「特定秘密保護法反対」
「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
2014年3月22日土曜日
マウスの骨格標本 The skeletal specimen of mice
一昨日、専門学校を8年前に卒業したMarikoさんが大きな段ボールの箱を持ってやってきた。
彼女は実験動物の会社に勤めていて、そこで解剖処理され不要になった動物の遺体を貰い受けて骨格標本にしたり、頭骨標本にしていた。
イヌ(ビーグル犬)、サル(カニクイザル)、ウサギ、ラット、マウスなど多数の標本を持ってきた。
結婚した相手が骨格標本を嫌がるので、貰って欲しいという連絡があったのだ。
どの標本も過酸化水素水で脱色されて真っ白になっており、綺麗だ!
これらの動物たちは、これまでぼくが持っている動物たちとは違う生活をしてきたのだ。
ぼくらヒトのために、医学用、薬学用などさまざまな実験をされてきた可哀想な動物たちだ。
Marikoさんが骨格標本にしなかった動物たちは、焼却処理されたようだ。
せめて、これらの標本になった動物たちを大事に扱っていきたい。
2014年3月20日木曜日
誰の歯? Whose teeth?
昨日アップしたテン糞④の不明の骨片である。
どうもアカネズミ位の大きさの齧歯目の頭部が噛み砕かれた部分のようだ。
上部中央の橙色で囲ったのは頸椎部分で、右は環椎、左は第二頸椎から第三、第四まで並んで
咬まれている。赤色で囲ったものは左右の聴胞部分だ。
緑色のAとBは下顎骨の一部であり、左上の緑のCは関節突起の部分だ。
下の緑で囲った部分のCは下顎の切歯であり、緑BとCを除いたものは8本の臼歯である。
上のままでは臼歯の咬面がよく見えないので、木工ボンドで方眼紙に貼りつけた。
ハタネズミ亜科の臼歯ではない。ネズミ亜科の臼歯かな?
ホームページでハタネズミ亜科とネズミ亜科の歯の違いをアップしたことを思い出した。
切歯はネズミ亜科のもので細い。臼歯の咬合面が違う。ずいぶん山が尖っている。
手持ちのリスのものとも違う。ヤマネでもなさそうだ。
で、安部永著「日本産哺乳類頭骨図説」を見た。
臼歯をしっかり見ることができなかったが、どうも該当する齧歯目が判らない。
まて、丹沢に生息する齧歯目は、ネズミ科の動物と、リス科、ヤマネ科だ。
リス科のモモンガやムササビよりもやはりネズミ亜科の動物たちの臼歯に似ている。
そうするとアカネズミではないから、カヤネズミかハツカネズミということになる。
山の中だからカヤネズミ?ん?ヒメネズミもいるか?
ダメ、降参だ!手持ちの資料がないからわからない。
専門家の金子之史博士にお尋ねするよりないかな?
5個のテン糞の内容物 The contents of five scats of martens.
17日の尾根歩きで拾ったテン糞だ。水洗いして内容物を調べた。
①~⑤は昨日のGPSの軌跡図のルート上で示された場所である。
①:マメガキ種子3個果肉果皮
②:1~2センチのネズミ毛が大半、骨片少し、甲虫腹部外骨格
③:マメガキ種子4個、サルナシ種子、キブシ種子、ネズミ毛少し、骨片少し、ネズミ切歯3(下顎2、上顎1)
このネズミは切歯からアカネズミと推定した。
このネズミは切歯からアカネズミと推定した。
④:マメガキ種子9個果肉、サルナシ種子21個果肉、キブシ種子4個、1センチ前後の哺乳類の毛少し、骨片、頸椎(第一から~5)、下顎切歯1、臼歯8個(これについては今同定中)
⑤:マメガキ種子9個果肉果皮
今回のテン糞5個の内3個からネズミ類を食べたと思われる毛や骨片、歯が混じっていた。
骨は細かく噛み砕かれていた。
冬季とその他の時季に動物を食べた場合の違いのようなものがありそうだ。
伊勢沢でも見つけた糞の中からシカ毛がでてきたが、骨は細かく砕かれていた。
今回の②、③、④の糞でも全て齧歯目の小動物であるが、
切歯や下顎でさえも細かく砕かれていた。
それは、マメガキの種子も1、2個噛み砕かれている場合が見られた。
今年は雪が深かったし、林床が雪で覆われる期間が長かったので、
動物たちは見つけた果実は骨や種子まで噛み砕き、栄養摂取を試みたようだ。
さらに、③、④の糞からはキブシの種子も出てきた。
暮れから今まで、キブシの種子が少ないのは、
昨年はどうもキブシの実生りが少なかったようだ。
2014年3月19日水曜日
初春の尾根歩き Waliking the ridges in the early spring.
17日に歩いたGPSのルートである。
11.2キロの距離を歩いたことになる。
山神隧道を潜って少し、不動尻まであるくが引き返して
スギ林の中の鐘ヶ嶽への道を登り、そこから大山方面への尾根を歩く。
大沢分岐で大山へは登らずに梅ノ木尾根をくだり、日向山、見城山を通って
広沢寺温泉無料駐車場までの軌跡である。
①から⑤はテン糞を見つけた場所である。
尾根上は全く雪が残っていなく、大沢分岐付近はザリザリと乾いた砂の尾根だった。
このルートは動物のフィールドサインが少ないのが残念でもある。
土山峠付近から鍋嵐一帯がちょっと懐かしくなってきた。
この一週間に、専門学校の2度の講師会出席、慶応からは秋学期の成績付けの不手際があり
メールや「変更申請書」が送付されてきた。
この学生には大変申し訳ないことをした。評価Aなのに試験を受けてないことにしていたのだ。
2度見直した筈だったが、約250名のWeb入力時にマウスのカーソルを持って行くところを間違えてクリックしてしまったのだ。
今朝、また専門学校からのメール。フジテレビの動物番組のアンケートに応えて欲しいという
広報からのものだ。
ぼくはもうすぐ68歳だが、定年の無い仕事をしてしまっている。
65歳の時に、学会誌や論文や本などの一部は整理し、学会を退会し、引き受けていた高梁市の臥牛山のサルの保護管理委員も昨年辞めたのだ。自分で、身の回りを整理していかなければならない。しかし、山に行ったり、お酒を飲んだりするお金は稼がなくてはいけない。
悠々自適の生活はありえないので、できるだけ仕事をしながら若者と接していきたい。
2014年3月18日火曜日
2014年3月17日月曜日
オタマジャクシになっていた! They had become the polliwogs!
今朝、伊勢沢にもう一度行ってみようと思った。
が、大山や丹沢の山をみて次第に気が変わった。
大山の上部にあんなにあった雪がずいぶん消えているのだ。
不動尻から唐沢峠に行ってみることにした。
車を広沢寺温泉の市営無料駐車場に停める。
簡易トイレで用をたし、山神隧道に向けて林道を歩く。
もう、周辺の雪はまったく消えてしまっている。
休耕田を覗く、オタマになってるぅ!
雪の中でも凍ることなく発生がすすみオタマになったんだ。
凄い!ヤマアカガエルの生命力。
なんと、カメラにおかしな表示がでている。SDカードが入ってないようだ。
え?え?愕然とする。もう、歩く気力も失せる。
まて、携帯がある。記録は携帯でもできる。
これらは内臓メモリーに記録された。
山神隧道から不動尻方面に向かったが、引き返し、鐘ヶ嶽への道を登る。
大沢分岐まで歩き、梅ノ木尾根を下って、日向山、見城山と歩いて駐車場に着く。
11キロちょっとの行程だった。
沢には雪が残っていたが、このルートではまったく雪が消えていた。
しかし、唐沢峠付近から大山山頂部はまだ雪が残っている。
2014年3月16日日曜日
山菜だ! Wild vegetable!
春爛漫の陽気に釣られて引地川沿いを歩いて親水公園まで行ってきた。
これは、カンゾウの仲間の新芽だ。これを軽く茹でで酢味噌和えで食べたい。
これは、ナズナだ。
ナズナはキンシコウの調査地の農家では子供たちが摘んでいた。
でもこれは、大きくなりすぎている。
油炒め。旨かった。ただ浸しにして醤油をかけて食べるのも苦味があって好きだ。
おぉー!ノビルだ!
これを引き抜いたら小豆よりも小さな球根だった。でも、表面の泥を落として食べた。
好きだ!エシャロットよりはるかに旨い。
帰路、無性にキンピラを食べたくなったので、ニンジンと大根のキンピラを作ったよ。
味噌を少し絡めてみた。うん、いける!
5時になったら、酒の摘まみにしよう。
2014年3月15日土曜日
雪に埋もれた伊勢沢のテンやタヌキが食べた物 The things which marten and racoon dog in snowy the Isezawa valley had eaten.
3月12日に伊勢沢林道を歩いた時のGPS(747Pro)の軌跡をカシミール3Dに落としたものである。
赤丸①②③④はテン糞の位置であり、⑤はタヌキ糞の位置である。青〇はシカが解体された場所であり、タヌキの死骸があった場所でもある。②の位置はシカの頸椎を見つけた場所でもある。
①のテン糞
マメガキ種子1個、キブシ種子8個サルナシ種子多数一個分果肉果皮
②のテン糞
サルナシ種子多数果肉果皮多数
③のテン糞
ケンポナシ種子4個果肉果皮、マメガキ種子1個果肉果皮、サルナシ種子多数果肉果皮2個分
④のテン糞
ケンポナシ種子1、マメガキ種子1、サルナシ種子5、シカ毛1、2センチ6本不明骨片(大きな骨を齧った欠片、シカと思われる)
⑤のタヌキ糞
ケンポナシ種子と果柄果皮
これら5個の糞は④を除いた4個は全て果実を食べたものであった。
ケンポナシ、サルナシ、マメガキは木に乾燥した実がまだ残っていたり、林床に落ちている。
ぼくは、シカが青〇のところで解体され、タヌキも死んでいたから、④以外の糞の中にも
シカ毛か骨片が入っていると考えていたが、予想が外れた。
シカの毛が散乱し、頸椎も落ちていたが、他には何も残っていなかった。
林道で解体されたと思ったのは間違いで、伊勢沢林道の②や④、青〇が含まれる付近で餓死したシカがいて、それが動物たちによって解体され一部が運ばれたのが、②や青〇かもしれない。
そうなると、来週は死体探しに行かなくてはならないかな?
とうとうSTAP細胞そのものが疑問となってきた。
それにしても合成した写真を使うなんて、うっかり間違えたという問題ではない。
科学者以前の基本的な姿勢に問題があると考える。
2014年3月14日金曜日
動物たちは食物を求めて歩く。 The wild animals have to move to get the foods.
今回の大雪は、丹沢に生息する野生動物たちに多くの影響がでるだろう。
神奈川県では、増えすぎたシカの個体数を減らすための狩猟を行っているが、もしかしたら、当面の目標は達成できるかもしれない。
そういう、野生動物たちが林道を横切った跡が、道になっている。
この林道を歩いているのはカモシカのようである。
ここもイノシシ、シカが横断したために道が作られている。
今から40年くらい前に厳冬期に男体山のシカの生息調査があった。
積雪量が多く、沢では胸まで雪で埋まるような場所もあった。
雪に覆われた林道を歩いていて、メスジカに遭遇した。
彼女はぼくらを見て立ちすくみ、痙攣して死んだ。
走って逃げることなどできないような雪の深さだった。
大好きなササが雪で埋もれているために、食べることができず餓死寸前だったのだ。
丹沢のシカたちも大雪だが、餌を求めて歩かざるをえない。
その結果できたのが、これらの林道を横切る道だ。
2014年3月13日木曜日
大雪でタヌキが餓死 The death of racoon-dog would be due to starvation in heavy snow.
何故かそこだけ雪が融けてしまっている場所があった。
なんか、臭い。死骸の匂いだ。
どうもこの場で、狩猟で撃ち殺したシカを解体したようだ。
シカの毛が散乱している。
この頸椎は別なところにあった。動物たちが運んだのだ。
ん?シカではない小さな動物の死骸が!
写真の中央より下の雪に近い方に、、、。
ん?タヌキだ。コヤツはどうして死んだ?
昨年春に生まれたタヌキのようで、まだ小さい。
恐らく、解体したシカの骨についた肉でも、あるいは毛皮や足を食べにきたのだ。
しかし、大雪の為、食物を食べることができなく餓死寸前だったのだ。
美味しい死体の匂いがする場には着いたが、他のタヌキやテンやアナグマなどがいて
餓死寸前のこの個体は離れて見ているよりなかったのかもしれない。
飢えと寒さで死んでしまい、こんどは他の動物たちの餌になったようだ。
内臓が全て食べられている。肉は残っているが、痩せているため肉らしい肉がついていない。
目はカラスにでも食べられたのかな?
顔面の筋肉も薄ペラだ。
手足やお腹の肉も残っているが薄ペラだ。
今年の大雪は、やはり野生動物にとっては大変な食糧危機となったわけだ。
とくに地上を這いまわって匂いを嗅いで餌をさがす動物にとっては
地上を雪が覆っているので、餌を探せない。
恐らく草食動物のノウサギやシカも飢餓の苦しみに遭っているだろう。
シカも餓死個体がでているだろう。
この気の毒なタヌキ君を山側の斜面の下に移した。
内臓だけが無い筈なのに軽かった。
2014年3月12日水曜日
雪に覆われた伊勢沢 The Isezawa stream that was covered with snow.
今日、家を出たのが7時を回っていた。案の定、朝の渋滞だ。
でも焦らずラジオを聞きながらゆっくり伊勢沢林道に向かった。
途中から見える丹沢上部はまだ雪で覆われている。
9時には林道ゲート前の駐車場についた。
回りはまだ、雪が残っている。
ともかく、林道の8割以上が雪で覆われる伊勢沢林道を歩く。
久しぶりの伊勢沢林道で、天気は良過ぎるし行けるところまで行くことにする。
雪上は足跡がいっぱいだが、融けて固まってまた融けて固まったような状態だ。
タヌキの餓死したと思われる死体がある。
お日様の照り返しで眩しく、暑い。
伊勢沢を見てこれ以上先に行くのを止めた。
沢の岩場でミソサザイが囀っていた。
が動画にしたら、上流へ飛び立った。
林道の雪道歩きにはスノーシューが良いと思う。
伊勢沢歩きはワカンかな?
2014年3月11日火曜日
サルは早くもやわらかい春の糞だ。 The monkey's feces are already spring-specific soft ones.
3月7日に鐘ヶ嶽に行ったとき、タヌキ糞を拾う前にサル糞を拾った。
一見すると犬の糞かな?とも思えたが、臭いと色ですぐサル糞だと分かった。
サルの春の糞だ!
冬季は樹皮食いや冬芽食いが主になるので、したばかりの糞であっても
オニギリを3、4個連ねたような固い糞になる。それが、春近くになって、膨らんだ新芽食いになると
糞は俵型になる。
この糞はまさしくサルの春特有の糞だ。
排泄してから半日くらいは表面はまだ緑色だが、1日経つと表面が黒っぽく下のような色になる。
しかし、中はまだ緑色をしている。5、6日経ったものでも表面は黒褐色になっていても中は緑色をしている。もちろんサル特有の匂いがする。
このサル糞の匂いはキンシコウもキイロヒヒやチンパンジーやゴリラも同じ匂いだ。
水洗いして、鉢の受け皿で乾燥させた。
コインの左下などにコインの大きさよりも少し小さめの薄い膜状のものが何枚かある。
これは、寒天質のものである。
拡大するとこういうものである。
このビニール状の寒天質のものは何だろうか?
花弁かな?
花弁かな?
膨らんだ花芽の花弁なのか?
あるいは、展開していない膨らんだ新芽なのか?
ん?今、まさかと思うが、、、、色から判断するとミツマタの花を食べたのかな?
さもなければマンサクの花?
2014年3月10日月曜日
テン糞から出てきた羽毛or 毛? The feathers and/or fur which were included in the marten's scats.
3月7日の鐘ヶ嶽に行ったときのGPS軌跡である。
①でサル糞とタヌキ糞を拾い、②と③でテン糞を拾った。
②のテン糞である。これは、ちょっと不思議なのだが、山道から50センチくらい離れた沢側の斜面の深さ5、6センチの穴の中にしているのだ。アナグマではあるまいし、ちょっと不思議だ。
③の糞である。
この内容物はマメガキの種子3個果肉果皮と、サルナシ1個の種子果肉果皮。
②のテン糞の中身は、羽毛と1センチくらいの毛と骨片である。
骨片は細かく齧られている。
この骨は小哺乳類のものでない。羽毛が入っていたので、鳥の骨であろう。
下は羽毛の写真である。
右の二つは羽毛であることわかる。しかし、左の広げた大きなものも鳥の毛なんだろうか?
斜めに黒灰色黒灰色とまだら模様になっているのが分かるだろうか?
②の糞の毛の大半はこの毛であった。鳥の毛だとするとどこの部分の毛なのだろうか?
ニワトリを潰して毛を毟った経験からするとニワトリにはこのような毛はなかったように思う。
お解りの方教えてください。
2014年3月9日日曜日
飛行機の位置、機種、目的地、他がわかる。 We can see the location, flight number, destination and others.
GPSの事でいろいろネットサーフインをしていたら、Flightradar24
という、今飛んでいる世界中の飛行機の位置、機種、行先、高度、ルートなどの情報が10秒置きに画面で移り変わる。
take隊員が教えてくれた船舶のシステムと同じである。
但し、30分以上はお金を払わなければいけない。
今日、半日これで遊んでいた。
これは、飛行機を左クリックして釧路発JAL1144の軌跡と情報と示した。
画面左上+をクリックすることに、下の世界中の現在飛んでいる飛行機の位置がわかる。
さらには、成田空港の現在の飛行機の位置がわかる。
ライブ船舶マップにも感動したが、これはさらにおもしろい。
自分の家の空を飛んでいる飛行機の情報がわかるし、
先日のマレーシア航空の飛行機はこれを見ていた人がいたとしたら、どこで消えたか分かるのだ。
タヌキはトイレを掃除する?それとも、、、? Do the racoon-dogs sweep their toiret and/or ,,,?
今回は前回1月30日に鐘ヶ嶽に登った時に見つけたタヌキのタメ糞場(トイレとする)で糞を拾った。今回も同じトイレにあるタヌキの糞を拾ってきた。
ただ、今回は前回から1ヶ月ちょっとしか経っていないので、古い糞を拾わないように注意した。
1月30日のタヌキのトイレの糞
この時の糞の内容物はエゾエノキやマメガキの種子、さらにギンナンであった。
エゾエノキの種子入り果実がたくさん見える。
今回3月7日のタヌキのトイレの糞
どれも硬くて古そうだった。コインの上の白っぽく見える糞塊を一つ拾ってきた。
内容物は、マメガキ種子3個と長さ2から6センチ幅2ミリの単子葉の葉7本と昆虫の外骨格・外羽・内羽・脚であった。
黄色線で囲った地上に出た木の根で同じ場所であることが分かると思う。
写真を3枚撮っているのに、どれも何故かピンボケなのだ。自分で腹が立つ。
(かろうじて同じ木の根が写っているので良かった。)
しかし、1月30日のトイレの位置とは微妙にずれている。しかも、前回あんなにあったエゾエノキの果実の入った糞はどこに消えたのか?あるいは、雨、雪、風でバラバラになって飛散したのか?
土山峠から宮ケ瀬尾根への途中のタヌキのトイレが使われなくなったことから
糞の種子が発芽すると使われなくなるのでは?っとアップしたことがあった。
しかし、これら2回の同じトイレの糞から、
①タヌキはトイレの掃除をする、②トイレがいっぱいになったらその場所を少しずらす、③タヌキの糞をイノシシかアナグマが食べる。
と云うことが考えられる。
ぼくは、いつもタヌキの糞を拾う時、その中でももっとも新しいものをそれがその時期のタヌキの食性を表していると思っていたが、タヌキのトイレではどれを拾ってきてもその時期のものになっていそうだ。
何だか、タヌキの食性も含めてトイレの使われ方あるいは位置なども、数年の観察ではちょっと分からないことが出てきた。もう、ウンチは卒業するつもりだったのに!
登録:
投稿 (Atom)