「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2017年11月25日土曜日

唐沢キャンプ場宿泊  Staying at the Karasawa-campsite

23日は朝から雨。23日、24日と専門学校の丹沢宿泊実習であった。
本厚木駅前7時40分発宮ケ瀬行きのバスに乗って三叉路で降りた時も冷たい雨が降り注いでいた。今回は、今年度初めての1、2年生合同の丹沢実習で、しかも一泊の宿泊だ。さらに卒業生も3人参加してくれた。
三叉路で下りて雨の中を唐沢キャンプ場へ向かう
1年生にとっては初めての丹沢、しかも雨降りの中!でも、みな楽しそうだ。大きなザックの中には、寝袋やシュラフマット、洗面具などの個人装備の他に米、野菜、肉などの食料、コッヘル、飯盒、MSRの白ガソリンストーブなどをパッキングした荷物を背負って歩く。
先頭の6名
吹風トンネル内に入ったところで糞を見つける。イヌ?タヌキ?テン?アナグマ?さまざまな意見が出る。ぼくは、水洗いして調べるためにゲットする。
吹風トンネル内で、イヌ糞?しかし、種子らしき物が見えるのでゲット
雨の為、ぼくは傘を差しながら歩いているが、膝から下は濡れてしまう。学生たちにもズボンはずぶ濡れ状態。ゴアテの雨具のズボンを本厚木駅前から履かせておくのだった。
唐沢川の周りが綺麗
唐沢キャンプ場に10時40分頃ついて、雨が上がってきた。天気予報通りのようなので、お昼と水と筆記用具をサブザックに入れ、あとの荷物はキャンプ場に預けて、キャンプ場に南東に下りてくる尾根を登ることにする。O先輩とN担任は荷物番でキャンプ場に残る。
陽が射してくる。尾根に落ちている枯れ葉は濡れているが元気な学生たちはどんどん登る。ぼくは「高いところ、高いところを目指して歩け!」と叫ぶ。男子学生二人が直登していく、ぼくはゆっくりジグザクに登っていく。
12:07 最初の鉄塔下に辿り着く。お昼だ!日向は暖かいが日陰は寒い。
お昼を終えて、再びさらに上の鉄塔を目指す。
登山道近くの鉄塔下に出る。素晴らしい青空だ!濡れたズボンも全く気にならない。集合写真を撮り、ここから、神奈川県パークレンジャーのMアシスタントと学生たちは高畑山へ、ぼくと卒業生二人とIさんはここに残る。
青宇治橋までの登山道は利用する人が少ないため、荒れていた。キャンプ場に戻ると2年生のMさんが遅れて到着していた。
13:15 登山道近くの鉄塔のあるピークで
この日の夕食は、水炊きであり、飯盒のご飯も上手く炊けている。ぼくは9時過ぎには部屋に戻って寝るが、学生たちや卒業生の大半は12時近くまで焚火を囲って、ココアやコーヒーを飲みながらお喋りを楽しんだようだ。夜中、寒さで何度も目が覚める。

2017年11月22日水曜日

サツマイモ掘り!  Digging sweet potatoes!

今日は9時から、いつも新鮮な根菜類をもらう知人Kさんの畑のサツマイモ掘りをやった。Kさんは2ヵ所に畑を借りて根菜類を作っている。今日は、我が家から車で15分くらいの菖蒲沢という地区に借りている畑だ。
6畝あるサツマイモ畑
トランペットズッキニーの畑
 Kさんは大病をして、尿は脇腹の管から出さなかればならない。まるで、畑仕事をすることで病気を追いやっている感じでさえある
Kさん夫妻
 もう、どの畝のサツマイモもネズミに齧られており、ネズミの通路となっているトンネルが各所にあった。今年はネズミの姿を見ることはなかった。
アカネズミに齧られたサツマイモ

腹がでているぼくが持つ収穫したシルク・スウィート

収穫したサツマイモ(これはその一部)
9時半頃始めて、12時半にお昼を食べ、3時半に6畝のサツマイモを掘り起こした。ぼくは、一抱えもある長ネギと生姜をもらい、3種類のサツマイモをもらって畑を後にしてきた。これからが、さらに大変になる。彼ら二人でサツマイモの入った籠を車に入れ、さらに、サツマイモの葉や茎の後片付けをしなければならない。ぼくは、明日から丹沢宿泊実習なので4時前に帰宅して、風呂に入り、今はウィスキーを飲みながらこれをタイプしている。しかし、K夫妻は暗い中を車のヘッドランプの灯りで動いているだろう。

2017年11月19日日曜日

ヤマブドウの種子か?  Seeds of crimson glory vine?

魚止め橋から林道のヘアピンカーブのところから榛ノ木丸に登り、そこから登山道へ出て姫次に行き、帰路は榛ノ木丸から南東に走る尾根を下って伝道に出て戻ってきた。
今回、見つけ拾ってきた食肉目の糞は登りの3ヵ所でタヌキ糞、伝道に出てから林道を歩いてテン糞を見つけた。水洗いによるそれぞれの内容物は下の表1にまとめた。
8:55 タヌキ糞①
サルナシ種子・果皮、イチョウ種子・果皮

9:54 タヌキタ糞②
サルナシ種子、スゲ(単子葉)3-6センチ4本、腐葉不明植物繊維、バッタ(直翅目)脚・産卵管、ゴム状不明動物質

10:44 タヌキ糞③
サルナシ種子・果皮、ヤマブドウ種子・果皮、ゲジゲジ

14:52 テン糞
サルナシ種子・果皮

表1 タヌキ糞①・②・③とテン糞の内容物
全ての糞にサルナシの種子と果皮が沢山入っていた。この付近のタヌキもテンもサルナシが主要な食物と考えられる。さらに、タヌキ糞①のイチョウの種子のギンナン、タヌキ糞②の不明腐葉の砕片、タヌキ糞③のヤマブドウの種子もそれぞれサルナシの種子や果皮と同じくらい沢山入っていた。
ヤマブドウの種子かエビヅルかサンカクヅルの種子か同定が難しく(下の写真)、手持ちのエビヅルやサンカクヅルの標本(ヤマブドウが無い)と比べて、大きいのでヤマブドウとした。子供の頃、さんざんヤマブドウを食べたが、種子ではダメだ!丹沢山塊で懐かしいヤマブドウの蔓と葉を見つけたのは塩水橋から本間ノ頭へ登る尾根の緑の看板とぼくが勝手に名付けている動植物の保護を訴える大きな鉄製のものがある付近だ。その時、ブドウの葉柄を噛んで酸っぱい味を子供の頃のように楽しんだ。神奈川県植物誌によるとヤマブドウがある場所は県内では数か所だけだ。ヤマブドウはたくさん果実をつけるので、タヌキ糞③にもたくさん種子が入っていたので、ヤマブドウVitis coignetiaeだと思っている。まー、ブドウ属Vitisは間違いない。
タヌキ糞③ブドウ属Vitisの種子

2017年11月18日土曜日

姫次で雪が降った! It snowed at the Himetsugu!

一昨日は、寒かった。風は無く、ほとんど無風状態とも言っても言い過ぎではないくらいだった。混群を作って樹幹から樹幹へ飛び回るカラ類も何だか寒そう。
10:13 榛ノ木丸でM氏と、ここは記念写真を撮っただけで素通り
林床にたくさんアズキナシの赤い実が落ちていた。根本付近から倒れているアズキナシの木があった。
10:56 アズキナシ
もう、延々とイノシシが掘り起こして地面を3,40センチ掘り起こしている。きっと地中のコガネムシの仲間の幼虫を探して食べたのかな?っと二人で考えた。
11:14 あたり一面イノシシが掘り起こしている
11時17分、ようやく焼山・姫次を結ぶ登山道に出た。休まずに姫次まで歩く。
11:16 おー、登山道だ!
登山道には落葉松(カラマツ)の葉が敷き詰められていて、ふわふわして気持ちが良い。道路際には、霜柱が融けずに残っている。5、6センチの長さはありそうだ。暖かい日には融けて登山靴を泥だらけにする元凶だ!
11:26 霜柱が融けずに残っている。姫次で
11時半に目的地の姫次に着く。すぐ、お昼にする。ぼくはコンビニのオニギリを二つ食べる。サーモの熱いウーロン茶が旨い。檜洞丸の方から盛り上がってきた黒雲が空を覆い、お日様が隠されて寒い。座っているだけで冷えてくるので歩きながらオニギリをほお張る。
11:55 姫次からみた蛭ヶ岳山荘
 冷たい空気の中で、アセビの花枝が伸びていた。
姫次でM氏とともに
お昼を11時半に食べ始め、10分くらいですぐ食べ終え、辺りの景色を写真に撮っていたが、余りにも冷えるので12時ちょっと前に姫次を出る。出て、間もなく女性二人のパーティが黍殻山の方からやってくる。こんにちは!っと声を掛け合う。1433mの地点を過ぎ、榛ノ木丸への尾根に入るところまで登山道を歩く。
身体が冷えてしまい、なかなか温まらない。姫次ぐを発って10分もしないで榛ノ木丸へ行く場所に到着。軍手では手が冷たい。耳には耳掛けが欲しい。もちろん、ザックの中には薄手のダウンを容れているが、それを着るまでもない。兎に角、温まりたいので、歩く。フカフカしたなだらかな下りで歩きやすい。膝も痛くない。
登山道から榛ノ木丸への道
自動カメラのある場所を通過してから、尾根を立ち木につかまって登り、榛ノ木丸に過ぎる。もう、この頃は身体が温まり、登りになると腿が上がらなくなる。榛ノ木丸を少し過ぎたところの二手に分かれるところで林床の落ち葉の上にドカット腰を下ろして休む。雪片が舞う。雪が雨になるとイヤなので、気持ちが少し焦る。
12:40 ぼくらの通過も撮られているのかな?
滝が見える場所では、アカマツの松ぼっくりの種子を食べたリスの食痕のエビフライが2、3メートルもの範囲に散らばっている。写真に撮ったエビフライを拾ってきた。
13:13 まるでリスの食堂だ!
14時半には伝道の登山口に降り立ち、少し休んでゆっくり車まで戻った。
今回は先週あった2ヵ所でギンナンの入ったタヌキのタメ糞を見つけ、さらにもう1ヵ所でタヌキのタメ糞、伝道に下りてからまたも1ヵ所でテン糞を見つけた。アトリ、アオゲラ、ゴジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、シジュウカラなどを教えてもらった。

2017年11月16日木曜日

初めて知った滝   Water falls that I saw for the first time.

今日、鳥の専門家のM氏と魚止橋から榛ノ木丸と通って姫次まで行ってきた。帰路、榛ノ木丸から下っている時に円山木沢と思われるところに滝が落ちていた。今まで気が付かなかった滝だ。
13:18 滝が見える
 さらに、下っていくと先ほど見えた滝は上段にある滝で、さらに下方にもう一つ滝がある。上段の滝も下段の滝も落差10メートルはありそうだ。
13:54 先ほど見た滝は上にあり、下にももう一段滝がある

2017年11月15日水曜日

映画「ゴッホ 最期の手紙」  Cinema "Loving Vincent"

一昨日、連れ合いと映画「ゴッホ 最期の手紙」を見てきた。ぼくも連れ合いもゴッホが好きなので、美術館でゴッホ展があると大抵見にいっている。ぼくは高3の時にゴッホと弟のテオとの書簡集を読んでますますゴッホが好きになったのだ。
そのため、連れ合いからゴッホの映画が上大岡でやっているから見に行かないかと誘われて、すぐOKしたのだ。
が、ぼくらが考えていた映画とは全く違った。映画はすべてゴッホの絵のあの力強いタッチの油絵アニメであり、知っている絵の場面が動き出すので、映画そのものがゴッホの絵を見ている感じである。
ゴッホ好きのぼくや連れ合いにとっては、もう一度見にこようとなった。まるでゴッホが描いてアニメ映画にしたようなものであった。


2017年11月12日日曜日

カラスウリの種子分散は間違い The stragegy of seed dispersal of Karasu pepo seem to be error.

昨日、境川沿いを歩いた。散歩した距離は7キロちょっとであった。この位歩くと少し汗ばむ。境川の左岸にあたる横浜市側では朱色になった烏瓜(カラスウリ)を見つけた。
カラスが啄ばむからカラスウリと名付けられたのかな?っとも思うが、この果実はいつも赤く色付きしだいに枯れていき、鳥たちに喜んで食べられているとも思えない。
このカラスウリの実を食べてみたことがあるだろうか?割ってみるとジューシーで甘そうだが、とんでもなく不味い。舌に触っただけですぐ吐き出してしまう。
丹沢で拾う動物糞に含まれる種子にもこのカラスウリの種子が混じっていたことがない。
朱色になったカラスウリTrichosanthes cucumeroides
しかし、千葉は高宕山付近にするサル調査や岡山県高梁市の臥牛山のサル調査で、サル糞の中にこのカラスウリの種子が入っていたことがあった。両方とも調査は、真夏である。夏のカラスウリは緑色をしているが、すでに果実が独特の形になっているために、糞の中にこの種子が混じっていればすぐ判る。

カラスウリの種子は①クロワッサン状、②カマキリの頭状、③着物の帯留め状、④打ち出の小槌状と言われ、独特の形をしている。

サルたちは、夏場にこのカラスウリの果実を食べるが、熟した秋の実は食べないのだ。カラスウリは市街地の公園のような思わぬ場所でも生っていることがあるので、やはり名前のようにカラスやヒヨドリが啄ばんで糞として種子を分散させていることが解かる。
しかし、カラスウリの種子分散の戦略は、どこかで間違ったのだろう。せめて果汁を甘くしていればこんなに大きな果実だし、テンなどにも食べられもっともっと繁栄していたであろう。それとも、かっては、今のカラスウリの熟した味が好きな鳥か哺乳類がいたのだろうか?

2017年11月10日金曜日

テンはサルナシ、タヌキはギンナン  Marten eats arguta, and racoon dog ginkgo nut.

一昨日の魚止め橋から榛ノ木丸の往復では、カモシカの糞を2ヵ所で見つけたものの、食肉目の糞は山中ではタヌキ糞①と②で、伝道からの帰路の林道でテン糞を見つけただけであった。
テン糞
サルナシ種子・果肉・果皮
このテン糞を拾った時は、サルナシと他に何を食べているかな?と楽しみであったが、洗うとサルナシの種子と果肉付き果皮以外には何も出てこなかった。
タヌキ糞②
ギンナンと果肉・果皮、サルナシ種子、不明植物破片、直翅目脚・産卵管・翅
タヌキ糞②からはギンナン10個と果肉のついた黄褐色の果皮が多数でてきた。さらに、サルナシの種子や大量の不明植物破片と脚の模様からするとカマドウマではないかと思われる直翅目の脚や産卵管、翅が出てきた。
ギンナンは陽に干して、封筒に容れてレンジで20秒くらいチンして種皮を剥いて、茶碗蒸しを作った。もちろん、タヌキの糞から出てきたギンナンだとは家族に話していない。

2017年11月9日木曜日

イヌブナハボタンフシの虫瘤がいっぱい! A lot of the galls of Japanese Blue Beech's leaf!

ー昨日の榛ノ木丸の続きー
魚止め橋からヘアピンカーブのところで急峻な登り、初めはスギの植林地帯であるが、植林地を過ぎるとさらに険しい登りになり、ストックはしまって両手を使って立ち木を支えにして身体をグィーッと引き寄せて登る。右肩が肩鎖関節脱臼しているので、肩の動かし方を整えながら右手を使う。こうやって登ると身体全体の細胞、組織が生き生きするような感じがする。霧雨が間断なく降り注ぐが汗が出て気持ちが良い。
9:02 登ってきた方を振り返る、落ち葉で埋め尽くされている。
足元を見ると、塩水林道にたくさん落ちていたイヌブナハボタンフシの虫瘤がイヌブナFacus japonicaの葉に付着して落ちている。塩水林道では、この虫瘤が葉と離れて落ちていた。しかし、ここでは葉についている。何と、気が付くともうこの虫瘤がついたイヌブナの葉だらけ!
ぼくは、滑らないように登山靴をしっかり上に乗せて歩く。登る。
9:16 あのイヌブナハボタンフシの虫瘤だ!
10:35 出発して2時間余りでようやく1292のピークを過ぎる。風が強い。晴れて風がなければ気持ちの良い場所なのだが、、、。周りの景色を撮る。ここから榛の木丸まで10分位だ。
ピーク1292付近の平なところ。
10:44 朝鮮語由来の山名の榛ノ木 
榛ノ木丸で自撮りをしてすぐ下る。凄い風の強さだ。時折、雨ではなくアラレかヒョウのような物が飛んでくる。蛭ヶ岳は雲で覆われそこから吹いてくる風が冷たく強烈だ。軍手を取り出す。
11:10 ようやくシカ柵の扉のところまで下りてきた。風は頭上を吹きすさぶ。途中で、東丹沢トレイルランと書かれた白い紙が透明なプラスチックに挟まれて木の幹に縛り付けられていた。下の扉の右の木の幹に赤ペンキの目印もその時のものだろう。
しかし、トレイルランをする人たちはぼくが登り下りているルートを走るのだ。先日、円山木ノ頭でお昼をとっている時もランニング姿で走り過ぎる人がいた。
11:10 シカ柵の開け放された扉
11:15 風が当たらなくなったのでほっとしてミヤマシキミの赤い実を撮る
風が全く当たらない場所で、蛭ヶ岳とは反対方向の山並みを撮る。落葉広葉樹が赤茶けた秋の色になっている。
11:28 魚止め橋の方を撮る
12:22 伝道に降り立つ。今回は、膝が痛くならないように2、3度膝を伸ばすようにしたせいか、膝が痛くならないで降りてくることができた。早戸川の沢音が激しい。
12:33 もう、寒そうな沢
12:36 テン糞だ!林道に転がっている1メートルくらい大きな岩の上にあった。
車の置いた場所には12:49に着いた。ぼくが来た時にあった横浜ナンバーの白い車はまだあった。今回は、十分汗をかいたし、ギンナンが入ったタヌキ糞を拾ったので、充実したものとなった。家について車から出る時も膝が痛くはなかった。嬉しい!

2017年11月8日水曜日

タヌキはギンナンを求めて2キロ移動する? Did the racoon dog move 2km for the Ginkgo's nuts?

今日、魚止め橋付近に車を置いて、榛の木丸に行ってきた。GPS上では9.2キロ歩いたことになる。
家を出た時から、時々フロントガラスに雨粒を取り去るためにワイパーを作動させなくてはならないような雨曇りの天気であった。傘を差しながら登れるようなルートではないので、最初からスパッツをつけ、雨具の上着を羽織り、赤いザックカバーでザックを覆い、魚止め橋から林道を歩いてヘアピンカーブのところから取り付いた。ロープが張られているので、今回はそれを頼りに登った。楽チン!
時々、雨粒が大きくなるので、何度か中止しようかなと思った。しかし、今回は両腕を使って立ち木を手繰り寄せながら登って、汗をかくのが目的の一つなので登り続けることにした。
9:37 タヌキのタメ糞①ギンナンNuts of Ginkgo bilobaが5個浮き出ている。
10:26 再びタヌキ糞だこれもギンナンのようだ。
 登りのルートで、タヌキのタメ糞を見つけた。いずれもギンナンが入っている。タメ糞①のギンナン5個はもちろんゲットし、タメ糞②のギンナンが入ってると思われる糞塊を全部拾ってきた。明日は糞を洗ってギンナンを取り出し、茶碗蒸しの実だ。茶碗蒸しを作ることをを考えながら榛の木丸まで登った。
歩いたルート、①、②はタヌキ糞を見つけた地点
ずーと、ギンナンを見つけた時から疑問が膨らんでいた。人が植栽したイチョウの木なら分かるが、この付近に自生のイチョウの木があるのだろうか?イヤ、ギンナンが実るイチョウがあるということだ。じゃー、どこだ!????丹沢に自生しているイチョウの木あるのかな?あるいは、今は閉鎖されてしまった「丹沢観光センター」に植栽されたイチョウの木があるのだろうか?もしあるとなるとタメ糞②をしたタヌキは直線でおよそ2キロ離れた「丹沢観光センター」まで移動していることになる。