「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2020年12月9日水曜日

今の時季の早戸川林道沿いのテンはサルナシ、マメガキ、エゾエノキの食べている。 The martens in/and along the Hayatogawa forest road eat the furuits of taravine,

松茸山登山口から歩き始め、早戸川林道の三日月橋から500mちょと行ったところで引き返してきた。12キロちょっとの歩いた距離であった。それを4時間くらいかけて歩いたことになる。
歩いたルート上のテン糞の位置からも、ゲートを過ぎてからテン糞が多くの場所で見つかったことが解かる(図1)。
何故、こんなにもテン糞があるのかどう考えたら良いのかまだ答えは出てきていない。ただ、サルナシ、マメガキ、エゾエノキがこの早戸川林道沿いに多く生育していることは確実だ。そのため、まさか、この時季にこの界隈のテンたちがこの地に採食のために集まってきているのだろうか?

糞を洗って、内容物を同定できた。
テン糞1
サルナシ種子・果肉果皮、マメガキ種子・果肉果皮

テン糞2
マメガキ種子・果肉果皮

テン糞3
エゾエノキ種子果肉果皮、マメガキ種子・果肉果皮、カマドウマ脚・産卵管・外皮
エゾエノキは果実と表した方が正確かもしれない。種子や果実、果皮が別々にあるのではなく、果皮・果肉が破れているものの殆んど果実そのままで出てくる。
直翅目のカマドウマが捕食されるのは、落ち葉などの下にいるカマドウマをその臭いを感知して捕食しているというよりも、テンが隠れ場所としているような穴にカマドウマも隠れているのかもしれない。
テン糞4
エゾエノキ種子果肉果皮

テン糞5
マメガキ種子・果肉果皮

テン糞6
サルナシ種子・果肉果皮、マメガキ種子1個、エゾエノキ種子果肉果皮

テン糞7
サルナシ種子・果肉果皮、マメガキ種子1個

テン糞8
サルナシ種子・果肉果皮、

テン糞9
エゾエノキ種子・果肉果皮

テン糞10
マメガキ種子・果肉果皮、昆虫脚

テン糞11
エゾエノキ種子果肉果皮

テン糞12
サルナシ種子・果肉果皮、エゾエノキ種子果肉果皮

テン糞13
サルナシ種子、マメガキ種子・果肉、昆虫脚

テン糞14
エゾエノキ種子果肉果皮、キブシ種子4個、サルナシ種子
キブシの種子が出てきたのはちょっと驚いた。もう、キブシの果実食いが始まったとも言える。
テン糞15
エゾエノキ種子果肉果皮

テン糞15'
マメガキ種子・果肉果皮

テン糞16
サルナシ種子・果肉果皮、マメガキ種子・果肉果皮、エゾエノキ種子果肉果皮、羽毛
今の時季のテン糞に羽毛(羽根以外の身体の羽毛)が出てくるのは珍しい、多くは春である。渡りの途中で弱った小鳥が捕食されたのかな?
テン糞17
サルナシ種子・果肉・果皮
以上をまとめたものが表1である。サルナシを食べた痕跡の種子・果肉果皮は9個の糞から、マメガキは10個の糞から、エゾエノキは9個の糞から出てきている。ほとんど同じ時間帯に2種類以上の果実を食べたのは6個の糞だけであり、サルナシだけ食べた糞は2個だけ、マメガキだけは4個の糞だけ、エゾエノキだけを食べた糞が出て来たのも4個だけでであった。また、カマドウマや昆虫を含む動物を食べたものは4個あり、いずれも他に果実を食べていた。
表1.テン糞①から⑰の内容物
場所による、糞の内容物の差は特に見当たらない。今の時季はサルナシ、マメガキ、エゾエノキの果実食いがこの地域のテンたちの主要な食物であると云える。これらの糞が何頭のテンの糞なのだろうか?
図1. 早戸川林道歩いたルートとテン糞①~⑰の位置
⑤は道路陥没箇所、⑫は三日月橋の所
テン糞⑯はお昼を食べた場所

今日も、専門学校だ!来週の水曜日で冬休みとなる。コロナ禍の中で電車の乗客も一段と増えてきた。さらに、若い学生と接するのでコロナに罹らないようにマスク、手洗いを徹底したい。

2020年12月7日月曜日

早戸川林道歩き 続3) Walked the Hayatogawa forest road cont.3)

12月4日(金)に歩いた早戸川林道の続き:

11時43分、手頃な倒木があったので、その上に腰掛けガスストーブをセットし、ガス缶にねじ込んでライターで火を点け、500ccの水を容れたナベを乗せお湯が沸く前からインスタントラーメンと湿った斜面で採ってきたハルユキノシタの葉を5枚を入れ、生卵を落とす。すぐ沸騰するので、火を小さくする。用意して10分くらいで図2の状態だ!

図1. もう40年以上使っているコッヘルをガスに乗せる
図2. 100均で買ったお気に入りのお椀に麺を空ける
このコッヘルにお椀を入れ、その中に分解したガスバーナセットを袋に容れて納め、さらに生卵一個を容れて蓋をして収納してきた。食べ終わったら、コッヘルとお椀は、周りの落ち葉で拭き、帰宅したら洗う。
ハルユキノシタの葉はゴワゴワして固いかと思ったが、大丈夫食べられた。食後、近くにロゼット状になっているアザミを見つけた。アザミなら少し苦みがあって旨いのに、残念!ハルユキノシタは味がなかった。
12時6分、食べ終わって横を見たら、座った木の上にテン糞があった。もちろんゲットする。
図3. テン糞16だ!
12時37分、スマホで自撮りだ! 
図4. スマホで自撮り
12時46分、テン糞だ! ノバラの果実を添えて録る。
図5. テン糞17
帰路にもテン糞を幾つか見つけたが、見なかった事にして素通りだ。早戸川林道沿いの山側の斜面はヤマユリが多いので、往きも帰りも斜面を眺めて枯れたヤマユリの果穂を探したが見つけられなかった。
車には13時20分過ぎに着く。帰路も渋滞で帰宅したのは4時頃であり、すぐ風呂を沸かし入る。
あー、庭の水道栓のテン糞の小袋を早く洗ってしまいたい。今日は寒いのでイヤだが仕方が無い。

2020年12月6日日曜日

早戸川林道歩き 続2) Walked the Hayatogawa forest road cont.2)

12月4日の早戸川林道歩きの昨日の続きである。
この日は少し寒いだけで歩いていて気持ち良かった。翌日は朝から雨だったので、4日(金)に朝遅れても行って良かった。

10時53分、三日月橋は全く変わっていない。以前のままだ!
図1. 三日月橋だ!何となく嬉しい!
三日月橋の奥野林道方面の斜面から落ちてくる滝も相変わらずだ。

図2. 三日月橋のところの滝も相変わらずロープのように細い
10時56分、ありゃー、山側から木が倒れている。でも、ちゃんと潜った人がいるので、そこを潜る。
図3. またも潜る
11時2分、またもやテン糞だ。もう、テン糞は必要ナシと思う。内容物が恐らくサルナシ、マメガキを食べたものだろう。でも、何か別物が出てくるかもという期待を込めて拾う。
図4. テン糞13
11時5分、あー、テン糞だ!拾わなければ手頃な木の葉が見当たらないのでリスの食痕であるオニグルミの殻を添える。
そろそろ、早戸川を渡渉して、奥野林道終点近くの大平キャンプ場へ登る尾根道へのルートへ下る場所だ。カーブになったところで早戸川を見下ろす。とても、無理だ崖だ。場所が違う。沢へ降りたとしても水量が多過ぎで渡渉は難しい。
図5. テン糞14
11時12分、わー、これも潜るのか? この倒木を見て挫ける。とても伝導までは行けない。途中にどんな所が崩壊していたりするかもしれない。今日は、朝の出が遅かったので、また、今度にしよう。っとこの倒木の側まで行かずに日和ってしまった。
図6. わー、これも潜るのか!
11時13分、足元にはテン糞がある。30センチくらい離れて二つある。これが最後だ!っと思い拾う。黒っぽい糞は何を食べたのだろう。もう一つはマメガキの種子が浮き出ている。
図7. テン糞15
図8'.テン糞15'
図8''.  テン糞15(左)とテン糞15'(右)
この糞を拾って、来た道を戻る。僅かながら下っているので、足の運びも早い。30分くらい下ってお昼にする。図9は歩いた早戸川林道のルートである。
図9. 歩いた早戸川林道のルート
①:ゲート、②:道路が陥没し無くなった箇所、③:電信柱が倒れている、④:図6の倒木箇所

2020年12月5日土曜日

早戸川林道を歩く 続)  Wolked on the Hayatogawa forest road cont.)

9時53分、残ったガードレールに沿って歩こうと思ったら、何と、手前にテン糞がある。テンもこの幅30センチくらいの路肩を渡ったのかな?テンならぼくのようにガードレールを支えにしながら歩く必要もないだろう。ぼくは、早戸川に尻を向けて、両手でガードレールを触りながら、カニのように横歩きだ。足を横に広げて一歩一歩歩く。
図1.テン糞5
図1'. マメガキの種子が浮き出ているテン糞5 
10時2分、渡り終えて、道が陥没したように無くなったところを振り返る。やはり不思議だ。ここにあった土砂やアスファルトはどこに行った?それと、ガードレールの支柱はコンクリートに真っ直ぐ全部埋められている訳ではないんだ。曲げられて半分以上は道路側に出ている。コンクリートに埋まっている支柱はほんの僅かだけだ。
図2. 渡り終えて振り返る
10時8分、土砂が道全体に広がっている。歩きにくい。でも、既に多くの歩いた人たちの踏み跡があるので、その跡を辿る。
図3.土石流でもあった?
10時9分、土石と倒木が道を塞いでいる。でも、ここも踏み跡があるので、そこを行く。
図4.岩や土砂、倒木が道を塞ぐ
10時14分、おー又もテン糞だ!同じ個体のものだろう。茶色の糞はサルナシの種子や果皮が出ている。黒いのは?洗うと何が出てくるかな?楽しみだ!もちろん二つとも拾う。

図5. テン糞6
10時17分、おー、今度も岩や倒木が道を塞ぐ。
図6. 道が岩や倒木で埋まる。
10時19分、エ?またも岩の上にもテン糞だ。サルナシの種子や果皮が見える。しかし、黒っぽいから、サルナシ以外に昆虫かムカデでも入っているかな?
この岩だらけが続く(図8)。
図7. テン糞7 キブシの葉を添える
図8. 岩だらけが続く
10時23分、サルナシの種子が浮き出たテン糞だ!
図9.テン糞8 ウラジロガシの葉を添える
10時25分、またもテン糞だ。これはサルナシとエゾエノキの実を食べた? あまりにもテン糞が次々に見つかる。糞の横に500円(何故か今回も財布には10円玉がない。500円は白っぽいので反射する)コインを置き、添える葉を探し、写真を撮り、チャックのついたビニール小袋に容れ、大きなチャックのついたビニール袋にいれる。この工程に少し時間を取られる。この為、なかなか進まない。
図10. テン糞9
10時29分、テン糞をまたまた見つけてしまう。もう、10個目だ!お菓子の入っていたビニール袋もいっぱいだ。
図11. テン糞10
10時43分、電柱が倒れている。丹沢観光センターまで電気と電話が引かれていたのがこれで完全にダメになってしまった。20年くらい前に何度か専門学校の宿泊実習に使わせてもらった。閉鎖する時に観光センターを買わないかと冗談半分で云われた。確か、2億ちょっとだとか云っていた。平塚方面に住んでいるオーナーだった。
日本に活気が溢れていた1980年代に、この丹沢観光センターや奥野林道終点の大平キャンプ場にもハイカーやキャンパーが溢れ、登山道も整備されていた。それが、多くのキャンプ場は閉鎖され、廃道になった登山道も多い。山好き自然好きだが、人々の山への嗜好やアプローチの仕方が変わったのだ。
図12. 丹沢観光センターへの電線や電話線を送る電柱が倒れる
10時46分、倒れた電柱を過ぎて、また、こんどは太い丸太が道路を覆っている。
図13. スギだろうか倒木が道を塞ぐ
10時48分、倒木の上にテンが糞をしている。そろそろ、三日月橋だと思うのだが、吉備出版の守屋著の地図を見、Geographicaを立ち上げ現在地を確かめる。もうすぐ、三日月橋だ。三日月橋は大丈夫かな?橋が崩れていたら、早戸川を渡れないだろう。兎も角、先ずは三日月橋の所に行きたい。
図14. 倒木の上のテン糞11
10時52分、三日月橋がそのままの形で残っている。バンザイ!橋の手前にテン糞だ。左側の糞はサルナシの果皮と種子だ。右の黒いのはまん丸い大きな黒い種子or果実もある。何を食べたのか?
図15.テン糞12