍事政権は自国民に対して暴力を振るい何人もの人々が殺されている。
ぼくが通っている専門学校にヤンゴン出身のジン君がいた。彼は、日本語の読み・書き・会話がペラペラで、日本人以上に漢字が書けた。子供の頃から日本でも有名なK塾に通って日本語を覚えたようだ。彼は、日本語ばかりでなく英語にも精通していた。授業でPPで写す英語や学名の誤りを指摘してくることも一度や二度だけではなかった。
ジン君はヤンゴンに帰って動物園で働くのではなく、自分なりの動物園を作りたいと云う夢を語っていた。5年前の事である。そのジン君の居るヤンゴンの市民たちはせっかく盛り上がった民主政権が潰されて軍の暴力下で苦しんでいる。ジン君も大変に目に遭っていることだろう。何とかこのミャンマーの軍事政権を潰してしまいたい。
上のクロサイの親子の絵はジン君からプレゼントされたものだ。

ミャンマーの軍部、米国のトランプ支持者、ロシアのプーチン、中国共産党など例を挙げるとキリがないほどである。それは、自分と異なった意見を持つ人々を暴力で押さえつけようとすることだ。

ぼくら有性生殖から生まれた生物は各個体がそれぞれ異なった遺伝子をもっている。ヒトは当然一人一人異なった意見をもつと云うことを大事にしなければダメだ!

2021年4月10日土曜日

ぼくの本の文がまた試験問題に! The sentence on my book is in examination question again!

 もう1年以上も続くコロナ禍の三密を避けた自粛生活や体調の悪さもあり、陰鬱な気持ちになっていた。が、今は何だか浮かれたい気持ちになっている。それは、中学生向け教材を販売している福岡市の会社から、ぼくの書いた本の文章の国語科問題への使用許諾願いがきたからだ。『ヒトの子どもが寝小便するわけ』の「お行儀のよいニホンザル」の章(図1:p27~p35)を使いたいようだ。教材ができたら送付してくるとのこと。嬉しい。自分の文章が国語の問題に使われるなんて、、、、。これで2度目だ、前は東京の会社が『野生動物発見!ガイド』をやはり中学生の模擬テストの国語問題として使ったのだ。

図1. 問題に使われる章
ぼくの陰鬱な気持ちはちょっとした事で霧散したようだ。実は、我家にいつも野菜を届けてくれる知人Noさんも脊柱管狭窄症でベッドから起き上がれないほどの痛さだったようだが手術によって治り、今は畑仕事に熱心だ。また、ぼくにツバメの死骸を送ってくれた友人Nは右足が座骨神経痛がもう何年も続いていると云う。自分だけがこんな惨めな症状に遭っているのかと落ち込んでいた。が、元気な知人Noさんや友人Nも同じ症状だったし、その症状が今も続いているんだ。そのことから落ち込んではいられないと思っていたのだ。そして、ぼくの本の文章が試験問題に使われると連絡がきてすっかりサクラが咲いたような気持ちになった。この教材会社に感謝だ!
図2. 知人Noさんが持ってきてくれた八重桜が満開だ!






2021年4月8日木曜日

友人から送られてきたツバメの白骨標本 The specimen of swallow's carcass that sent from my friend

今朝9時半頃、ピンポンがなって生協の配達品を受け取っていた連れ合いが「Nさんから宅急便‼骨格標本サンプルだって!」と玄関から声がする。袋を開けると縦横高さ16,11,7cmの段ボールの小箱の中にティッシュで動かないようにした先日写真で見たツバメが納まっている。
早速、下の写真を撮ってN宛てメールに添付して送る。
Nと呑みたい!
Nとは奥湯河原のサル追いから最初の台湾行き(Nは探検部で台湾の南に浮かぶ蘭嶼に)。その後、2、3回Nとタイワンザル調査をし、大学を1年多く過ごした間柄でもある。Nは現在も頻繁に台湾と行き来しており、向こうで水餃子でも食べながら一杯やりたいものだ。でも、このコロナ禍でどうなるやら!
腹側から
背側から

 今、外で、シジュウカラがツピーツピーっと鳴いている。久しぶりだ。このところ来ないので、我家の庭の巣箱を放棄してしまったのでないかと思っていた。でも、オス一羽が10分くらい鳴いていたが、メスは現れず。どこかへ飛んで行ってしまった。

2021年4月5日月曜日

キバナカタクリ  Trout lily/Dogtooth violet 

連れ合いが数年前に通信販売で買って反日蔭に植えていたキバナカタクリが咲いている。しかも昨年よりも株が増えている。カタクリと同属なので球根も葉も食べられるかも知れない。葉が柔らかそうなので、もっと増えたら食べてみたい。
しかし、このキバナカタクリはErythronium属の日本のカタクリのような花色のE.vevolutumと黄色の花のE.tuolumnenseの雑種で、両種ともアメリカ大陸の西海岸側の固有種のようだ。
図1. キバナカタクリErythronium pagoda
今日はちょっと肌寒い感じだ。今もしまっていた膝掛けを引っ張り出して掛けている。雨模様の天気なので散歩しようか迷っている。

2021年4月4日日曜日

オスジカのトロフィー  Trophy of stag

昨日、二つの動物の死骸の写真が添付ファイルで送付された。一つは今年の卒業生のTK君からで、山で見つけたオスジカのトロフィーかと思えるもの(図1)ともう一つは学生時代の友人からで「ツバメの骨、要りますか?」とツバメの白骨化したものだ(図2)。
オスジカの頭部はこれだけが落ちていたようなので、昨年11月から3月までの猟期に撃たれて山中で解体され、頭部は切り離されてその場に置かれ、身体の部分は体節毎に解体されて持ち運ばれたのだろう。ツバメは納屋などの隅などで原因不明の病気にかかりこのままの体勢で死亡し、そのまま虫に食べられて白骨化したものだろう。
図1. オスジカCervus nipponのトロフィー

図2. ツバメHirundo rusticaの白骨死骸
例年よりは半月以上早く春が来たようで、サクラが散って八重桜が咲く温かい日が続く、全てのラン類を屋外に出して植え替えをする季節となった。

2021年4月3日土曜日

キランソウだ!   It’s Kiranso!

昨日、昼過ぎに連れ合いと最後の花見を兼ねて散歩した。引地川沿いの道を歩いていて、キランソウを見つけた(図1)。キランソウは山歩き以外では見つけたことが無いので凄く嬉しい。そして、ツルウメモドキがあり、蕾だ(図2)!我家の庭にもツルウメモドキが出てきて、暴れるように蔓が伸び回ったので、根元から切ったことがあった。ヒヨドリが糞をして種子分散したのだ。
帰路、スーパーに寄ってジャム用のイチゴを買った。ぼくは左足の股関節から太腿が痛くなり足を上げることができず、左足を引きづるようにして歩く。が、休んで今はウィスキーを呑んでいるので問題ナシ!
この痛みの対処の仕方が少しずつ分かってきた。これから死ぬまでこの座骨神経痛と付き合うのだから、旨く折り合いをつけていきたい。
今、隣家へもらった新ゴボウをお裾分けしたら何とタラの芽とシュンギクを貰った。何だか、もっと呑みたくなった。
図1. キランソウAjuga decumbens
図2. ツルウメモドキCelastrus orbiculatus

2021年4月2日金曜日

驚き!スナメリの頭骨!  Astonishment/Marvel! Skull of finless porpoise!

 部屋の書棚の上にシカのトロフィーのようにぶら下げていたスナメリの頭骨を、今は再び手許に置いて眺めている。このスナメリは杦本盾美さんが知多半島の佐久島にスナメリの頭骨拾いを兼ねて海水浴に行ったら、本当にスナメリの頭骨を見つけて拾ってきたのです。宅急便で送ってくれたのは2009年2月の事でした。送られてきた時の事を2009/02/24のブログにアップしております。

イヤー、図中にpm、mなどと頭骨の各部分の骨の名称を記しているが、これは、いくつかのハクジラの仲間やネズミイルカ科の頭骨を見たが、前顎骨、上顎骨ははっきり判るが、他の骨に関してはネズミイルカの仲間でも違い、結局スナメリの頭骨の名称についてはペンディングになった。それは、欧米の海に生息しているならば調べ上げられているだろうが、スナメリは日本、中国からインドにかけての海に生息する動物だからだ。これから調査研究される動物だ。

で、口吻の上部で一見長い鼻骨にように並んでいるのが前顎骨である。これは殆んど全てのハクジラ類の頭骨で同じだ。長い前頭骨に癒着して上顎骨がある(図1)。これもハクジラ類では変わらない。

前顎骨が口先まで伸び(図1、2)ている。前顎骨から出る歯は切歯であり、上顎骨から出る歯は頬歯と呼ばれる前臼歯や臼歯である。このスナメリの前顎骨からは3本の歯が見え(図4)、上顎骨からは15本の歯が出ていたようだ(図2)。だから、計18本の同歯性の歯が出ていることになる。もともとは異歯性だったが同歯性に代わる大変換期があったのだ。その時に前頭骨や頭頂骨も目まぐるしく変ったのだ。

図1. スナメリNeophocaena phocaenoides頭骨上から
pm:前顎骨、m:上顎骨、v:鋤骨、n:鼻骨、f:前頭骨
図2.スナメリ頭骨下から
pal:口蓋骨、la:涙骨、te:側頭骨
図3. スナメリ頭骨左側面から
la:涙骨、te:側頭骨、p:頭頂骨、o:後頭骨
イヌやシカの頭骨と比べると奇妙と思えるほどの頭骨だ。どこに頭頂骨が行ってしまったのか?っと思えるほどだ。
図4. スナメリの前顎骨と上顎骨の先端部を斜め下から
前顎骨から歯が3本出ている。しかし、これらの歯は上顎骨から出ている歯と比べると小さい。同歯性の歯は短く、根が浅い。これらの歯はしばしば抜け落ちて新しい歯に次々と新しい歯に代わっていくことができる。

モグラの上腕骨やネズミなどの脛骨と腓骨が踝の方で癒合・合体している下肢の不思議に魅せられていたが、C.Fさんからシカの頭骨の後半分の写真を見せられて再び頭骨の面白さにハマっている。頭骨ほど動物たちの生態に応じた形態になっている骨はないかな?っと思うくらいだ。陸には上がらずに水中だけで生活するヒゲクジラ、ハクジラの仲間の頭骨の変異は陸生哺乳類の頭骨からは想像を絶するものだ。

2021年4月1日木曜日

もう、山歩きは無理!   It's difficult for me to walk in the mountains.

30日は、引地川の遊水池公園まで散歩に出かけたが、何と2キロも歩かない内に左股関節から太腿にかけて痛くなり歩くのが難しくなった。幸い、川沿いにパーゴラが掛った休み台があり座る。実は27日に専門学校でチャレンジキャンパスがあり、3人の高校生に対して話している途中に左の太腿が痛くなったのだ。座骨神経がいろいろちょっかいを出してくる。
休んで股関節部分を押していると楽になったので、今度はゆっくり歩く。痛がっていると歩かなくなるので歩かなければ思う。しかし、頭の中はもう山歩きは無理だろうっと云う思いでいっぱいになる。
山歩きが出来なくなったら骨を眺めながら暮らそうと思っていた。しかし、想定していた山を歩けなく生る時が85歳を過ぎた頃だ!それよりも10歳も早い。拾ったテンやタヌキの糞のマトメもしていない。整形外科でも手もみでも毎日散歩すること!デスクワークが一番悪い!っと!
1時間以上パソコンに向かわない事!難しい!30分椅子に座ったら立ち上がる事!難しい!
図1. タブノキの花が咲き始めている 
図2. クワの蕾が一杯
オオイタドリを見つけたので、折って写真を撮った後、皮を剥いて食べる。昨年は食べなかった。酸っぱくて旨い!

図3. オオイタドリだ!
図4. 歩道橋の下に小学校のサクラが伸びている
歩道橋を渡り、この小学校横の坂道も一歩一歩足を運ぶ。この変な痛さを克服したい。怪我をしていないのにどうして痛くなったりするのだ!座骨神経が圧迫されているんだったら逆に痛さが感じなくなるのではっと考えながら俯いて歩く。
図5. 小学校横の道はサクラの花弁で埋まる。
昨日も温かかったので、散歩する。痛くなったらすぐ家へ戻れるようなルートを選ぶ。多くの人たちが陽気に誘われて歩いている。歩いた距離は3.5キロ、最後の1キロくらいは左足の付け根を揉みながら歩く。もう、ヤエザクラが咲き出しているので、帰宅して休んでからデンドロ類を庭に出す。今日は、他のラン類も外に出そう。