「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2019年10月11日金曜日

台風前の東丹沢2)  Eastern Tanzawa before Typhoon2)

9:52 植林作業の人たちが歩く仕事道を下っていると、イノシシかカモシカの休息場かと思ったが、イノシシが斜面の土を掘って土壌動物を漁った痕だ。毛が見つかればヌタ場としただろう。
図1.イノシシが斜面の土を前足と鼻で削って土壌動物を探した痕だ。
図2.イノシシ足跡を確実にする副蹄の跡が明確ではない。
しかし、柔らかい土の上でも蹄が広がっているので、イノシシに間違いないだろう。
10:33 杉林の中の仕事道を降りてきた方を見上げると、まだ、これしか来ていない。下りは腰に響く!
図3. 仕事道の途中から見上げる
10:37 おー!カラカサダケだ(図4)!
図4.カラカサダケ 
直径12,3センチだ。まだまだ大きくなる。 
図5.斜め上から、ツバがある。 
図6.根本は少しツボ状になっている。
カラカサダケはいつもピーマンなどの野菜と炒めて食べるが、シチュウに入れても旨そうだ。
11:05 伝導に着く。車を置いたところには11:36に到着だ。
帰路、早戸川林道でヤクシソウやまだ蕾のリュウノウギクがあった。秋だ!
図7.ヤクシソウ 
図8.リュウノウギクの蕾
今回、右腰が痛かったので日和に日和って榛の木丸までも行かずに途中で引き返した。歩いた距離は8.3キロであった(図9)。どうも、引き返して来て正解だったようだ。帰宅後は腰が痛くて歩けない程であり、山歩きの前半をブログにアップしてからすぐ5時まで寝る。ウィスキーを飲んでも痛みが治まらず、夕食後寝る。今朝は昨日よりも状態が良い。椅子に座っている限りでは痛みはない。
図9.歩いたルート
⓪:伝導 ①:造林小屋 ②:シロヨメナが咲いていた ③:ケフクロツチガキがあった ④:別れ道で ⑤:イノシシの痕 ⑥:カラカサダケのあった

明日、明後日の台風17号が強烈なようなので、今回は庭のラン鉢の大半を部屋に取り込んだ。
小笠原の父島でパークレンジャーの仕事している卒業生のY.O君からメールがあった。生活物資を運んでくる定期船おがさわら丸が欠航なのでスーパーなどでは生鮮食品が不足しているようだ。離島はいつも台風などの暴風雨の時は定期船が欠航するだろうから、生鮮食品を含む食糧などはいつも備蓄しなければならない訳だ。台風が何事もなく過ぎて欲しいものだ!




2019年10月10日木曜日

台風前の東丹沢1)  Eastern Tanzawa before the Typhoon1)

今朝4時に目覚めたがもう一寝した。それが間違っていた。5時に起きた時、腰が痛かった。天井を見て寝入ってしまったのだ。横向きに寝た場合は腰を痛めることは少ないが、あお向けに寝たために腰部分の筋肉を痛めてしまった。

でも、山を歩けば腰の筋肉がほぐれて痛みが無くなるだろうと思い、山へ行くことにした。車を運転している時はまったく問題ない。
しかし、参った!足を踏み出す度に右腰の奥が痛むのだ。それでも筋肉が温まれば自然と痛みがなくなるだろうと考えながら歩いた。

車を停めたのは早戸川林道の終点付近。魚止橋付近には4台も車が留められている。ヘアピンカーブのところから榛の木丸を目差そうと思った。が、急な登りを目の前にして、取り敢えず伝導まで行こうと歩いた。身体はなかなか温まらない。長袖を手首まで着、軍手をつけ、帽子を被っているのに汗など出そうにもない。涼しいのだ。
伝導の手前で3人の釣り人と出会った。ぼくの歩き方がおかしかったからか「雷平までの路は、橋は落ちていますよ!」と教えてくれる。橋は落ちたり、路が崩壊しているのは3、4年前からだ。
真っ直ぐ進んで橋を渡ったところからすぐ尾根に取り付く。木の根を持ち、幹を持って身体を引き上げる。いつもなら、この登りで汗がでるのにゆっくりなため身体が温まってきただけだ。
8:22 造林小屋だ。内部はかなり荒れ果て崩壊している。小屋の前の苔むしたコンクリートに座って朝食用にアメリカンドックを食べていると何故か、小鳥の鳴き声のような音が近づいてくる。それは軽快な服装をした釣り人であった。腰につけているクマ避けの鈴が小鳥の声のように聞こえたのだ。
図1.造林小屋
8:34 造林小屋の前の尾根を登って榛の木丸に行くことにする。
8:53 シロヨメナが咲いている。昭和初期の女学生のような雰囲気だ!
図2.シロヨメナ
9:40 ツチグリの仲間だ!
図3.ケフクロツチガキGeastrum velllutinum
9:47 テングタケ科のキノコだ!調べてもちょっと判らなかった。
図4.テングタケ科の幼菌
テングタケ科のキノコには、タマゴタケ、ツルタケ、ガンタケ、シカタケ、ベニヒダタケなど食べられるキノコがあるが、真っ白のドクツルタケ、コタマゴテングタケ、ベニテングタケ、テングタケなどの猛毒のキノコが多いので、写真を撮っただけだ!
10:52 別れ道にきた。切り倒されて朽ちた杉の木の左上に行くと榛の木丸へ、ぼくが座っている足元のつづら折りの仕事道を行くと伝導近くの登山道に出る。
図5.別れ道で
ここで、休みながらスポーツ飲料を飲んだりしていて、右腰の痛さがとれないので、日和ってしまった。このつづら折りの仕事道を下ることにしたのだ。
しかし、ジェオグラフィカは優れモノだ。現在地確認にはもってこいのものだ。これを紹介してくれたM.Tさんに感謝だ!

2019年9月30日月曜日

庭の秋 The autumn of my backyard

我が家の夏の庭はヤブ蚊が多く、夏に庭に出るには、手、腕、顔、首筋に蚊避けを塗り、長袖、長ズボン、長靴に帽子を被らなければいけない。丹沢山麓を歩いてヤブ蚊に悩まされたことは無いが、何故かヤブ蚊は山よりも街の草木の多い公園に多いと思われる。
庭の木々の枝に吊るしてあるラン鉢に週に一回は水をやる必要がある。この為に、毎回重装備とならざるをえないのだ。
あんなに暑かった日もいつの間にかコオロギたちが鳴く初秋となってきた。水遣りしているとタイワンホトトギスが背を伸ばしてムラサキシキブの枝の上に顔を覗かせていた(図1)。ムラサキシキブの根元にはミョウガの花が咲いている(図2)。我が家のミョウガは涼しくなると花を咲かせる。できれば、冷えたソーメンを食べる真夏に咲いて欲しい。
図1.タイワンホトトギスの花
ミョウガは他にも見つかり10個ほど採った。このミョウガを刻んでナス、キュウリ、キャベツの一夜漬けに混ぜ込んで漬けると美味しい一夜漬けができる。さぁー、これから作るかな!今は一夜漬け用の簡易漬物器があるので、今、着ければ今夕のウィスキーの摘まみになる。昨夕はイカの塩辛を作ったので、楽しみだ!
図2.ミョウガの花

2019年9月29日日曜日

ラグビーワールドカップと親父の思いで! Rugby World Cup and my Father's Memories!

ラグビーワールドカップの日本対アイルランドを見続けた。前半はアイルランドの力・強さが見えて、後半は大きく引き離されるだろうと思って見ていた。しかし、アイルランドはアウエーの日本の応援と、気温にヤラレタようで足が止まった。もし、これが欧米の国で開催されていたなら、日本は負けたかも知れない。
しかし、アイルランドの主将もヘッドコーチもノーサイドの弁では、アウエーの不利な条件の事を少しも口にしなかった。紳士だ。
ラクビーはTVが子供の頃我家に入った頃から、いつも親父がNHK教育TVで見ていた。ぼくは仕方なく白黒のTV画面のラグビーを見た。親父は高校の花園、大学選手権、大学トップとの日本選手権を欠かさず見ていた。
親父は師範学校時代にラグビーをやっていたようで、ラガーシャツを着てグランドで肩を組んでいる写真があった。冬になると寒さで肩が痛くなり、ウサギの毛皮を肩に当てていた。スクラムを組んでいたのだ。大正元年の1912年生まれなので生きていれば107歳だ!
今、親父が生きていれば全ての試合を録画をして見ていることだろう。今年の暮れは帰省してラグビーワールドカップの事について親父に報告したいくらいだ。ラグビーの人気が出てきたので嬉しい。
日本対アイルランド戦後半でトライした Yahoo JAPANから

2019年9月28日土曜日

タヌキ糞とテン糞の内容物 The scats' contents of racoon dog and marten.

先日25日の土山峠・宮ヶ瀬尾根・堤川林道のルート(図3)で見つけ拾ってきた食肉目の糞はタヌキ糞とテン糞の1個づつであった(図1&2)。タヌキのトイレ痕(タメ糞場)は6,7カ所にあったが、図1の場所を除いて、糞塊はほとんど糞虫に地中などの運ばれて地表には残っていなかった。テン糞(図2)を見つけられたことは、いよいよこれからは涼しくなるので、飛び回る昆虫たちが減るので、もっと糞発見率が高くなるだろう。
図1.タヌキ糞
内容物:サルナシActinidia arguta果皮・果肉・種子、腐葉砕片、昆虫脚
図2.テン糞
内容物:サルナシActinidia arguta果皮・果肉・種子
タヌキ糞やテン糞の内容物は、サルナシの果皮・果肉・種子であり、タヌキ糞に1個の昆虫の脚が入っていた。タヌキは先日の台風15号の強風で落下したサルナシの果実を拾い食いし、テンは木の登って食べたものだろう。これからさらに秋の木の実食いが主流になっていく。
図3.タヌキ糞とテン糞のルート上の位置

2019年9月27日金曜日

新ショウガをウィスキーの肴に! New ginger as the relish for whisky!

知人のN.Kさんが畑で採れたばかりのショウガを持ってきた。このショウガを洗って、このまま生味噌をつけて食べるは酒の最高の摘みだ!
あるいは、このショウガを薄切りにして甘酢に漬けて食べても旨い。もちろん、下ろして蕎麦の汁に容れると味が一段と引き立つ。
昨日は、釧路の妹から醤油につけたイクラの瓶詰なども送られてきて、嬉しい限りだ!もちろん、ウィスキーの摘みとしてノリに挟んで食べた。 
図1.採りたてのショウガ
さぁー、これから宮ヶ瀬尾根で拾ってきた糞洗いをしよう。涼しくなってきて庭のホトトギスの花も咲き、虫たちも鳴いている。来週からは専門学校の後期が始まるので、その用意もしなくてはいけない。今年も残りは3ヶ月余りしかない。何だか残りの月日時間を気にするようになった。嫌な事だ!

2019年9月26日木曜日

宮ヶ瀬尾根歩き  Trekking in the Miyagase Ridge

昨日は朝5時半頃に家を出る。大棚沢広場の駐車場に着いたのが6時40分。そこから土山峠まで歩く。この県道64号線の歩きは好きではない。大型トラックや通勤の車が轟音を立てて行きすぎる。トラックが通り過ぎると凄い風圧なので、帽子を押さえる。30分くらいで土山峠だ。辺室山への登山口から入ってすぐ湖岸道路を歩く。まったく動物糞を見つけることができず。
7:39 湖岸道路の終点にある道標に倒木が覆っている(図1)。この倒木は先日の台風の強風に因るものだ。まだ、青い葉が出ている。
図1.湖岸道路終点の道標
道標の前で小休憩だ。対岸の歩いてきた道路を走る車の音が聞こえる。水を飲んで一息ついたので倒木の下を潜り、経路を歩く。最近はこの経路を歩く人が少ないようだ。新旧の枯れ枝が路を覆う。ピーク525をへの路を止めて、ピーク617の猿ヶ島への尾根を登る。
図2.対岸の革籠石山方面を望む
7:52 タヌキのタメ糞だ!でも大半の糞が糞虫に地中に運ばれている。7,8ミリ径の穴が開いている。残っていた糞をゲットだ!
図3.タヌキのトイレ
8:19 倒木だ(図4)。これも先日の台風に因るものだ!
図4.尾根上の倒木
8:50 これは木が根本の辺りで折れている。中が空洞だったのだ(図5)。テンなどの隠れ家になりそうだ。
図5.強風で折れた中が空洞の木
8:55 また、倒木だ。幹がしっかりしていると根こそぎ倒される(図6)。
図6.根こそぎ倒れる
9:12 タヌキのトイレの痕だ!糞は全て運ばれてしまっている(図7)。
図7.タヌキのトイレ痕
9:16 カモシカの角砥ぎの痕だ。このような太い幹のスギの木にするのは珍しい。
図8.カモシカの角砥ぎ
9:22 ピーク617の猿ヶ島に着く。この案内札は昨年11月には無かった筈だ。 
図9. ピークを示す札
この猿ヶ島に到着すると必ず、下のハリギリの幹に座って休憩し、写真を撮る。それにしてもこのハリギリは面白い成長をしている。休んでいると風が冷たく感じる。秋の風だ!
図10. セルフィー
猿ヶ島から宮ヶ瀬尾根を南下する。倒木や古いシカ柵のバラ線が煩わしい。
10:01 大きなサルノコシカケだ。
図11. サルノコシカケ
10:18 これはイノシシの糞だ。木の根を食べたのだろう。糞粒が固まっている(図12)。
図12. イノシシ糞
10:26 おー!テン糞だ!サルナシを食べているのかな?果皮が判る。
図13.テン糞
10:30 岩場のピーク(ほぼ600)を巻こうと上を見ると何か下がっているので、写真を撮ってみると宮ヶ瀬尾根と書いた札が付けられている(図14)。この札を取り付けた人は猿ヶ島の札を取り付けた人だろう。ここからは堤川林道とハタチガ沢林道の出合いになる場所までもうすぐだ。
図14. 岩場のピーク
林道出合いの場所に着き、堤川林道へ下る。途中の植林が切れた場所から鍋嵐方面をみる。今度時間がある時に鍋嵐にゴジラ尾根を歩いて行こう。でも、県道70号線側からは橋が渡れなくなっている。
図15.10:57 鍋嵐方面を望む
スギの間伐が行われたようだ。真っ直ぐ尾根を下るのは間伐材が置いてあるので、大変だ。ジグザグの経路を下ることにする。この経路は台風の被害ナシ。
11:22 林道に下りたって暫く歩いているとシカ糞だ!
図16.シカ糞
スマホでジオグラフィカの地図と現在地を見ながら歩く。確かバスの時刻は20分前後だ。土山峠から仏果山登山口までバスに乗ろう。この林道も土砂崩れや倒木が多い。バスは22分だった(図17)。30分も早く着いたので、辺室山方面への階段を登ったところで休む。
バスは24分頃きた。乗客はぼくを含めて二人、運転手は女性だった。
図17.バス停土山峠時刻表
帰宅して、シャワーを浴び、頭や身体を洗う。テレビでウルグアイ・フィジーのラクビーを見ながら、白ワイを着て黒ネクタイを締める。暑いので、緩める。18時東小金井の葬儀場に電車で行く。T氏は61歳で胃癌で逝った。若いだけにガンの進行が速かったようだ。あー、こちらは彼よりも10歳以上も歳をとっているのに、まだ、死にそうもない。

2019年9月21日土曜日

また、咲いた! It has bloomed, again!

眩暈が何となくしなくなった。何となくと云うのは椅子から立ち上がる時もゆっくり立っているせいもあるだろう。昨日は、毎月一回は行く内科でこの眩暈の事も話してみた。この夏の暑さによる疲れだろうと云うことになった。それなら、疲れを取るとために好きな果物を食べる生活に戻そう。高血圧で炭水化物の他に果物まで注意を受けていたのだ。

我が家の駐車場横に植えられているテイカカズラの花が咲いている。暑かったりちょっと涼しかったりしてテイカカズラの生理もオカシクなったのかな?
テイカカズラTrachelospermum asiaticumgの花

2019年9月19日木曜日

カモシカとシカの下顎骨の違い The differences between mandible of Japanese serrow and Sika deer

丹沢山麓を歩いていてカモシカやシカの頭骨を見つける。それらが、完全な頭骨であることはほとんどない。タヌキやアナグマやネズミたちに齧られていたり、斜面を転がって一部の骨が欠落したりしている場合が多い。そこで、オスやメスに関わらずカモシカとシカの頭骨を見極める(同定しやすい)箇所を頭骨を上から見た場合、横から見た場合、底からみた場合、あるいは下顎骨の違いなどにいて夏休み中にアップしていきたい。っと述べていた。しかし、もう夏休みは終わった!が、今回で責任を果たせた。

両者の下顎骨の一番の違いは、切歯や犬歯の幅広さの違いだ。図1と図2は現場に見つけた時のまだ完全には白骨化していないカモシカとシカの下顎骨を上から見たものだ。
図1のカモシカの切歯3対と犬歯は似たような大きさで小さなスプーン状に並んでいる。しかし、シカ(図2)では、第一切歯が他の二つの切歯と犬歯を合わせたくらいの幅の広さがある。さらに、カモシカの犬歯や第三、第二切歯は第一切歯の同程度の幅広だ(図1)。が、シカでは犬歯や第三切歯は異様に幅が狭い(図2)。
図1.カモシカ下顎切歯
図2.シカ下顎切歯
カモシカやシカの左右の下顎骨を図3や図4のように木工ボンドで張り合わせるとカモシカではオトガイ孔が真上から確認しずらい(図3)。が、シカのオトガイ孔は明確に判る(図4)。
図3.カモシカの下顎のオトガイ孔 上から
図4.シカの下顎骨のオトガイ孔 上から
下顎骨を側面から見ると、下顎角(イヌでは角突起になる)や筋突起、さらには下顎低の湾曲の仕方、オトガイ孔の数なと微妙な違いが見られる。しかし、誰もが一見して判る大きな違いは側面からみた下顎枝と下顎低の角度の違いだ。カモシカでは下顎枝は下顎低と垂直(直角)になる(図3)が、シカでは100度以上の広がりになる(図4)。
図3.カモシカの下顎骨 右外側面から
図4. シカの下顎骨 右外側面から

今日は、朝から陽が射し、気持ちが良い。明日は歯医者なので今日は山に行くつもりだった。しかし、今朝も起き掛けに眩暈で、どうもダメだ。車を運転していく自信が無いので止めた。降圧剤も少なくなっているので、明日は歯医者から戻ったら内科に行って診てもらおう。
カモシカとシカの下顎骨の違いを終えたので、午後からカメラを持って散歩だ!

2019年9月16日月曜日

シカとカモシカの頭骨の違い:4)底面から  The differences of skull between Sika deer and Japanese serow. 4)from ventral view

丹沢山麓を歩いていてカモシカやシカの頭骨を見つける。それらが、完全な頭骨であることはほとんどない。タヌキやアナグマやネズミたちに齧られていたり、斜面を転がって一部の骨が欠落したりしている場合が多い。そこで、オスやメスに関わらずカモシカとシカの頭骨を見極める(同定しやすい)箇所を頭骨を上から見た場合、横から見た場合、底からみた場合、あるいは下顎骨の違いなどにいて夏休み中にアップしていきたい。(ごめん!夏休みが終わった。)
カモシカとシカの頭骨の違い(同定):4)頭骨の底から
カモシカの聴胞は膨らまないが、シカのは半球状に膨らむ。
カモシカの後頭骨底部はほぼ正方形だが、シカでは台形状だ。
カモシカの上顎骨の口蓋部先端付近の幅は10ミリ以下(下北半島産のは12ミリ以下)だが、シカでは子どもでも13ミリを超える。
カモシカでは左右の翼状突起(外側板)が外側に開くが、シカでは平行だ。
カモシカでは犬歯が無いが、シカでは短い犬歯がある。
カモシカの3本の臼歯の噛面は横幅より前後幅が長いがシカでは横幅の方が長い。
図1.カモシカの頭骨底面から

図2.シカの頭骨底面から

昨日、午後4時から大塚の友人の会社で呑み会があるので出かけようと椅子から立ち上がったら眩暈だ!2、3日前から起床時にベットから立ち上がる時に軽いメマイがした。グラ~ンとしたので、断りの電話を入れた。一番最初に眩暈がして倒れそうになったのが、1994年の8月にマハレに居た時だ。その時は、立っていられないほどだった。1996年に帰国してからも眩暈がしたので診てもらうとメニエル症だと診断された。以来、難聴気味になった。今回の眩暈は、今夏の暑さの疲れが一気に出てきたのかも知れない。
それにしても先日の台風15号でまだ千葉県内の多くの地域で停電が続いている。千葉市に住む友人の所も停電・断水になったようだが、復旧した。しかし、富津市宇藤原のN氏や鴨川市大山のI氏はまだ連絡が取れない。停電・断水に加えて、この雨で瓦が飛んだり壊れた家屋を持つ人たちが気の毒でならない。