「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2017年3月23日木曜日

有名な鍋焼うどん  The famous hot pot noodles!

  3月21日の鍋割山の続きになります。大倉のバス停から西山林道を歩き、小丸尾根が閉鎖されているので、マルガヤ尾根を登り、登山道に出て鍋割山で鍋焼ウドンを食べておりてきた。Fig.1のルートである。
Fig.1 3月21日のルート
  12:28、 4人の教え子の若者が待っている登山道に着く。登山道は登山者が次々に鍋割山方面からやってくる。ドロンコの登山道が、鍋割山頂まで続く。マルガヤ尾根はカラカラ乾いていたのでそれこそ雲泥の差である。すぐ、鍋割山頂が見える(Fig.2)。
Fig.2  鍋割山遠景
  12:51、 鍋割山に着く。登山者がたくさん。平地や下りは歩くのが楽だが、登りとなると階段一つ登るのにも一苦労で、目眩さえする感じる。何だか、このまま倒れてしまいそうな感じだ。
Fig.3 山頂に着いた。
  先に着いていた、教え子がぼくの分の鍋焼きウドンを買っていてくれた。先ず、缶ビールを飲むが、ダメ、何とビールをごくごく飲めないのだ。Matushima君に残りを飲んでもらう。このウドンも食べたのは半分もない。Hasega君に食べてもらう。
Fig.4 これが有名な鍋焼きウドンだ!
   13:34、記念撮影をして、下山だ!ぼくとしては、まだまだ休んでいたかった。
Fig.5 記念集合写真
  13:50、登って来たマルガヤ東側の尾根をみる。もう、若者たちは早い、早い、まるでハンミョウのようにサット下りて、ぼくがまだかと待っている。若者のように下れなくなった自分自身を再発見するように自問自答しながら下る。
Fig.6 マルガヤ尾根をみる。大倉尾根が見える。
  14:40、 4人の若者はぼくを待ちながらゆっくり下るので、何人もの登山者が先に下りていく。それでもぼくは小走りで走っているような感じだ。左足の太腿が攣っているので、一歩一歩だ。水を飲み、薬を飲んでいるのに効かない。多分、自分の体力以上のエネルギーを使っているんだ。
Fig.7  下る4人
  15:10、 マルガヤ尾根の登り口に辿り着く。これから大倉のバス停17時発のバスに間に合う。これほど、バテタ山歩きも久しぶりだ。もう、これからは若者たちに山行を誘われても断る方が良いかな?一人歩きの方が、自分のペースなので楽だ。ぼくは糞を拾ったりするので、さらに時間が掛かる。
  タヌキ糞やイタチ糞、テン糞を拾ってきたが、まだ洗っていない。
Fig.8 マルガヤ尾根の登り口 踏み跡があるので判りやすい。

森友学園問題は、何故、国有地が安く早急に売られるようになったかだ!政治力が働いていたと考えるのが妥当だ!

2017年3月21日火曜日

大倉・マルガヤ尾根・鍋割山ルートの自然探索 Nature exploration of the root between Ohkura and Mt.Nabewariyama.

  3月20日、渋沢駅北口の2番バス乗り場に7時半前に集合、集まったのは4年前に専門学校を卒業した男女ら4人。
  7時55分、出発。大倉のバス停前のお店で缶ビール500ccを一つ買う。平地を歩くだけでも若者たちとの差が開く
   8:14、 Hasegawa君が蟻地獄を見つけ、そのままガボット砂毎掘り起こす。ウスバカゲロウHagenomyia micans MacLachlan の幼虫だ。
8:24、 おー、早くもモミジイチゴRubus palmatusの花が咲いている。
  8:40、観音様が祭られている。きっと、大倉周辺の昔の人々が山の守り神としたのだろう。
  8:47、 2個目のテン糞だ!キブシStachyuru praecoxの種子がみえる。
  9:26、 4人は前を行く。

  9:29、おー!これはイタチ糞だ!あまりにも新鮮なので摘まみ取るのに手間取る。どんな内容物が入っているか楽しみだ!
  9:29、ぼくらは通常の登山道を行かないで、マルガヤ尾根を登るために、尾根への登り口を探す。すぐ見つけ、登り口での4人。お昼は鍋割山で鍋焼うどんを食べるのが目的だが、ぼくは余裕で正午までには十分に鍋割山に到達できると思っていた。
  若者たちは軽やかに登っていく。すぐ差が開き、後ろのぼくを気にして時々振り返って見てくれていたOgino君の姿も見えなくなる。15分遅れて、待っている彼らに追いつく。こちら、足が上がらないが、彼らはなんと身軽なことか!
10:16、リスの食痕のエビフライだ!
10:26、 タヌキの溜め糞だ! この時も、この溜め糞のところで待っていてくれた。自分としては必死に登っているが、足が動かない。
10:55、 ピーク928で、記念写真の4人。928mのピークに到着。ここから少し下って、また一方的な急登となる。細尾根も出てくる。
11:07、 3個目のアナグマの穴、まだ、新しい。使っているようだ。アナグマ糞を探しながら登る。女子のChibaさんは卒業後も奥秩父の山を登っているようで、もう、歩き方が違う。どうして、簡単に足が上がるのか不思議だ。彼らが、待っていてくれる。またも、10数分遅れだ。ぼくは椅子から立ち上がるのにもヨイショ!と力を込めなければ立ち上がれない。まして、登りは一歩一歩ヨイショ!だ。こちらは、とうとう左足の太腿が攣りそうになったので、スポーツ飲料を飲む。もう、これからは若者から山行を誘われても断るかな、、、などと考えながら登る。

2017年3月19日日曜日

タヌキもテンも落下している物を食べている。 Racoon dog and marten are eating the fallen fruits and arthropod.

  3月16日に、「みやがせミーヤ館」前の駐車場に車をとめ、沢から尾根に登って最後は登山道を歩いて、拾ってきたテン糞9個とタヌキ糞1個の内容物をアップしたい。
   沢歩きでは糞を見つけられなかった。テン糞①からテン糞④までは尾根沿いで見つけた。タヌキ糞からテン糞⑧までは登山道の下りで、テン糞⑨は尾根沿いの経路で見つけた。
12:44、テン糞① マメガキ種子・果皮

13:21、テン糞② 小哺乳類毛・骨片(毛が赤褐色もあるので、ネズミ科の動物のものかも知れない。)

13:27、テン糞③  キブシ種子・果実、サルナシ果実1個、ムカデ外皮5匹、

13:36、テン糞④ 腐葉砕片、土砂

13:53、タヌキ糞  キブシ種子、腐葉砕片、昆虫外骨格・脚・下翅、土砂

 13:59、テン糞⑤  バッタ脚、ハグロケバエの幼虫10匹分

14:01、テン糞⑥ ジネズミ毛・爪

 14:11、テン糞⑦ キブシ種子、腐葉砕片、膜翅目翅、土砂

14:20、テン糞⑧ ケンポナシ種子・果実・果柄、サルナシ種子、フサザクラ果実、ミズキ種子、骨片(両性爬虫類のもの)
 
14:37、テン糞⑨ キブシ種子・果実・果皮、オオウラジロノキ果実果皮、ムカデ2匹分外皮、

  Table1.にテン糞9個とタヌキ糞の内容物についてまとめた。表の左の欄は内容物に含まれていた植物や動物名、あるいは同定できない腐葉砕片や土砂である。詳細はそれぞれの糞の部分に説明している。
  テン糞①、②、⑥は一種類の食物を食べたものであり、それだけで満足したようだ。①はマメガキ、②、⑥はネズミ科の動物とジネズミを食べたものだ。他は、④,⑤の2種類食いを除いて、タヌキ糞を含め3種類以上の地面に落ちている果実や地面にいる節足動物を食べたものだ。
     とにかく、今の時季は野生動物にとっては餓えに苦しんでいる。しかし、ジネズミやネズミ科の動物を食べると他の物を食べていないので、小哺乳類を食べるとそれが一匹でも腹を満たすのかもしれない。
Table 1.  テン糞①~⑨とタヌキ糞の内容物のまとめ

  明日は、専門学校の卒業生たち4人と鍋割山に鍋焼きうどんを食べに行く。もちろん、こちらは缶ビールを持っていく。

2017年3月18日土曜日

沢沿いに咲く春の花  Spring flowers that bloom along the bog.

  3月16日の続きです。
     キクザキイチゲのあった沢沿いには、ユキノシタ科Saxifragaceaeネコノメソウ属Chrysosphleniumの2種(Fig.1とFig.3)があり、アブラナ科Brassicaseaeワサビ属Wasabiaの1種(Fig.2)も花を咲かせていた。
Fig.1 ヨゴレネコノメでよいのかな?
  毎年、ユリワサビを見つけると葉を咬んでみるのだが、ワサビの葉を咬んだような辛味が全くない。昨日、ネットサーフィンしていたら、ユリワサビはそのまま食べても辛味がないが、熱湯に浸けて一晩密閉すると辛味が出るとあった。今度、山でインスタントラーメンの食べる時の具としてして入れてみよう。
Fig.2 これはユリワサビ
  ユキノシタ科のネコノメソウの仲間やチャルメルソウの仲間の咲いているかどうかよくわからない地味な花の存在を知ったのは、つい最近のことである。やまぼうしさんや鈴木庸夫さん夫婦らの野草に詳しい人たちと知り合って、ネコノメソウの花に可愛いと話しているのに違和感をもってからだ。ぼくは、花と云えば咲いているだけで目立つ華やかな美しさを求めていたが、彼らは目立たたない花に可愛さを見出しているのだ。美しさや華やかさではなくて可愛さを花に見出したことは無かったので、ぼくにとっては新鮮な驚きでもあった。
Fig.3 これはムカゴネコノメかな?

2017年3月17日金曜日

イノシシ、シカ、カモシカ、サルのフィールドサイン  Field signs of sika deer, serow, and monkey.

  昨日歩いた沢沿いにあったヌタ場wallowsだ!獣毛を探しはしなかったが、イノシシが身体についているダニなどの寄生虫を落としたのだろう。
  キクザキイチゲのそばにあるカンスゲがシカに食べられているfeeding signs。
  尾根に取りついで登っていくと、通せんぼするように横倒しになっている木があり、樹皮が齧り取られているdebarking。切歯の幅からカモシカだと判る。
  糞だ!カモシカの食痕があったし、まとまっているのでカモシカ糞droppingsだ!この後急峻な尾根を木の根などを手掛かりに登る。立ち木や木の根などを頼りに登るのはちょっとスリルがあって楽しい。
  これはサルがヤマグワなどの樹皮食いをした糞droppingだ! 
  尾根を登り詰め、登山道に出て、登山道を下り、途中で今度は尾根沿いにつけられた経路を下りてバス道路へ出た。タヌキ糞1個、テン糞9個を拾ってきた。
  GPS上の駐車場から駐車場へ歩いた時間は3時間で、距離は6.1キロであった。自分では2キロちょっとかな?っという感じだった。それは3時間の内、1時間半しか移動に使ってないからだろう。

2017年3月16日木曜日

キクザキイチゲが咲いていた! Anemone species have been in bloom.

  昨日は専門学校の卒業式があった。謝恩会の後、舞浜駅近くで二次会があり、卒業生の女子と一緒に相鉄線で帰ってきた。
  今朝、朝食を食べながら、キクザキイチゲAnemone pseudoaltaicaの様子を見に行こうと思い始めた。家を出たのが10時、朝の通勤渋滞は峠を越していたが、清川村の尾崎の交差点にやって来た時は11時半を回っていた。
  吹風トンネル付近の二つの駐車場は相変わらず閉鎖されている。きっと宮ケ瀬湖から釣り人を締め出すためだろう。みやがせミーヤ館前の駐車場に車を置いた。
  例年よりも少し早い。しかし、今年は温かい感じがするので、いつもの場所を見ると、花が二つしか咲いていない。蕾も二つだ。
   例年なら斜面にワーっと群生しているのに、キクザキイチゲの株そのものが枯れ葉に埋まっていて、少ない。
   辛うじてこの一輪がしっかり咲いている。ちょっと残念だが、仕方がない。何だか、今年も深窓の麗人に会えたような感じだ。何故か、枯れた花が一つぼくが立っている足元に落ちていた。始めは例年より少ないので盗掘されたのかとも考えたが、シカがすぐそばにあるカンスゲを食べた食痕がある。シカが踏み荒らしたのかもしれない。それともまだ早いのか?

2017年3月14日火曜日

線路沿いの草花  Flowers and herbs along the track.

  我が家は小田急江の島線の線路から道路を隔てて10メートルも離れていない。そのため、ここに引っ越してきてしばらくは電車が走る音が気になったものである。しかし、この電車が線路を走る音は半年もしないで気にならなくなり、いつ走ったのかも気が付かなくなってしまった。
  線路沿いの土手は以前ここにはどんな植物が生育していたかが分かることがある。春にはいち早く、土手を赤い布切れでも落ちているかのようなクサボケの花が咲き、この後、ヤブカンゾウが芽を出し、花が咲き、初夏にはヤマユリの花が咲く。
  以前は、空き地である野原があり、そこでオオイヌノフグリやツクシやヨモギ、タンポポ、ナズナなどを眺めたり摘む楽しみがあった。今は、そのような空き地が無いので、線路沿いの土手が唯一の季節の草花の移り変わりを知ることができる場所となっている。
クサボケの花、花弁をいっぱいに広げた花よりも、控えめに太陽の恵みの光を受けているような花の姿が愛らしく感じる。

  今朝はしょぼしょぼと冷たい雨が降っている。梅ノ木に吊るしているフウランやカヤランの鉢が乾いていたので丁度良い湿り具合かもしれない。
  天井にとまっていた筈のモンキアゲハが天井にも壁にもカーテンにも見えない。新居浜市のtigerdaleさんから砂糖水のコメントをいただいたので、薄めた砂糖水とハチミツの皿のところにもいない。どこに飛んでいったのかな?チョウには砂糖水ということで、半世紀前に台湾に行った時の思い出が甦った。チョウを専門に獲っている人は、サトウキビの汁を絞りだしたカスを水に浸して置いて地面に置いておくとチョウが密を吸いに集まってくる。それを、一網打尽に獲っていたのだ。

2017年3月13日月曜日

居間の中をモンキアゲハが飛んでる! The red helen is flying in our living room!

  パソコンに向かっていたら、隣の居間をバタバタ大きな黒いものが飛んでいる。カーテンにとまったので見ると白い模様が見えた。これはモンキアゲハPapilio helenusだ!しばらく落ち着かなく翅をゆっくり開いたり閉じたりさせてカーテンにとまっている。
   翅を閉じたり開いたりしていたが、翅を広げたままになった。コヤツはどこにいたのか、11月頃に居間に取り入れたカポックかベンジャミンゴムの木にサナギとしてぶら下がっていたのだろう。
   カポックを探したら、葉柄に抜け殻のサナギがついていた。庭にはサンショウの木やユズや鉢植えのレモンがあり、毎年、アゲハの仲間の幼虫が葉を食べている。秋に幼虫だったヤツがカポックの鉢まで這っていってサナギになったんだ。
今、コヤツは居間の隅の壁に張り付いている。外に出してやりたいが、寒さで生きていけないだろう。ランの花の蜜を吸うわけでもないから、せっかく成虫になったがこのまま部屋の中で死んでしまう。どうしたら良いかな?

  南スーダンPKOの突然の撤退。森友学園問題を幕引きさせる安倍政権の目眩ましのようで、イヤな感じだ!

2017年3月12日日曜日

ミナミヌマエビの思い出  The memory of freshwater shrimp

  TCA専門学校の玄関をはいると大きな水槽があり、さらにたくさん水槽が並んでいる。廊下に面した水槽の中に小さなエビがいた。それを見ていたら、屋久島の沢でお昼のラーメンに容れて食べたエビを思い出した。
  もう、40年前のことだ。当時はサル学は人気があり、全国各地のフィールドで野生ザルを追っている学生や若手研究者が夏の屋久島の半山に集まってキャンプ生活をしながら海岸沿いから永田岳までのヤクシマザルを追ったのだ。屋久島の日の出は6時を過ぎ、日没が午後7時過ぎであった。しかし、まだ暗い5時に起きて、自分の持ち場の群れの場所まで行き、観察終了は7時過ぎであった。7時過ぎに沈んで行く太陽の光を双眼鏡の対物レンズに集めて火をつけることができた。ぼくは、朝食用にインスタントラーメンを持ち、ホエブスで湯を沸かして食べた。沢の水の中を動き回る小さなエビをつかまえては沸くお湯にぶち込み、ラーメンの具とした。透きとおった身体のエビは熱湯に入れるとすぐピンク色になった。味は全く覚えていないが、エビで動物タンパクをとった楽しい思い出だ!
  そのエビがネット販売されていることを知った。
  エビの名前はミナミヌマエビだ。注文した。しっかり包装?されて50匹が届いた。グッピーの水槽に半分同居させ、残りはエビだけ新たな水槽に容れた。このミナミヌマエビがお腹に卵をもち増えてくれるのを楽しみにしている。

  寝室の南側の窓辺に置いているセロジネの花が満開だ!