「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2011年7月28日木曜日

早戸川沿いで見つけたテン糞(内容物)のタネを求めて!

7月25日にテン糞とハクビシン糞をアップした。
ハクビシンの内容物は、やまぼうしさんとの果実探しの歩きでミヤマザクラのタネで確定した。
テン糞から出てきたタネは難しくまだ確定していない。
下がアップしたテン糞を構成していたタネだ。
6-7ミリの長径で、長径の中央に溝が走る。
同じ一ミリメッシュの方眼紙の上に三種類のクロウメモドキ科のタネを乗せた。
上中央はオオクマヤナギ
左はクマヤナギ、右はヨコグラノキの種子だ!
一見すると上中央のオオクマヤナギのものにそっくりだ。
しかし、テン糞のタネよりも一回りも細く、小さい。
上のテン糞のものはどれも短径が2ミリ以上ある。しかし、オオクマヤナギのものは1ミリちょっとだ。長径も1ミリくらい短い。 
テン糞に入っていた状態の果実。
タネが一個入っている。
もともとの形はリンゴのように丸いというよりも少し洋ナシ状に近いか? 
下は、クマヤナギの果実の状態 
ヨコグラノキの果実、種子と葉 
オオクマヤナギの果実と葉 
種子の形状や大きさからはオオクマヤナギのものが一番似ている。
しかし、テン糞の種子とは違うものだ。

今回、やまぼうしさんに教わったヨコグラノキの種子の形状や大きさを見て驚いた。
葉や実と一緒に写っているタネ、あるいは三種類の右のタネ。
小麦粒にそっくりなのだ。
丹沢の夏山で、この小麦粒の塊でできたようなサル糞を見つけることがあるのだ。
確か、写真に撮っているのだが見つけられない。
これまでは、農耕地に出て、小麦畑を荒らしたハナレザルの糞だと思っていた。
ぼくが間違っていた。サルに濡れ衣の着せていたのだ。
ヨコグラノキの果実を食べていたなんて!
もっともヨコグラノキという名前を知ったのもやまぼうしさんのお陰だ。




2011年7月27日水曜日

清川村の道祖神と男根

昨日は本谷林道を歩き、伊勢沢まで足を伸ばした。
ミヤマザクラの果実とオオクマヤナギやクマヤナギの
果実を見つけて、種子を観察する目的であった。
案内役の先生はやまぼうしさん。
ヨコグラノキの果実や種子まで観察・採集でき、これまで疑問に思っていたサル糞や他の動物たちの糞の不明な内容物が一気に解決した。これらのことに関しては資料整理と水洗いがまだなので次回にアップしたい。

朝、6時に出たら清川には7時に着いてしまった。
1時間も早くついたので、八幡神社の周りを散策した。
鳥居の階段の横にひっそりと鎮座していた。道祖神、、、。
その中に男根がある(右端)。クリックすると拡大します。
裏からみるとリアルに彫られている。 
ぼくは、勃起した男根は威嚇・防衛のシンボルであると考えている。
道祖神たちの前に鎮座しているのは、清川村の守りとして、さらには旅人たちの
安全を祈願してのものであると考えられる。
常々ぼくは勃起した男根は子宝を求めたり、夫婦円満を願うものではないと、サルの行動観察から考えていたので、このように道端に道祖神と一緒に祀られているは、ぼくの考えを裏付けてくれるものであると思い、凄く嬉しい発見であった。

この神社周辺はいろいろ見るべきものがあり、1時間があっという間に過ぎてしまった。

2011年7月26日火曜日

早戸川沿いで

早戸川沿いを歩いたが、雷平まで行けなかった時の続き
伝道の登山口にあるツノハシバミ
この果実、ハシバミの実と同じように炒って食べられるようだが、、、
まだ、食べたことがない。
それにしても何故このような形になったのか?
ケンポナシ同様奇妙な実だ。
さて、今日はこれからやまぼうしさんたちと丹沢で木の実採集だ。
お昼はインスタントラーメンにしよう。

2011年7月25日月曜日

早戸川沿いで見つけたテンやハクビシンの糞内容物

16日の早戸川沿い歩きで2箇所で新しい糞を見つけ、ゲットしてきた。
昨日、それらを水洗いした。
下は、岩の上にこれ見よがしにあったテン糞である。
見たところ、ウワミズザクラかマメザクラの果実を食べた糞だと思った。
水洗いして出てきたのは、果皮と種子であり、種子だけを取り出したのが下の写真だ。
長径6、7ミリの大きさで、縦に割れ目がはいってる。
これ、サル糞の中にも以前入っていた果実の種子だ。 
果実と種子の様子。生乾き状態だ。
テンは何の果実を食べたのだ?
今、熟している果実は?教えて欲しい! 
ハクビシン(多分)の糞だ。
これこそヤマザクラの果実を食べたものだと思った。
念のため採集し、水洗いした。が、見事なほど特徴ある表面の種子である。
これもテン糞の果実と同じように一つの果実に一つの種子だ。
この模様、見たことがある。が、思い出せない。
ソメイヨシノの種子よりも一回り小さい。
ハクビシンは木に登ってこの果実を食べたのだ。
まったく土砂が混入していない。
テンやハクビシンがそれぞれ食べた果実は違っていた。
糞の色、見た目は黒紫色だ。
今の時季に生る木の実で黒っぽいのは何だろう?
当てずっぽうで良いから、今の時季の木の実を教えてほしい。
(クリックすると拡大します)

2011年7月24日日曜日

増水の早戸川

(Dellノートパソコンでアップ)
最初の橋が流されていた。
ここを右から左へ渡渉する。
セミ、これってヒグラシでしょう?がぼくが動く度に追いかけるように鳴く。
8月に入ったら、テントを持って雷平かその周辺で一泊したい。
生の鹿肉(高宕山実習の残り)があるので、スキ焼で食べたい。
isa隊員いかがですか?クモキリソウ(多分)を見つけました。
テントは二人用、三、四人用があります。
ナデシコの仲間が咲く時季が良いかな?

2011年7月23日土曜日

凄い水量の早戸川

今朝、6時に家を出た時は、雷平から蛭ヶ岳へ行くつもりだった。
松茸山登山口付近は早くも車がいっぱい。
早戸川沿いは各所で土砂崩れの跡、すでに土砂や岩、木は車が通れるように取り除かれている。丹沢観光センター付近で大勢の子供たちと付き添い。どうもセンターに泊まっているようだ。横浜の外遊びが中心の幼稚園かもしれない。
魚止め橋を過ぎて砂利道に入り、ヘアピンカーブで駐車する。
早戸川の流れの音がうるさいくらいだ。

(下の場所はいつも土砂が崩れている)
 涼しいくらいだ!
伝道の雷滝・大滝までの看板が新しいものになっている。
各所で標が新しくなっている。
造林小屋である。誰かが泊まっているようだ。

ここからの腐った木の橋は、そのままで修理されていなかった。

ぼくが歩くと、ヒグラシが叫ぶように鳴く。
丸太橋が流されているので、渡渉する。冷たい!
流れが速く、足を川底から離すとそのまま流されてしまいそうだ。
もう一箇所、ここは川幅が狭いだけ、深く流れも急なので、諦める。
帰路、最初の渡渉したところで靴を脱いでいると、若者がやってくる。
どこを渡ったか?と聞いてくるのでストックで指し示す。
彼、そのまま流れに入る。下流を背にしながら、ゆっくり一歩一歩のカニ歩きだ。
礼を言って、歩いていく。沢歩きのスタイルなので彼ならぼくが渡れなかった箇所を渡れるだろう。
渡り終えて足を拭き、腐った橋を渡っていると30代の単独行がまた一人、登ってきた。雷平から丹沢山でも登りそうな大きなザックだ。
丸木橋のことを聞かれた。気を付けてと言う。
伝道で、ゆっくり林道を下っていると、今度は30代のペア登山者。
恐らく二人とも最初の渡渉も無理だろう。

パソコン、昨日1日かかって初期化したのに、やはりオカシイ。
画像をアップできない。
新鮮なテン糞とハクビシン糞を見つける。
どちらもヤマザクラの果皮と種子からなっていた。

2011年7月22日金曜日

袋角のオスジカ-野生動物とダニ-

高宕山実習の続き:
お隣のSさんからはシカの頭や脚ももらう。
角に皮が被っている。いわゆる袋角の状態である。
春過ぎになるとオスジカたちは角が伸び始める。
このオス、一本だけであるが、これから更に枝分かれしていくのだろう。
このシカ、翌朝もものすごい数のダニがくっついている。
おそらく、この頭の部分だけでもコップ半杯くらいの数のダニが血を吸っていたのだろう。
シカ一頭にはどのくらいの数のダニやヒルがついているものなのだろう。
以前、丹沢の道路で、轢かれて間もないアナグマの死体を見つけたが、
アナグマの身体からまるでアメーバーが触手を伸ばすかのように放射状にダニが道路に拡がっていた。
野生動物たちは、ダニやヒルに血を吸われても元気に生きている。
実習中も昨日のテストの採点及び評価付けまでたいして気にならなかったが、昨夜は気が抜けたのか身体中のあらゆる部分が痒く、掻きながら寝ていた。さらに、今頃になって山歩きでぶつけたところが痛く感じる。
野生動物たちは、痒いとか痛いなんて感じる余裕の時間は少ないのだろう。
身体を地面や木や岩に擦り付けたところで、痒さは一時凌ぎだろう。
ぼくらは、痒み止めをつけたりすることができるから痒さを凌げるが、緊張の連続だと痒みや痛さも忘れてしまうのだ。
(写真はグロテスクなので、少し離れて撮った)
これは、解体されたイノシシの頭骨と四足のヒズメである。
オスイノシシであるが、犬歯の発達が悪いので、まだ、二歳くらいと見た。 
これらの頭は専門学校に持ち帰ってもらった。
Ame君とMatさんとで、剥被し、除肉し水に浸けたようだ。
足は乾燥標本にするために冷凍庫に容れてもらった。

2011年7月21日木曜日

二泊三日の高宕山(続々)

3日目、イノシシの解体を見た後、高宕川の沢へ
沢で、橋桁の跡の穴に飛び込む学生たち

パソコンの調子が良くない。いよいよかな?と思っている。
今、ちょっと前、昨日の慶應日吉の授業の試験、約500名分を採点し終える。
で、またまた腰が痛くなった感じだ。
でも、これで夏休みなので、大丈夫!

2011年7月20日水曜日

二泊三日の高宕山(続)

二日目の夕食はバーベキュだった。何と突然、お隣のSさんから
シカを半分頂いた。皆、大歓声だ!
シカの肋骨部分をバラスY君とK君 
塩・胡椒で焚き火で焼いたスペアリブは旨かった!
皆、満足したことだろう。
こちら、一人でハーパーを飲み、テントを開けたままで寝たため、
体中が虫に刺されてまだ痒い。
三日目の朝、学生たちがサルを見つける。
高宕山へ行く予定が、またまた予定外の吉報が届けられる。
イノシシが捕まったので、解体するので見に来ないかというものだ。
野生動物保護専攻の学生たちに、何故イノシシを捕獲し、殺さなければいけないか話す。また、豚肉や牛肉は家畜を殺して解体して、ぼくらは食べているのだ。
美味しいところだけを食べ、嫌な部分に目を覆うな!しっかり見ること!
お昼を持って石原種豚場へ行く。途中の道で新しいサル糞が落ちている。
イノシシは既に屠殺され、吊り下げられていた。 
先ず、肛門部分を輪切りにして、そこから腹を胸の方に裂く。
腸があふれるように落ちる。
巨大な肝臓が取り出される。学生たちは息を詰めて真剣な表情で見ている。
皆、野生動物保護専攻の学生だけあって目を逸らす者はいないことが嬉しい。 
前脚と後脚と頭をもらう。
頭や足を持って!
暑い中、皆、しっかり見ていてくれた。
昨日いただいたシカもここでバラシタもので、石原さんに感謝!
After that, we went to the river in order to play and get cool.

2011年7月19日火曜日

二泊三日の高宕山(千葉)

東京コミュニケーションアート専門学校の高宕山実習があった。
16日は、約一時間の富津市宇藤原のアスファルトの道を宿舎まで歩いた。
始めて参加の1年生が一人暑さでバテたので、車に乗ってもらう。
宿舎周辺も暑いので、沢に行く。が、房総半島は高い山が無いので、
沢の水は温い。
帰路再びお昼前に登った道を宿舎まで、うだるような暑さであった。
ただ、ヤマユリの香りを運んでくれる風が唯一の救いだ。 
最初の夕食がハヤシカレーだったので、アジを30匹買い
タタキやなめろうにするこれが旨かった。
翌朝、宿舎の前の竹林で学生がサルを見つけ、斜面に入る。
逃げられたが、タケの食痕があった。 
宇藤原・231ピーク・谷田往復・東海自然歩道に出て・大崖・石射太郎・台倉を
回って宇藤原の宿舎に戻る。
谷田の水田跡にあったキョンのコドモの糞
下は、大崖で休む一年生。 
かってニホンザルの餌付け場所であった石射太郎も、
日向で暑いので素通りだ。
着いて来られない学生が出るので、休む。
二日目の夕食はバーベキュだった。
お隣りさんからシカ肉を半身分いただく。
スペアリブが旨かった。
腰痛を治すために、二週間パソコンにもあまり向わず、駅の階段もエスカレーターを利用する。
実習の前日まで貼り薬に頼っていたが、山歩きは問題ナシだった。
これからはストレッチをしようと思っている。

2011年7月12日火曜日

朝日の中のフウランの香り

二鉢のフウランは開き、風雅な香りを漂わせている。
この香りといい、ジンチョウゲ、スズラン、クチナシ、ライラック、キンモクセイ、
何よりも、スイカズラやバイカウツギ
そして濃厚なヤマユリ!
このような香りに包まれると気分が落ち着くから不思議。
あと、もう少し、がんばらなければ。

2011年7月10日日曜日

肉体と精神がアンバランスだ!

昨年暮れから屋内に取りこまずに庭のナツツバキの枝にぶら下げている
フウランの花が咲きそうだ。
明日には開いて素晴らしい香りを漂わせてくれるだろう。
フウランの下にはオオバキボウシも咲き始めている。
梅雨が明けたら、清々しい空模様である。 
ナツツバキの果実も膨らんでいる。 
今週末までに、この腰痛をなんとかしなくてはと、先週水曜日に
整形外科で診てもらう。予想通りの診察内容と結果であった。
治すには、安静が一番ということで、歩き回ることで快復を遅らせていたようだ。
飲み薬と貼り薬が処方されたが、
飲み薬は2回飲んだだけでもう胃がムカつくようになった。
胃薬も出ているが、繊細なぼくの胃壁にはダメなようだ。
要は、筋肉を使わないことなので、パソコンに向わないを実行している。
今朝は、ん?腰の重苦しさが無くなったと思い、パソコンに向ったら
案の定重苦しくなり、すぐギブアップ。

週末から千葉の高宕山での1、2年生合同の実習である。
それまでに治って欲しい、幸い今週の日吉は計画停電で授業は無し。
しばらくは駅の階段もエスカレーターを使おう。
それにしても歳だ!軽いぎっくり腰が長引いている。
自分の気持ちと身体がバラバラだ。まだ、身体に合った精神になっていない。

2011年7月6日水曜日

こんなヤツが政治を?

松本龍元復興相は政治家を即刻辞めた方が良い!

気が弱く力の無い人間が、虚勢を張って自分の力を誇示しようとする典型が
この松本龍だ。
防災大臣であった時もさぞかし省庁の役人に対して威張り腐っていたのだろう。
日本の政治というものは、そのようなニラミの効く人物を大物と見ている節がある。
そのような強面の目つきをしてニラミを効かした政治家は随分多い。

この男、記者会見でサングラスをかけてくる。
震災復興はオールジャパンでやろうとしている矢先に
民主も自民も公明も嫌いだ!
おかしなパーフォーマンスをするヤツだ、大丈夫?と思っていた矢先のことだ。

知事たちは立派だ!ぼくなら、その場で「アナタハ 何様ですか?」
「そのような言葉を吐く大臣はとっとと帰れ!」と言っただろう。

どうも、国と地方ということで主従関係があると考えているのは
この男だけではない。
国の機関から派遣されてやってくる大学院出たての若い役人まで踏ん反り返っている。
また、そのように大事にもてなす地方行政の役人たちにも問題がある。
松本龍のような男を政治家として選出する国民がまだまだ日本の民度となっている。

2011年7月4日月曜日

典型的なアナグマのトイレ

1日(金)の実習の続き
タヌキは尾根道上の平らな部分に半径40~50センチにわたってトイレとする。
そこには1年以上前の糞から新しいものまで、さらには、さまざまな個体の
ものが混じる。これらをタヌキのタメ糞と言われている。
トイレの剥き出しの地面には直径1センチ未満の穴がぽつぽつ開いている。
これは、糞中たちが地面の中に糞を運んだ穴である。

アナグマのトイレは下の写真のように少し穴を掘ってそこにすることが多い。
尾根道から少し外れた斜面に作られる。
タヌキのトイレのように何回も何ヶ月にも渡って使用されることはない。
大抵は、一回だけで、家族と思われる数個体がほとんど同時にしたと思われる。
タヌキのトイレもアナグマのそれも自分たちの存在を誇示している
マーキングの一つだろう。
上の糞は採集してきたがまだ分析していない。
もう、昆虫が大半で、キイチゴ類の種子が入っているだろうと考えている。

2011年7月2日土曜日

雨とヒルの襲来で勇気ある撤退!

本厚木駅前を7時40分の宮ヶ瀬行きのバスは
ほとんど専門学校の貸切バス状態だった。
土山峠には8時25分頃ついた。空は晴れて気持ちが良かった。
堤川林道に入るとすぐ、大きなホタルブクロが斜面に咲いている。
コクワガタオスを見つける。指先の上だ。小さい。 
メスジカの頭骨を見つける。良かったね! 
頭骨を持っている右のMさんがイノシシが林道から沢側に下りるのを
ぼくに静かな声で教えてくれる。
下りた林道から沢を見る。中型だが太っているイノシシが歩いている。
写真を5、6枚撮る。
イノシシを撮ろうとガードレールを越えると、イノシシは驚いたのか
ひっくり返って足をバタバタさせる。
もちろん写真を撮る。
しかし、全てにわたってイノシシの影さえも映っていなかった。
イノシシが沢側に下りた林道の舗装面にはイノシシの糞とたくさんの短い毛、
臭い程臭う。血もある。
ここでヒルなどの寄生虫を落とそうと舗装面で身体を擦っていたのだ。
(クリックすると毛が分かります)
堤川林道終点から宮ヶ瀬尾根の稜線を目差す。
稜線からはハタチガ沢林道へ、途中で学生たちはリスを見つける。
ハタチガ沢へ下り、冷たい水を鱈腹飲む。
どうも、これが体力を消耗させた原因のようだ。 
ハタチガ沢を詰めていると、雲行きがおかしくなってくる。
ときどき小雨がばらつく。
宮ヶ瀬尾根へのジグザクの経路を登って小休憩し、「勇気ある撤退をする!」
と叫ぶ。尾根を登り、堤川林道の終点に出るが、小雨模様だ。
皆、ヒル取りに夢中である。ぼくも腕や太腿が血だらけとなる。
昼食を林道の水場で雨に打たれながら食べる。
衣類はもちろんのこと気持ちまで濡れ雑巾のようであった。

雨が止んだので、前日にみたツチアケビを見に行く。
ツチアケビの写真を撮るMさん。 
水を飲み、雨に打たれ、ヒルにやられたせいか僅か9キロであったが、
疲れた実習であった。
でも、これからはアクエリヤスを持って歩こう。

2011年7月1日金曜日

土山峠・ハタチガ沢・宮ヶ瀬尾根・堤川林道

土山峠から堤川林道の終点までいって、
そこから尾根を登って宮ヶ瀬尾根について、そこからハタチガ沢林道終点に降り、
ハタチガ沢沿いを遡上して、熊の爪に行く予定だった。
が、雨が強くなってきたので、尾根に上がり、「勇気ある撤退」を宣言して
尾根を着た所まで戻る。
学生たちにはこの戻ったコースを地図上にトレースしなさいという。
お昼は堤川林道の水場で雨に打たれながら食べる。
良い経験だ。ぼくはもう十分だ。
帰路、海老名の駅でアクエリアスという飲み物を始めて飲んだ。
一口飲んだだけで、疲れがすーっと霧散した。驚きだ!
学生たちは水ではなくて、この1リットルを持っていた。
ぼくもこれからはこのような飲料水の頼ることにする。
しかし、凄い効き目だった。目がショボショボした感じで疲れていたのに
目の前がはっきり見えるような感じさえしたよ!

2011年6月30日木曜日

タマゴタケが出ているよ~!

今日は、土山峠から経路の尾根歩きをした。
わずか4キロほど歩いた。
以下は携帯で撮ったものである。
ツチアケビの花が咲き始めていた。シンビジュームの花にそっくりだ。 
イグチダケの仲間のムラサキヤマドリタケという珍種かと思ったが、
茎が白い。食べられるだろうが、ゲットせず。 
なんとタマゴタケが早くも出ている。
この暑さのせいだろう。1本だけなのでそのまま置いてきた。 
今日は、メモリカードを装着しないカメラを持っていき大失敗だった。
タマゴタケが出ていて東丹沢はもう真夏と変わらない。
何故か、クルミの青い実がたくさん落ちていた。
休むと左腰がジンジンと痺れる感じなので、病院へ行こうと
戻ってきたが、木曜日は休診だった。
明日は久しぶりの丹沢実習だ。土山峠から宮ヶ瀬尾根を越え、ハタチガ沢
を詰めて熊の爪に出たい。

土山峠に来たが!

今朝8時過ぎに家を出る。
朝の渋滞に巻き込まれ、2時間かかって土山峠に来た。
厚木を過ぎて、清川村に入った途端涼しく爽やかな風が窓から入ってくる。
土山峠に車を置き、橋のところでgpsをセットし、歩き始めた。
タテハチョウが道の真ん中の日向で羽を開いたり閉じたりしている。
カメラを取りだしピントを合わせてシャターを押した。
な、なんと!
ファインダーにはメモリーカードがありません、と出る。
カードはパソコンのカードリーダーに装着したままだ。
どうしょうか一瞬迷う。
携帯があるではないか。
こういう日に限って凄い物に出逢うかもしれない。

懐かしい光景だが!

昨日、学校から戻ってから引地川沿いを親水公園まであるく。
日差しが強く、暑い。梅雨明けも近いという感じがする。
帰路、川で何かをしている人たちがいる。
タモ網をもって草むらをガサゴソやっている。
おー、こんな日はさぞかし涼しくて気持ちが良いだろう。
高校生だ!ン?中学生?
胸まであるゴム製のズボンを身につけている。
しばらく様子を伺っていた。
ダメだ、下手だ!
雑魚などの小魚が隠れている場所を知らないようだ。
土手から大声を出して、そこじゃーない左の草が茂っているところを、、、。
と声を掛けたくなった。

学校の生物部の生徒なのだろうか?
本当は小・中学生や幼稚園児がこのような遊びをしてもらいたい。
しかし、足から胸までのグッヅに身を固めているのはいただけない。
暑いのだから、短パン一つで、スニカーを履くくらいで川を歩いた方が
気持ちが良いだろうし、そのまま身体を川の水の中に沈めるような感じで
やってもらいたかった。
転ぶのを恐ろしがっている歩きは上着やズボンを着けてているからだ。

しかし、ぼくの子供頃は、同年齢の仲間や年上の人たちがいて
このような川遊びの仕方を自然に学べたものだが、
今は、限られた場所しか川に下りることさえできない土手になっている。
これから暑い夏が始まる。
もっともっと涼しい川遊びを子供たちにしてもらいたい。

2011年6月28日火曜日

菅降ろしの流れ!

日本のマスコミの定見の無さについてはアメリカがアルカイダの容疑者を殺害した時も述べた。

新聞、テレビ、週刊誌では、菅首相が一刻も早く首相の座から降りることが
今回の大震災の復旧復興を推し進める大事なポイントのようだ。
前鳩山首相は小沢一郎を道連れにして首相の座をほうり投げた。
菅が民主党の代表になり首相になった。

菅は小沢とは距離をもって冷遇したために、菅降ろしが小沢側から出てきた。
それに呼応するように自民党などの野党からも菅降ろしの動きが出始めた。
3月11日の大震災以後は、菅さえ首相を退陣すれば
次の代表の下に野党も結束して震災の復興に協力できるようだ。
海外のマスコミは、日本のマスコミはいつの間にか小沢・自民党路線になって
いると批判している。

菅の次の代表は小沢を批判しない人に成るだろうと言われている。
小沢はまったく古い体質をもった政治家で、菅とはまったく異なる。
そういう体質をもった政治家・人間が日本の社会では必要とされているかのようだ。

マスコミまでいつの間にか小沢批判はしなくなり、菅のあら探しばかりに終始している。
この日本の難局に対してせめてマスコミだけでもしっかりした方向性を打ち出して欲しい。

バーボンウィスキー

今、学校から戻り、シャワーを浴びウィスキーをオンザロックで飲んでいる。
この写真は2杯目の途中である。
アフリカに行ってバーボンウィスキーを知った。
タンザニアのダルエスサラームの知人がこのジャックダニエルを飲んでいた。
スコッチウィスキーに慣れた者にとっては、アメリカ産のバーボンウィスキーは
その香り、味とともに馴染めないものであった。

が、今ではスコッチよりバーボンだ大好きになってしまった。
ウィスキーは不思議だ!
コップ一杯くらいの量を飲むと10分くらいで、酔いが回り、良い気持ちになる。
しかし、1時間もするとまるで体中から水や炭酸ガスとなって発散してしまう。
後が実に爽やかである。
これが、ビール、ワイン、日本酒だと酔いが重く圧し掛かってくる。
デスクワークをしなければいけない時は、ウィスキーを呑んで疲れをとることになる。
ワインやビールなどの醸造酒では呑んだ後、仕事などできない。
ぼくは醸造酒は不純物が多く含まれているので、
悪酔いになるのではないかと疑っている。
明日も学校だが、2時限目だけなので今日の今の時間が
一週間の内でも好きな時間である。

まるで、梅雨明け?と思わせるような快晴と暑さ!

2011年6月26日日曜日

75センチを越えるスズキ!

昨日、タンザニアで知り合った人から電話があった。
明日は家に居るかどうかと言うものだった。
釣りに来ているので魚を持って行きたいというものだ。
もちろん大歓迎だと答える。

今朝、「今、富士川にいるのでこれから向かう」とのメールが入る。
お昼過ぎにやってくる。
で、いただいたのが下の魚、スズキである。
シンクの内幅が75センチあるので、その大きさが分かると思う。
彼は、毎週末は、土曜から日曜まで寝ないで釣りに没頭しているようだ。
マハレ山塊国立公園に居た時、彼が来たので竿を貸したが、
30分くらいで夕食分の魚を釣り上げた。
丹沢を歩いた時もちょっと沢があればひょいひょいとヤマメやイワナを釣ってしまう。
釣りは彼にとって息抜きのようだ。
彼は言う、釣りが出来なくなってしまえば、精神的病に侵される。
先日までは頚椎ヘルニアで大変な目にあったのだ。

僕にとってはアルコールだろう。これがあるからイヤな通勤・通学もできるんだ。

上のスズキ、鱗を剥がした後、彼に兜とカマと浮き袋の部分を落としてもらう。

彼が帰った後、三枚に下ろし、皮を剥ぎ刺身用にして、アラの部分として
ハラミのところをたくさんつけてタッパーに容れやすいように出刃で裂いた。
浮き袋は彼に言われたように熱湯をかけて今夜酢醤油でたべる。

皮も熱湯をかけてお昼に兜煮と共に食べる。もちろんビールも一緒。
彼の奥さんにお礼メールを出したら、刺身の昆布〆の仕方を教わる。
夕食用は、刺身は昆布〆とカマの塩焼きとビールに決まる。
アラのハラミの塩焼きも美味しそうだ。
捨てた物は一部の内臓と鱗くらいな物だ。
兜煮を食べて、半分に割らないで頭骨として残してみても面白いかなと思った。
それは、眼球の周りが鳥たちと似ているからだ。

尚、彼は釣り仲間では軍曹と呼ばれているようだ。
軍曹はお酒がまったくダメだが、今夜は彼に感謝の乾杯をする。

梅雨空に真っ白のナツツバキの花

庭のナツツバキが咲いている。
昨日から咲き始めていたが、昨日の花はもう落ちている。
1日だけ咲いて花弁は落ちてしまうのだ。

正面を向いて咲いているがある。
手前に葉があるのにその向こうの花弁にピントを合わせられる。
なんとなく嬉しい。ようやくこのカメラを少し使えるようになった。
アリが蠢いている。甘い蜜をだしているのだろう。受粉されている。 
とうとう整形外科では診てもらえなかった。
行ったら臨時休院の張り紙だった。
自分の自然治癒力を信じなさいという意味だと解釈した。
でも、今朝もこうやってパソコンに向かうと左腰の背側がジンジンしてくる。
が、それだけだ。大分快復してきている。