「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2021年10月15日金曜日

三叉路から高畑山へ To the Mt.Takahata from the Sansaro 1)

 昨日、1日延期しての専門学校の丹沢実習があった。本厚木駅前7時40分発の宮ヶ瀬行きのバスに乗る。三叉路でバスを降りる。曇りだが、午後からは晴れ間も出る予報だ。マスクを外して歩き出す。マスク無しの外歩きは気持ちが良い。雨上がりの湿った草木の匂いがたちこめている。丹沢山への登山道口の所で、ヒルの注意をする。皆、足元に市販のヒル除けのスプレーを足下に噴霧する。ぼくは、前夜に靴下とスパッツの内側に飽和食塩水を噴霧している。すでにヒルが這い寄ってきていて学生たちは声を上げる。

登山道を登り始める。ヒルの襲来で皆声を上げる。先週は雨中だったので酷かったが、今週もまだまだヒルは元気に地表で活動している。ベニタケ科のキノコが一本づつ顔を出す。ぼくが写真を撮ると学生たちはヒル取りだ。カラハツ、カワリハツタケ、ドクベニタケ、チシオハツタケなどが入り混じる。折ると白い乳が出たり、少し食べると苦かったりする。




鞍部に出て、ホッとする。イノシシが掘り越した後にアナグマがさらに鼻と前足を使って掘り返した跡が続く。
イノシシの掘り起しの後にアナグマが漁った跡
コウヤボウキが出てきたが、名前が出てこない。また、同じくキク科のカシワバハグマが咲いていたが、これもすぐ名前が出てこない。図鑑ではコウヤボウキの隣くらいに出てくると云い話す。
カシワバハグマ
おー、久しぶりだ!アナグマ糞だ!ねっとりした黒い泥状のアナグマ糞特有の臭いと形状だ。これがちょっとした深さ3,4センチの穴を掘ったところにあれば典型的なアナグマ糞だと説明する。ぼくはスプーン一杯くらいもらう。っと、お目当てのベニタケ科のアカモミタケだ!一個しか出てない。
アナグマ糞
写真を撮り、そぉっと引き抜いて茎の石鎚のところを折り、朱色の汁が出て来るので、皆にそれを見てもらう。お昼の汁用に大きな袋に容れる。もっとあるかなと探しながら歩いたが高畑山まではこれ一本限りだった。2,3本採れたら皆に食べさせたかった。
ベニタケ科の美味しいアカモミタケ
春の木丸へ行く壊れたシカ柵の扉のところを過ぎて少し平になったところで、タヌキのタメ糞だ。
タヌキのタメ糞
10時20分、御殿森の頭の道標の前で、休憩とする。ここでも落ち葉が溜まったところにはヒルはいた。そのため、学生たちは落ち葉がないところで休む。出発前に集合写真だ!
御殿森の頭の道標の前で!



2021年10月10日日曜日

ギンナン拾いは恐ろしい!   The gathering of ginkgo nuts is fearful for me!

 歩いて5、6分のところに小学校があり、その表門の横にこの地域の戦没者の慰霊碑がある。そこにメスのイチョウの木があり、毎年たくさんギンナンを落としており、散歩する道路上にも落ちている。毎年、踏まれて種子がはみ出た3,4個拾うだけだ。今年は10個くらい拾ったが、さらに昨日は竹でできた庭仕事用のつまみバサミを持ち、厚手のビニール袋を持って散歩も兼ねてギンナンを拾いに行った。

毎年、テン糞やタヌキ糞からギンナンを拾っては、お正月用の茶碗蒸しの具としていた。7個しか集まらなければ3人家族なので、2,2,3と分けぼくがもちろん3個を食べる。このところは友人のT.M氏がたくさん持ってきてくれた。ぼくもはギンナンは大好きなのだ。しかし、昨年今年とコロナ禍である。

もう半世紀くらい前に東大農学部のイチョウ並木でギンナンを広い、酷い目にあった。その時がギンナンを初めて拾った時だ。素手で拾ったにも関わらず、首や顔を触り、農学部のトイレで小便したものだからペニスを含む身体中がかぶれた。以来、ギンナンを見ても拾ったことはなかった。

が、タヌキ糞やテン糞などの食肉目の糞を拾っていて、今の季節にギンナンの種子だけの糞があり、それを取ってきてギンナンを洗って食べるようになった。これは、第一タヌキやテンがイチョウの果実を食べると種子のギンナンそのものだけが糞として排泄されるので、イチョウの果実の臭いニオイもなく、素手で拾っても手はかぶれないからだ。

タヌキのタメ糞のギンナン 2017年11月8日榛の木丸で
昨日は、落ちているギンナンをそのままつまみ鋏で拾い上げてビニール袋に容れたり、ギンナンの実を潰して種子だけを拾ったりしていた。すると、目がチカチカと痛くなり、両手の手首あたりが痛痒くなり、辺り一面に瘴気が漂い始めたように感じた。
このままでは身体全体がおかしくなると思い、すぐ、竹製のつまみ鋏をビニール袋に容れ、拾ったギンナンを容れた袋を閉じてウエストバックに容れてその場を離れた。目の痛みは歩いている内に無くなったが、両腕は赤くなったままであった。帰宅し、先ず水だけで手・腕を洗い、次に石鹸をつけて2度洗った。両手首の辺りが赤いままでしかも5,6ミリのピンク色の円状の腫れができていた。この腫れも腕の赤味も1時間くらいするとなくなった。靴でギンナンの実を潰したので、手元にはその汁は飛び散らない筈である。
取って来たギンナンはまだ袋に容れたまま庭に置いている。もう少し腐ってからだとかぶれないかな?

友人のT.Mは素手でギンナンの実を拾って我家に届けてくれるが、彼はかぶれることはないようだ。アレルギー反応は個人によって違うが、ギンナンの実にかぶれるのは残念だ!
タヌキやテンはギンナンの実を食べてもかぶれない。それはT.Mのような個体であって、ぼくのようにかぶれる個体もいるのかな?

2021年10月8日金曜日

まだ、ヒルが、、、  Still, leeches are, , , ,

 予報は曇りだった筈なのに、246号に入り東海大病院前を通る頃には霧雨状態、清川村の尾崎の交差点辺りから小雨状態。まー晴れるだろうと車を走らす。が、フロントガラスの雨粒が多くなり間欠のワイパーを動かす。来週の丹沢実習が高畑山なので、吹風トンネル前の駐車場に車を置いて登山路を登ろうと思っていた。が、駐車場は閉鎖されている。戻って三叉路を左折し宮ヶ瀬の駐車場に車を置く。

車から出ると小雨だ。傘は持って来なかった。連れ合いに電話して今日の天気予報を聞く。処によって小雨のようだ。止みそうもないので、ザックカバーをつけ、上半身に雨具を羽織り、スパッツをつけ、バス停の裏の方から春の木丸に向かう。シカ柵の扉を閉めた時は、汗だくだ!ヒルも凄い!春の木丸でヒルを取り去ろうと思ったが、最初の道標の前でスパッツを剥がし、ヒルを剥がす。飽和食塩水を噴霧すると面白いように伸びているヒルが丸まってポロポロ落ちる。

7:39 シカ柵の扉
扉の道標
2年前の丹沢実習の時、春の木丸の帰路、この道標に気づかないで素通りし宮ヶ瀬バス停方面に向かわないで、湖畔のピクニック広場まで下りてしまった。その為、バスに乗るために皆で走ったことがあった。
ホコリタケとヒイロチャワンタケを見つけた。両方とも食用になるキノコなのに、採らなかった。このヒイロチャワンタケは図鑑で見て知っており時々山でも見ているのだがこれまでも採ったことはない。これからは採って味見しよう!
ホコリタケ
コマツナギの花も咲いていたが、もう終わりのようだ。この花だけがまだ活き活きしている。
コマツナギ
ヒイロチャワンタケ
この標識から春の木丸に登るとすぐだ。標識の左側の方にトラロープで入らないようにしているが、ここから春の木丸を巻いた道があり、登って尾根に辿り着き、そのまま南方に進むと登山路に合流する。
8:16 榛の木丸への道標
春の木丸に着く。が、再びヒル剥がしだ。まさかと思ったが飽和食塩水を容れた噴霧器を持ってきて良かった。ヒルを剥がしたので、濡れた休み台にマットを敷き、ガスストーブでお湯を沸かし半分のインスタントラーメンとビスケットを2枚食べる。あー、このラーメンにホコリタケやヒイロチャワンタケの一つでも入っていれば味が良かっただろうと思う。
榛の木丸の濡れた休み台 上からも大粒の雨だれが落ちる
30分くらい春の木丸がいたが、雨は止みそうもないので、日和ってこのまま同じ道を戻ることにする。
車の中で、再びヒル落としだ。家にヒルを連れ帰るとワイワイ云われ煩いので飽和食塩水を噴霧して落とす。落ちたヤツは車外へ!
こんなにヒルがいるなんて予想外だ。今年は10月になっても温かい日が続くからヒルは活動しているんだ。来週はどうかな?
GPS上では往復3.5キロ2時間の山歩きだった。

2021年10月6日水曜日

ノーベル賞 ー研究ー Nobel prize -Study/Research-

今年のノーベル賞の発表が続いている。アメリカ在住の愛媛県生まれの真鍋淑朗さんが物理学賞を受けた。日本人として誇らしい気持ちがする。

 20年ちょっと前から、中国の秦嶺山脈で西安の西北大学の研究者と一緒に金絲猴(キンシコウ)の調査・研究を行った。春休みの年一回か夏休みも兼ねて年2回くらい西北大学に行き、そこから周至という街を通って秦嶺山脈の中腹にある玉皇廟という山村の楊さん宅を基地にして調査が行われた。当時西北大学の大学院生だったC君は京都大学霊長類研究所にも留学し、現在は中国南部の大都市にある有名大学の教授になっていて、2012年に彼のガイドで中国南西部の街を観光し、森・自然・サルを見せてもらった。

2012年8月のキンシコウ調査で

そのC君はキンシコウの調査をしている大学院生の時に、「何故、福田はドクター(博士号)を持っているのに中国の山まで来ているのか?」っとぼくの生き方に疑問を投げた。「ぼくら研究者はドクターであろうとキンシコウの事は何も知らない、キンシコウの事が知りたいから君らと一緒に山の中を這いずり回るのだよ!」と応えたことがあった。

当時のC君にとってはドクターであるなら給料の良い社会的地位を目差すべきだと云うのだ。恐らく、中国の人たちの多くは今でもそうかもしれない。しかし、研究者が社会的優位な位置を求めたら、それはもう研究者ではない。研究者とは自分がやりたい研究ができる場さえあれば良いのだ。

2021年10月3日日曜日

秋の空とセイタカアワダチソウ  Autumnal sky and one toll goldenrod

昨日の午後、温かくなったので半袖で散歩に出た。抜けるような青空だ。引地川沿いに南下し、好きな田んぼがあるところまできた。畦道を歩くとバッタやツユムシが跳びだした。もうアマガエルはいなかった。台風の風のため稲穂がなぎ倒されていた。土手のセイタカアワダチソウが1本、温かいお日様の光を受けようとたくさんの手を広げていた。
セイタカアワダチソウSolidago altissima

2021年10月2日土曜日

我家にキクラゲが、、 There are black tree fungus in our house , , ,

我家の玄関前に枯れたベンジャミンゴムの切り株を鉢ごと春からだしていた。今まで居間に置いていて、毎年春になると庭に出していたのだが、根回りが大きくなり、上部を剪定して切り詰めたのだが、鉢が重くて昨夏は部屋の中に置いたままだった。日光不足なのか今春には枯れてしまった。
それで、6月には根本の30センチくらい上から切り落とし、根回りが腐ったら引き抜こうと思っていた。
そのベンジャミンゴムの根回りに9月上旬頃、干乾びた黒い苔のような物がついていた。ぼくはいよいよ木が腐り始めたから処理しやすくなったと思っていた。その苔のような物がキクラゲだと思ったのはつい一週間前である。黒く固い皮状になっていたので、剪定鋏で少し切り通って水に浸けていた。半日もしないで水を吸って膨らみキクラゲそのものだと確信した。そして、一昨日、昨日の台風の雨ですっかりキクラゲ状と姿を変えた。
キノコ好きのぼくにとっては嬉しい限りだ。大きいものだけを根本を残すようにして慎重に採ろう。お昼の焼きそばの具としよう。
我家に食べられるキクラゲが出てくるなんて、部屋の中にヤモリやトカゲやヘビやネズミがうろちょろしていたタンガニーカ湖畔のビレンゲの家を思いだす。ぼくにとっては部屋の中には虫や動物たち、庭には野菜や果物がなる木がある生活は子供の頃からの憧れだ。

今日は台風一過の素晴らしく良い天気!部屋に取り込んだラン鉢をまた外に吊り下げた。キクラゲは2つ切り取った。お昼を食べたら散歩に行こう。



 

2021年10月1日金曜日

ヒガンバナの仲間? Is this a kind of the red spider lily?

 前回、ジョロウグモをアップしたが、そのお宅の近くにユリのようなヘメロカリスのような黄色の花弁をもった花があった。雄蕊がずいぶん長くとび出ている。この花の葉と思われるような単子葉の葉は見当たらない。これはヒガンバナの仲間なのか?園芸品種か?

この花はショウキズイセンと云うヒガンバナの仲間であることを北関東の山歩きさんよりコメントで教えてもらいました。

ショウキズイセンLycoris traubii

台風が太平洋を北上している。9時45分、まだ風雨は弱い。これから風雨が激しくなるのだろう。

2021年9月30日木曜日

ジョロウグモの身体は何故カラフル? Why do the body of Joro-spider has colorful?

 昨日、引地川沿いを散歩した。川沿いの家の道路際の庭の木にジョロウグモのメスが一匹網の真ん中に陣取っていた。このクモの網は木の葉が繁っているような山の踏み分け道では、顔に覆いかぶさるので、葉のついた1メートルくらいの小枝を目の前にかざしながら歩いたものだ。クモが網にいればクモの巣の存在が分かり易いし、また、光のかげんで網が白く光っていれば避けることもできる。が、多くの場合、クモの巣が顔にかかりそれを剥がそうと歩いていてさらにまた顔に架かった事も2度や3度ではない。鼻や唇や眉毛にまでクモの網がついた、この不快な気持ちは何と言ったら良いか言葉では言い表せない。

ジョロウグモNephila clavataのメスだ!
そんなジョロウグモの巣であるが、ぼくは興に乗ると何故か口の中にジョロウグモを放り込んでプッ!っと吹き出して回りの人を驚かすことを楽しんでいたこともあった。
ジョロウグモの巣は風が通り抜けるような、飛回るチョウやガや小昆虫たちの道とも云うべきところに造られる。ジョロウグモは餌となる昆虫たちの移動習性を生まれながらに熟知しているのだ。と云うよりもそのようなエサ昆虫の通り道に網を張ったジョロウグモが進化し生き延びてきたのだ。
ジョロウグモはの赤・黄・黒の模様は目立つ。小鳥は目が良いのでジョロウグモを食べるものはいないのだろうか?それともアノ派手な模様のため小鳥たちはジョロウグモも食べないのだろうか?毛虫でも派手な赤・青・黄のイモムシがいる。このようなカラフルな模様をもつことで自分の身体には毒がありますと示しているのだろう。ジョロウグモではどうなのだろうか?

先ほど、明日の台風に備えて庭木に吊り下げていたラン鉢の幾つかを室内に取り込んだ。風が弱ければ良いのだが、、。

2021年9月28日火曜日

日向山と大山の4個のテン糞の内、3個がサルナシを食べたものだ  3 of 4 scats contents of martens were included argutas in the Mt.Hinata and the Mt.Ohyama

21日に広沢寺温泉から日向山まで歩いた時に見つけたテン糞3個について糞洗いをして内容物を確かめた。

テン糞2は糞ではなかった。ライターの火で焼こうしても焼けないので台所のガスに火にあてたが、それでも焼けない焦げもしない。何だこれは?

それは、兎も角、テン糞3個は、それぞれ、エノキ、アケビとサルナシ、サルナシを食べたものだった。これからさまざまな秋の果実の種子が入った糞となるであろう。その後、ヤビツ峠・大山を往復したので、その時一個のテン糞を見つけたのでその内容物もアップする。これはサルナシを食べたものだった。
これからしばらくは、エノキやサルナシなどの秋の実食いが続くことになる。それにしてもテンは甘い果実を食べても果皮を含む果肉も消化できない。つまり、植物繊維であるセルロースを分解してくれるバクテリアを消化器官内に存在しないことになる。果実の糖分だけしか消化・吸収できないので残りの大部分は糞として捨て去っている。恐らく、同じ食肉目の動物でもクマは胃や腸内にセルロースを分解して糖に代えてくれるバクテリアが多くいるのだろう。
テン糞1
エノキ種子・果皮
テン糞3
アケビ種子・果肉、サルナシ種子・果皮
テン糞4
サルナシ種子・果皮
ヤビツ峠・大山で見つけたテン糞
サルナシ種子・果皮
(水に一晩浸けていたら、上記のテン糞4と同じような4つの糞塊となっていた。踏まれたものではなかった。)

2021年9月27日月曜日

ヤビツ峠から大山へ To Mt.Ohyama from the Yabitsu Pass!2)

大山山頂のトイレ裏のパラボナアンテナのところから脚立を乗り越えて北尾根にでる。しばらく西方の丹沢山塊や薄ぼんやりとしか見えない富士山をしばらく眺め、一人の山を満喫する。それからゆっくり歩きながらセンブリを探したり、樹上を見上げてクマ棚を探す。イノシシの掘り起しがいたるところに見られる。おー、トリカブトだ!何だか凄く爽やかな青色だ!左側にはシカ柵とモノレールがある。見つけた!センブリだ!

10:14 北尾根上のイノシシの掘り起し
10:17 トリカブト
10:23 センブリだ!
ともかく、ネクタイ尾根のところまで、モノレールが尾根を交差するところまで行こう。トリカブトがシカ柵の向こう側に咲いている。個々の廃炉が少し紫だ!トリカブトが群生しているかのようにたくさんある。
10:28 トリカブト
10:30 草丈の小さなタテヤマギク
モノレールの交差地点まできた。ここに座ってブランチにしようと思ったが、少し風が冷たい。風が当たらない所のセンブリが咲いていたところまで戻ってそこでお昼にしよう。
10:33 モノレールの交差地 左側がネクタイ尾根方面
持ってきた半分のインスタントラーメンと6枚の乾パンでブランチとする。このところインスタントラーメンはいつも半分だ。それで十分だ!乾パンは喉に詰まるので汁で流し込む。乾パンと甘いコーヒの時もあるが、ウィンナー2本くらい持ってくればよかった。先ほどからモノレールの下の方で、クマ避けの鈴の音が聞こえる、、、が、、、その登山者は北尾根には登って来ない。
10:55 我がブランチ
お昼を20分くらで終え、大山山頂へ向かう。モノレールの側のアザミにタテハチョウの仲間が蜜を吸っている。カモシカ糞がある。大山山頂を囲うシカ柵による行動制限をシカ、カモシカは受けているだろう。脚立を登ってシカ柵を越え、アンテナ前の広場に出るとやまぼうしさんたちが帰るところだった。再び、彼女等と歩く。驚くほどたくさんの人びとが登ってくる。大山は人気の山なんだ。これだものテン糞も見当たらないのは当たり前か!
11:18 アカタテハ
11:29 これはクワガタソウだ!
春に咲くクワガタソウが咲いている。
11:34 これはまとまっているのでカモシカ糞だろう!
阿夫利神社下社への三叉路を過ぎると、登山者は激減する。それでもぼくらを追い越していく人びとが多い。フジアザミがあるという場所にやってくる。えぇー!?ここは往きに休んでやまぼうしさんたちを待とうと思っていた場所だ。が、何故か気が付かず素通りしてしまったのだ。フジアザミが下の方で咲いている。
12:05 崖に咲くフジアザミ
アオハダがたくさん実をつけている木をやまぼうしさんに教えてもらう。往きに落ちている実を1個拾って味見したが、皮と種子だけで味もなかった。アオハダの実だと初めて知る。落ちている実を10個くらい拾う。10年以上前にアオハダの果皮と種子だけの新しいクマ糞を見つけたことがあった。アオハダはツキノワグマが大好きな果実の一つである。アオハダの小さくて赤い実を見るとなるほどモチノキ科だ!っと理解できる。
12:50 赤い果実のアオハダ
20100921ハタチガ沢上流部のアオハダの種子と果皮のクマ糞

下ってきてベンチがあったので、そこで水を飲んだら、小袋に入ったピーナッツ菓子が回ってきた。女子グループは男たちとは違って自分は少々重くなっても皆に食べてもらいたいものを持つ人たちがいる。マルバダケブキが群生している場所で、彼女らは再び立ち止まったので別れることにする。久しぶりの下りで歩くのがイヤになったが、間もなくヤビツ峠であった。帰路にピンク色のカサのキノコを採ってもらった。それはベニタケ科のドクベニタケだった。毒と名がつくが苦いだけで毒ではない。チシオハツタケやドクベニタケなどベニタケ科のキノコは苦いのでどうも美味しく食べられない。

2021年9月26日日曜日

ヤビツ峠から大山へ! To the Mt.Ohyama from the Yabitsu Pass!

9月24日朝5時半頃起き、慌てて山行の用意をする。車はガソリンが少ないので、近くのセルフのスタンドに行き満タンにする。その時は既に6時10分だ。もう、道は朝の通勤の車で混んでいる。ヤビツ峠を目差す。コンビニでオニギリを買いたいが、見つからないまま蓑毛までやってきた。ザックにはインスタントラーメンが半分と保存用ビスケットが入っている。水やスポーツドリンクがあるからこれで良しとする。
ヤビツ峠のトイレ横の駐車場には既に数台の車がある。車から下りるとすぐ後からやってきた2台の車から中年女子たちが下りてきた。彼女等はまるで小・中学生の遠足のように賑やかにお喋りし出発の準備をしている。っとその中に靴紐を縛っているやまぼうしさんがいた。ぼくはマスクをしていないので話しかけづらい。やまぼうしさんに植物を教わるために同行させてもらうことにした。
お!ホトトギスだ!その上部にアキノキリンソウがある。いつの間にか女子たちと離れている。が、下の方で楽しそうな声が聞こえる。男たちは歳をとるにつれて苦虫を潰したような顔になり、孤独となる。しかし、女はずーと仲間たちとのお喋りで笑いが絶えない。これだもの女は男より長生きする訳だ!
8:13 土埃がかかったホトトギス 
アキノキリンソウ
1時間くらいゆっくりゆっくり歩く。っと左側にリンドウだ。リンドウの右手にちょっとした見晴らし台がある。真鶴や江ノ島方面が一望できる。が、少しモヤがかかっているのでスッキリとは見えない。ここで、彼女等を待つが、声も聞こえて来ない。好奇心の強い6,7人の目があるから花や木ばかりでなくいろんな物を見つけるのだろう。10分くらい待ったが出掛けることにする。

9:18 リンドウだ!
ミニ見晴台から海を遠望する。
9:31 大山参道のケーブル駅から登ってくる道と合流する
道が合流してから登山者が急に多くなった。ぼくより年上の男性が孫と思われる男性と一緒に登っている。
9:37 テン糞だ。踏まれたかな?
9:43 登山者が行く
9:46 鳥居だ!ここを行くと山頂だ!
9:50 久しぶりの大山山頂
大山山頂からトイレの裏の富士山が見えるアンテナの方に移動する。彼女等はここでお昼だろうから、北尾根にちょっと足を向けて戻ってこよう。

2021年9月25日土曜日

台所の網戸のヤモリ! The gecko on the screen door in the kitchen!

昨夜から台所の網戸にヤモリがときどきいる。始めは娘が大きな声を出して驚いていたが、今朝は「またいるよ!」と教えてくれる。尾部の根元が大きく膨らんでいる。これはオスかな?それともメスかな?カナヘビでは尾の根元が太いのがオスだが、、トカゲでは?
両性爬虫類の専門家のMTさんに訊くと、これはオスで、尾の根元が太いのは総排泄孔付近に一対のヘミペニスが納まっているからとのことです。メスはこのヘミペニスがないので締まって細く見えるようです。
このヘミペニスhemipenisuをネットで調べました。hemiとはギリシャ語で半分の意です。が、hemipenisu(半分のペニス)ではなく、左右に一対のペニスがあるので、ダイアドペニスdyadpenisuが妥当かな!
我家の台所の網戸のヤモリ
先ほど、庭に出てこのヤモリを探したが見つからず。夜になってまた出てきたら外に出てみよう。
それにしても、このヤモリは大きくて足のゆびの指紋が凄い。クリックして拡大して見て! 東南アジアのホテルなどで見かけるヤモリはニホンヤモリと属も違うのかな?
昼間、庭に出て台所の窓の側のヤマイモの蔓の裏を見た。壁にヤモリがいる。この子はオスだから発情する尾を震わすか啼くかしてメスを呼ぶのだろう。近くにメスがいると良いが、、、、。
外から撮る
昨日、大山に行った。ヤビツ峠の駐車場に車を置いたら、次にやって来た車の中から、やまぼうしさんたちの賑やかな女性陣が現れた。

2021年9月23日木曜日

久ぶりの山歩き! Mountain walking/Trekking after a long time!3)

 9:42 ヒガンバナが咲く日向山を後にし、来た道を下る。下り始めてすぐテン糞4がある。エ?少なくても20分前までは無かった筈だ!テンがわざわざこれ見よがしにここで糞をしたのだ。ふーん、テンはぼくの動きを感じていたのだ。この糞は典型的なテンがサルナシを食べたジャム状のものだ。糞のくさいニオイはしない。内容物はサルナシの種子と果肉・果皮だと判るが一応ゲットだ。

図1. ヒガンバナ
図2. テン糞4
10:04 鞍部に戻る。左側の大釜弁財天方向にくだる。10:13 林道に出る。何と、10分も掛からないで下りた。ゆっくり歩いたのに、、、。
図3.鞍部の道標
図4. 林道に出る。
林道を広沢寺温泉に向かって下る。滑岩を過ぎる。いつもはクライマーで賑わっているのに今日は誰もいないようだ。一人が男性、二人が女性の3人の中年のハイカーがやってくる。すれ違う時に男子がマスク越しにコンニチハと云う。ぼくはマスクをしていないので目礼する。
ゲートを過ぎると右の山側の柵ににツルニンジンが今年もあった。この色違いは?開花の新旧?
図5.褐色のツルニンジン
図6. 紫色のツルニンジン
久し振りの山歩きは、上り下りが変化があり楽しかった。が、もう少しキノコが出ていると思っていた。