「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2016年6月12日日曜日

丹沢山・円山木ノ頭から弁天尾根を下る・膝が痛い! Climbing down on the Ridge of Benten-"Ouch my knees!"

丹沢山・円山木ノ頭のつづきです。

丹沢山頂の休み台でお昼を食べていたら、目の前に素晴らしい
サラサドウダンツツジがある。
 ぼくが撮り始めたら他の登山者も撮っていた。
ズミも満開だ!ン?違う。これもカマツカだ!
花弁に丸みがある。
11:25、山頂を発つ。
11:30、宮ケ瀬10.8KM丹沢0.2KMの道標に着き、そのまま宮ケ瀬方面の道を取る。
11:33、テン糞だ!
なんと、このテンの糞が3メートルくらい登山道に続いて落ちている。
これはどういうことだ!歩きながらポロポロ排泄したのか?
サクランボウがそのまま種子・果肉・果皮といる。何ザクラを食べたのか?
もちろん、ゲットする。
11:51、キンシメジ科のキノコだがこの仲間は毒茸と食茸が混在、
同定するために採ってくるんだった。
11:54、ツクバネウツギの花が登山道路上に落ちていたので、見上げたら、、、。
まだ、たくさん残っている。
11:56、蛭ヶ岳山荘が見える。
11:59、クワガタソウが、、たくさんあったが皆なんだか汚れていた。
12:24、これは、ハクビシンの糞か?
テン糞にしては量が多い。これもサクランボだ!
12:23、宮ケ瀬9.1KM、丹沢山1.9KMの道標だ!
もう、この頃はストックを長くして、ストックに寄りかかるように下る。
何だ!早くも膝が痛い!
ここは平らなのでホットする。休みたいがこの脚では時間が掛かるので、
ともかくゆっくりでも歩くことにする。
ここから、円山木ノ頭への急な登りだ!
12:45、おー、アナグマ糞だ。アナグマもサクランボを食べている。
林床に落ちているサクランボを食べたのだ!
上の左側の塊をビニール袋に容れる。
13:02、円山木ノ頭に着いた。
ここで、セルフタイマーを撮ろうと何度も試みたがダメ!そういえば、前もそんなことがあった。
帰ったら、このニコンの手引書を見返さなければいけない。
サーモに入った熱いウーロン茶をエベリン塩酸塩錠とともに飲む。
膝が痛い上に脚が攣ったらもう、歩けない。取り敢えず、脚は攣らない。
弁天尾根はこの道標の裏側から入るのだが、枝が混んでいるので、少し宮ケ瀬側から巻いて尾根に出て、コンパスの方向を地図の尾根に合わせ、回転盤の矢印を磁北線に合わせてその矢印と磁石の南北が重なったコンパスの方向がぼくが下りていく尾根の方向だ。
コンパスを首から下げる。
このコンパスの方向を示す通りに歩くと良いのだ。
この時、当面の方向をの対象となる木などに目標をおいて下る。
その木に着いたらそこで同じ事を繰り返す。
13:13、お!ベニタケ科のキノコだ!これは食べられる。
他に2本あったので、ゲットしお持ち帰りだ。
帰宅した夕食時、連れ合いにハツタケの仲間の味噌汁に美味しいキノコがあると知らせて、
ゴミを取って、味噌汁で食べる。旨かったよぉー!
13:24、ヤマツツジが満開だった。
13:40、新しいクマハギだ!しまった!これはモミ?ツガ?
それとも?よく見て来なかった。
その舐めた時ついた歯の痕だ。
14:20、テン糞だ!
糞をビニール袋に容れて、ここに座る。もう、膝が痛くて痛くて。ここにずーと休んでいたい!
急に、仕事道が現れる。が、ぼくは尾根をシカ柵に沿って下る。
再び、良く踏まれた仕事道に出る。それを歩く、ゲートを潜ってテンニンソウが一面に広がるジグザグの仕事道を下って。河原に着く。先ず、靴を濡らさないように石を伝って渡る。
ここで、ザックやショルダーバックを下し、メガネを外し、汗とゴミで汚れた顔を洗う。
大きなヒルが2匹、ズボンを上がってきている。ヒルはもう一匹いただけだった。
山が湿ってきているのに今年はヒルが少ない。
14:50、顔を洗った後、セルフタイマーでは撮れないので、手持ちでシャッターを押す。
バテテ疲れてる顔を撮りたくないので、ニコヤカな顔にしたつもりなのに、、、。
歳だ!人生に疲れているんだ!
15:01、橋を渡って、塩水林道に出る。
さー、もう、ここからはさらにゆっくりゆっくり歩いていこう。2時間もあれば車を置いた場所まで行けるだろう。
15:09、うっ!この良い匂い!大好きな丹沢の女王が咲いていた。
枝を一本折り取り、耳とメガネのツルの間に挟む。
うーん、素晴らしい香りがいつも漂う。
後ろからぼくと同年配くらいの登山者が一人、足音とストックの音高く近づいてきて、通り過ぎていく。こんにちは!と云ったがぼくの声を軽く肯いて、どんどん下っていく。
膝なんか痛くないんだ!羨ましい。
15:46、車に到着。ん?一時間も掛かってないことが今こうやってGPSと写真の記録から分かった。もっとも、同年配の登山者に追い抜かれてから、僕も頑張らねばと痛いのを我慢して急いだ!
二晩寝た今も、歩く度に膝痛だ!今週は専門学校の丹沢実習がある。
それまでに、どうにかしなけばならない。
今回のルートはGPSでは19.2キロ歩いたことになる。
折り取って耳に挿してきたバイカウツギの花が萎んでいるのに良い匂いがする。

2016年6月11日土曜日

塩水橋・堂平・丹沢山・円山木ノ頭・弁天尾根 Clibmed up to Mt.Tanzawa from Shiomizu-Bridge and down the Ridge of Benten.

昨日、朝4時半に目覚め、山へ行く用意をして家を出たのは5時半。
太腿が攣らないようにする筋肉を和らげるエベリン塩酸塩を2錠持つ、アミノバイタルも2本もつ。
水とスポーツ飲料をもつ。完全だ!
行くのは丹沢山だ!
水沢橋に着いたのが6時40分頃、早くも駐車している車が10台くらいある。
運良く、ぼくも車を止めることができた。
本間ノ頭に登ってから丹沢へ向かおうと思っていたが、下草が濡れているので辞める。
塩水林道を歩く。
6:54、イワタバコが美味しそうな葉になっている。
6:59、ガクウツギだ!
7:04、アカショウマがまだ蕾だ。
モミジイチゴの実が美味しそう。もちろん、口に入れる。
10:07、このアカショウマは林道脇だった。
7:11、ニガイチゴの真っ赤な実、これが旨かった!
7:22、可憐なヤマアジサイの花
7:24、エ?シカが嫌って食べない筈のシソ科のテンニンソウがここでは食べられている。
シカもとうとうテンニンソウまで食べ始めたということか?
7:32、テン糞だ!サクランボを食べている。何のサクランボかな?
7:54、オオバアサガラがまだ咲いている!
8:13、ハコネシダ、我が部屋の観葉のアジャンタムと同じだ!
8:20、堂平につく。 
塩水橋から5キロの道程をここまで1時間半くらいかかっている。
朝食抜きなので、代わりにアミノバイタルを口に入れる。
雨量を測る小屋のようだが、、、。
エゴノキの花が満開だった!
塩水橋からここまで5キロだったようだ。ここで休憩するんだった。
車が2台とまっている。何かの調査の人たちの車かな?
8:30、ここから山道だ!
 丹沢山まで1時間20分とあるが、ぼくはここから2時間半かかる。
8:49、登山道沿いの下草は例のシカが食べない草が蔓延っている。
そんな中に、この花は?教えて下さい!
やまぼうしさんより、この花はムラサキ科のサワルリソウというコメントをもらいました。
9:13、キンポウゲ科の花のツルシロカネソウだ!
以後、丹沢山頂・円山木ノ頭まで見ることになる。
9:51、ようやく天王寺尾根に到着だ!
朝食をとるために濡れていない場所を探すが、全体に湿っている。
コンビニの梅オニギリを1個、熱いウーロン茶で食べる。
10:08、ズミの花が満開だ!
ズミでなくてカマツカです。これもやまぼうしさんより!
10:10、ん?この糞はハクビシン?
糞の上に乗る単子葉の草もハクビシンが食べたのだ!
サクランボを食べ過ぎて下痢にでもなったのかな?
10:21、天王寺尾根唯一の鎖場から塩水林道方面を見る。
10:21、 これからいく予定の円山木ノ頭(左)と本間ノ頭(右)もすぐそばだ!
10:24、これは釧路湿原にあるシモツケソウだ!まだ、蕾。
天王寺尾根を見下ろす。
10:25、フジアザミだ!
10:26、ニガナの花だ!
10:27、コゴメウツギが満開で綺麗!
鎖場を過ぎてからは板で作られた階段道、ここでバテル。
両足の腿が上がらない。エネルギー不足?汗が絶えず、額や鼻先や顎から落ちる。
もう、ここでもみやま山荘で缶ビールを買うことだけを夢見て登る。

10:40、上の方で人の声がする。疲れていると見られるのがイヤなので、軽やかに登ろうとするが、階段がキツイ。大きなザックのパッキングをしていた。登山者ではなく植物調査の人かな?
互いに、こんにちはと云う。今日、塩水橋から始めて会った人だ!
あと200メートルで山頂だ!みやま山荘が見えてきた。ほとんど平坦なのに腿が上がらない。
すぐ、山荘に入り、缶ビールをもらう。
11:04、先ず、山頂の写真を!山頂には登山者が3人いる。
この看板の前で、缶ビールを一口飲む!
で、休み台に座って、サンドイッチと缶ビールでお昼にする。
登山者がやって一人やってくる。ぼくと同世代の中高年だ!
でも、足取りは軽やかで、身体も身軽そうだ!
体重をあと5キロ減らそう!っと思って半年経った。
この後は、次回にアップします。
下は、歩いたGPS上の軌跡。

2016年6月9日木曜日

アズマモグラとコウベモグラの骨格の大きさ比べ:上腕骨、橈骨、尺骨 The comparson of bone size between two mole species:Humerus,Radius & Cubitus

6月6日のテン糞の内容物にモグラ(アズマMogera wogura)の尺骨や上腕骨があった。
丹沢はアズマモグラが生息する。が、湯河原の白銀林道もやはりアズマモグラだろうか?
それともコウベモグラだろうか?
箱根の西側にはコウベモグラMogera robustaで東側にはアズマモグラが分布していると言われている。
手持ちのコウベモグラとアズマモグラの骨を比べてみた。白銀林道のフクロウの巣穴から出たペリットに混じる上腕骨は全てアズマモグラのものであった。

アズマモグラとコウベモグラの上腕骨の大きさを比べてみた(下図、Fig.1)
コウベモグラの上腕骨の長さ(Fig.1では横幅にあたる)18.2mmで、アズマは13.6mm
で、5mm以上も大きい。
 Fig.1 後面からみた左上腕骨(左:コウベモグラ、右:アズマモグラ)
上:背側 下:腹側

 Fig.2 正面からみた左上腕骨(左:コウベモグラ、右:アズマモグラ)
上:背側  下:腹側

尺骨と橈骨も比べてみた。コウベモグラの尺骨は23.6mmの長さだが、アズマモグラのは17.9mmと5.7mmも短い。橈骨はコウベモグラは15.0mmだが、アズマモグラは11.4mmだ!
 Fig.3 左側の尺骨(左)と橈骨(右)
上:コウベモクラ、下:アズマモグラ

アズマモグラとコウベモグラはこんなにも大きさが違う。何故、コウベモグラの方がこんなにも大きいのか?もともとは、どちらが祖先系なのだろうか?やはり、西に住むコウベモグラだろうか?
否、古いタイプの方はアズマモグラで新興勢力のコウベモグラに押し上げられているのだろうか?

それにしてもモグラの上腕骨は奇妙な形をしているので、同じ仲間のヒミズやトガリネズミのものも調べた。その内にアップしたい。
このように並べないと違いがはっきり分らない。

2016年6月8日水曜日

いちょう団地までの散歩   Waliking up to "Ichou dormitory town".

昨日昼過ぎに何年振りかで境川沿いにある「いちょう団地」まで歩いた。
我が家から往復で10キロちょっとある。
40年以上前はここまで毎朝走り、さらに一日置き位に新幹線のガード下まで走った。
当時はちょっと狂っていると思われるくらい早朝、昼、夜と
1日の走行距離100キロを目指して走った。
そのため、膝を悪くし、椅子から立ち上がる時膝が痛かった。
走り出した時も痛かったが、しばらくすると痛みがなくなり快調に走ることができた。

走るようになったのは、体重が増えたことと、
娘が生まれたのを機会にタバコを止めようと思って走り出したのだ。
走り出して、1ヶ月もしないで、体重が7,8キロ減った。
もう、その頃は体重を減らすということよりもタイムを良くしたいという気持ちになっていた。
1秒でも早く走るためにはタバコはそのバロメーターだった。
タバコを吸わないとタイムが良くなった。それで結局タバコを止めてしまった。
ぼくの走りはジョギングではなくランニングだと言われた。
前に人が走っているともちろん追い抜き、自転車まで追い抜こうとした。

膝は悪くなる一方で、整形外科医から何度も注意を受けた。
一番困ったのが、好きな山歩きであった。
登りは膝は痛くないが、下りは痛くて痛くて、転がって下りたいくらいだった。
膝の軟骨成分を補充すると言われるサプリメントを飲んだ。カルシューム剤も飲んだ。
膝を守る様々なサポーターも使った。
もちろん、整形外科の理学療法もやったし、薬も飲み、塗った。
いずれもダメだった。アフリカに行った時は、静かに、穏やかに、力を入れずに登った。
それでも下りは膝が痛かった。毎日山から湖畔まで下りてくるのが辛いので、山に小屋を作ってそこに泊まるようにした。
アフリカに滞在している時は現地の人たちと一緒に山小屋に泊まったので、マラリアに何度も罹り、そのため、体重が50キロを割った。高校入学時の体重に戻ったのだ。
体重が減ったため、膝への負担が減ったせいか膝の痛みが少なくなった。
今は、体重が70キロを超えている。しかし、Wストックで丹沢を歩いているせいか、体重が多いのに以前のような膝の痛みは無くなった。
ストックの使用と登り時や下る時に膝に負担を掛けないようにしているからだと思っている。

クワの実が!もちろん黒いやつを採って食べる。
オニグルミの実も!
これは、コムラサキシキブの蕾だ!
マサキが蕾だ!
カワウだ!
フェイジョアという木だ!甘い実をつける。熱帯の木の筈だ。
境川沿いのサイクリング道路を歩いて写真を撮った。


2016年6月7日火曜日

ゴリラの示威行動は誰に対して?  The zookeeper who does not know the meaning of the male gorilla's display.

アメリカの動物園のゴリラが射殺された。4歳の子供を助けるためにとられた方法だったようだ。
その動画を見た。https://www.youtube.com/watch?v=WwsSFw4ZU-Y

オスザルは様々なディスプレー(誇示行動)を行う。
異性のメスに対しても好意を示す表現として、メスの前で一見非常に乱暴な行動を示す。木のてっ辺で激しく木揺すりをしたり、枝から枝へ飛び移ったり、木の枝を引き摺って大きな音を立てたり、大きな石を川に投げたりする。
同じように、他個体に自分の強さを誇示したり、威嚇する時にも同じような行動を示す。

ぼくはニホンザルを観察してきた。ニホンザルのオスは恰好をつける男子の中高生のように思った。また、タンザニアのマハレ山塊国立公園でチンパンジーを観察した時は、ニホンザル以上に粗野で乱暴な動物であると思った。

しかし、ウガンダのブウィンディ国立公園やコンゴ民主共和国のカフジ・ビエガ国立公園でマウンテンゴリラを見たときは、余りにも優しく穏やかであったのに驚いた。

ゴリラを現地で見る前から他の霊長類とは異なった行動があることをビデオなどで知っていた。
それは、ゴリラは互いに見つめ合うことである。ぼくは目によるグルーミングと思っている。ニホンザルやチンパンジーは見つめると威嚇された思うのと正反対である。さらに、カエルやフクロウなどの他の動物を手にそっと乗せて優しく見守ることでもあった。

特に、シルバーバックのオスゴリラのメスや子供たちに対する優しさは、チンパンジーやニホンザルのオスには見られないものであった。

写真はカフジ・ビエガ国立公園でメスや子供を守ろうとして前面に出てきたシルバーバックのオスだ。
上の動画ではシルバーバックが子供の足を持って引っ張って走り回ることで、見ている人たちの悲鳴が聞こえている。しかし、ゴリラは子供を力を入れないで優しく扱ってもいる。
ゴリラが木の枝(この場合は子供の足)を引っ張って走り回る行動は、ニホンザルでもチンパンジーでも見られるオスザル特有の示威行動だ。誰に対して威嚇しているのかは明確だ!
檻の外でキャーキャー騒いでいる見物人に対して威嚇しているのだ。

檻を見下ろしている見物人の悲鳴で、
ゴリラはさらに見物人に対して示威行動をしながら奥に入った。
子供の命が危険だ!と射殺したのは納得がいかない。

このゴリラの飼育係はどのように判断したのだろうか?
ゴリラの飼育係ならゴリラの優しさや何故示威行動をするのかを知っている筈だ。
先ず、しなければならなかったことは、ゴリラ檻の見物人を回りから退却させることだ。
大声で騒ぐ観客がいなくなったら、ゴリラは示威行動をする必要がないのだ。

きっと、あのゴリラは子供を優しく扱い、飼育係のところに連れて行くかもしれなかったのだ。
その位、ゴリラはチンパンジーなどのサルとは違って穏やかな性格をもった動物だ。

他国の人たちや他の宗教を知らないのと同じように、同じヒト科の動物がとる行動の理解ができなく、殺してしまう。あるいは、子供の行動が判らなく違った場所を探し回る。
もっともっと知らないモノたちの行動に対して謙虚に向き合う姿勢が必要だ!