「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2025年4月30日水曜日

散歩してきた!                      Took a walk!

昨日は陽が出て温かいのでカメラをザックにしのばせて散歩に出た。大股でピッチを早くして歩いている筈なのに、アカンボウを乗せた乳母車にも抜かれる。早く歩いているつもりでも酷く遅いのだ。フレイルの一現象が表われているのだ。歩き始めは前の大腿部の上部が痛い。10分くらい歩いていると痛みが感じなくなる。ベッドの上で寝る時と起きた時に片膝を両手で抱えて引く、すると太腿の膝の方が痛くなる。痛いのを我慢して抱える。次にタオルを足首に掛けて片手でタオルを後ろに引き上げる。もう、太腿の膝の方が痛い。これらを左右行う。このストレッチによって、前屈が楽になってきた。でも、まだまだだ。
引地川の川面を見る。おー、とうとうカメが出てきたか!石の上に乗って甲羅干しをしている。ミシシッピーアカミミガメだ。4匹もいる(図1)。
図1.ミシシッピーアカミミガメ
ノイバラが咲き出している(図2)。ハルジョオンの花にベニシジミが停まり吸蜜している(図3)。さらに、住宅の壁際に植栽されたゼラニュームの花にアゲハが吸蜜に訪れている(図4)。
図2.ノイバラ
図3.ハルジョオンの上のベニシジミ
図4.ゼラニウムの花の蜜を吸うアゲハ
クワの実が成っている。熟すのは5月中頃かな?
図5.クワの実
6277歩だった。帰路に円行公園横の坂道があるのだが、以前は坂道の登りは前を歩く人を軽く追い抜いたものだ。が、今は中年のおばさんにもどんどん抜かれてしまう。早く、歩くためには足の筋力を付けることのようだが、、、、。足の筋力が衰えているのだ。確かに、先日くわくわ森に行った時、以前なら平地を歩くように軽く登れたのに、今回は道の沿ってある手摺りを何度もつかまった。




 

2025年4月29日火曜日

ニホンザルとキイロヒヒのヒヒ族とサバンナモンキーのオナガザル族の頭骨の違い             The differences ofskulls between Papionini and Cercopithecini

日本にはヒト以外の霊長類として、直鼻亜目真猿型下目狭鼻小目オナガザル科、オナガザル亜科ヒヒ族PapioniniのニホンザルMacaca fuscataが生息するが、アフリカのオナガザル亜科にはヒヒ族のマカク属Macacaやヒヒ属Papio、マンドリル属Mandrillus、ゲラだヒヒ属Theropithecus、オナガザル族にはCercopitheciniのオナガザル属Ceropithecusやパタスモンキー属Erythrocebusなどが生息する。マカク属やヒヒ属は発情すると性皮が赤く色付いたりして形態も社会構造も良く似ている。

そこで、手持ちの頭骨標本で、ヒヒ族とオナガザル族の頭骨を比べてみた。比べたのはヒヒ族のニホンザルとキイロヒヒとオナガザル族のサバンナモンキーである。

ヒヒ族Papionini

図1.ニホンザルMacaca fuscata♂の左側面からの頭骨
図2.キイロヒヒPapio cynocephalus♀の左側面からの頭骨
オナガザル族Cercopithecini 
図3.サバンナモンキー♂Chlorocebus aethiops 
図1,2のヒヒ族と図3のオナガザル族の側面から見た頭骨で、ヒヒ族の方が口吻部(眼窩から前方部分)が長い。それと眼窩内が図3のオナガザル族のサバンナモンキーの方が良く見えることだ。
これは、上から見てみると良く解かる(図4)。オナガザル族のサバンナモンキーの眼窩はヒヒ族のニホンザルやキイロヒヒの眼窩よりも正面ばかりでなく少し左右の側方にも向いている。
図4.左からニホンザル、キイロヒヒ、サバンナモンキー

ここでアップしたキイロヒヒはマハレ国立公園から東のムエセに向かってサファリしていて焼け野原で見つけた。サバンナモンキーはこくりつ公園に接するカロルア集落で撃たれたのを頭骨だけ貰った。いずれももう30年近く前の事だ。




2025年4月27日日曜日

我が家のエビネ                        Calante in our backyard

我が家のエビネが1株咲いている。キンランも良いが、このエビネも地味な感じで好きだ。この場所が朝日が当たるのでホウチャクソウや三つ葉、ユキノシタなどが出ており、エビネに覆いかぶさるようにスノーフレークの葉が出ている。このエビネもう何年も植えっぱなしだが、秋にでも掘り起こして根茎を分けてやろう。今年は買ったヤマユリが楽しみだ。3株もあるが、茎が細いので、今年は花が一つ咲くくらいだろう。
図1.我が家のエビネ
昨夕、GWで戻ってきた長女と近くの回転寿司に行った。何年振りかの回転寿司だった。が、ベルトに寿司が乗って回っている訳でなく。横の細い画面の中の寿司が回っている。その寿司をタッチして注文しても良いし、手許にあるタブレットを使って注文しても良い。注文したモノはベルトに乗ってサーっと運ばれてくる。注文する毎に手許のタブレットに会計が表示される。だから、今までにように値段によって皿が異なる訳ではない。驚いた!ただ、ビールは以前のように店員が運んできた。

2025年4月26日土曜日

ニホンザル♂の側面からみた微妙な違い                    The little defferences of Japanese macaque skulls among severel local areas

ニホンザル♂(神奈川県伊勢沢)の頭骨と埼玉県秩父、千葉県富津、不明、長野県大町産のものと左側面から見た様子に違いがあるかどうかをみた。これまで、この指標頭骨とした伊勢沢の♂とカニクイザル♂やタイワンザルと比べてみた。図1のニホンザルは伊勢沢産のもので、図2の左の頭骨と同じだ。
図1.伊勢沢のニホンザルMacaca fuscata♂の左側面からの頭骨と①、②、③の部位
図2、図3、図4、の頭骨を見ると、伊勢沢産と大町産の①と②の角度が似ており、秩父産と富津産の①、②の角度が③の切れ込みも似ている。図2と図3の4つの中で下顎骨の下顎体と下顎枝の角度が伊勢沢産のものが一番後方に傾いている。
図2.ニホンザル♂伊勢沢(左)と秩父(右)
図3.ニホンザル♂富津(左)と出所不明(右)
図4.ニホンザル♂大町
下顎骨が無いので、他の頭骨と同じようにするため、頬骨弓が水平になるように図を修正した。

上記の頭骨の真横から見た違いは地域差なのか、個体差なのかこれだけでは何も言えない。ただ、秩父産と富津産のものが似ているのが面白い。でも、これは左側面からの比較だ。正面からはどうだろう?

境川遊水地公園の周辺                     Around the Sakai River Retarding Basin/Floodplain Park

昨日は、横浜市のくわくわ森でキンランの花盛りを見てきた。その途中や境川遊水地公園付近で春の訪れの花々に出遭った。
遊水地公園に行く前に日大の農場がある。その外れにイヌザクラが目立たない花穂を出していた。
図1.イヌザクラ
遊水地に着くと、キショウブがポツンポツンと水辺に咲いている(図2)。ヘラオオバコが遊歩道のコンクリートの隙間から出て花を咲かせている(図3)。さらに、ハマダイコンの花もあった(図4)。
図2.キショウブの黄色の花が目立つ

図3.ヘラオオバコの花は面白い
図4.ハマダイコンも
遊水地公園から出て一般道と平行してはしる外周の遊歩道を歩く。道を渡ってくわくわ森の斜面に沿った歩道を歩く。斜面から染み出る水が流れる。黄色い花のミゾホオズキが群生している(図5)。ミゾホオズキに接してクレソンも群生している(図6)。クレソンを摘まんで食べたいが、深くしゃがまないと手が届かないので諦める。
図5.ミゾホオズキ
図6.クレソン

凄く便利な世の中になった。屋外で自由に使えるスマホを持っていないが、PCでGoogleの画像検索をすれば、草木の名前、チョウや昆虫の名前、鳥や動物の名前などスグ出てきて確認することができる。AIの発展には驚くばかりだ。しかし、試しにマングースやハクビシンの頭骨の写真を画像検索させたが、哺乳類の頭骨と出てくるだけで、まだダメだった。

2025年4月25日金曜日

くわくわ森のキンランが花盛り                    The golden orchids in Kuwakuwa forest are in full bloom

横浜のくわくわ森へ行ってきた。エビネを求めて行ったのだが、何とキンランが花盛りであった(図1)。全部で100株以上はあるだろうと思われた。こんなに咲いているのを見るのは初めてだ。何だか有難みが薄れた。我が家のエビネが花が開きそうなので、くわくわ森のエビネは満開かと思った。が、株さえ見つけられなかった。ホウチャクソウはたくさん咲いていた(図2)。
図1.キンラン
図2.ホウチャクソウ

続)上野の科学博物館 Continued) Natural Museum of Nature and Science, Ueno

古代DNA-日本人の来た道ーで、日本のカイイヌやカイネコの由来手前で、ニホンオオカミが展示されていた。その展示(図1&2)で江戸・明治期の青梅市と清川村のオオカミが展示されていた。見とれてしまった。手持ちのイヌの頭骨よりかなり大きいと感じた。大きさが判らないので、手を添えたが、図2を見ると感じたほど大きな頭骨ではないかな?
図1.清川村のオオカミ 
図2.青梅市と清川村のオオカミ
手を添えて撮っているのは大きさを見積もる為
オオカミの頭骨が黒光りしているのは、江戸・明治期の家の構造で、囲炉裏や竈の煙が当たるような天井付近に祀られていたのではないかな?清川村のオオカミと清川村が紹介(図3)されていて嬉しくなった。

図3.清川村が紹介されている
古代DNAー日本人のきた道ーであり、DNAで挑むニホンオオカミの謎でもあったが、どのようなDNAがどのような変遷を得て日本人となったのか、またニホンオオカミの変遷についてもしっかり示されてはいなかった。そう云う意味では古代なタイトルでもあった。

2025年4月24日木曜日

上野の国立科学博物館                  National Museum of Nature and Science , Ueno

 今日、10時半に上野駅公園口の改札付近で高校同期の友人TGと待ち合わせた。こちらは時間は少し掛かるが交通費をケチって一番安いルートで行った。小田急線・中央線・東西線だ。

TGは障害者手帳を持っているので、彼と科博に入る時は、付き添いと云うことで無料だ。上野公園は平日なのに人で混雑していた。

図1.縄文時代の海岸域で生活していた男子の頭骨
頭骨が幾つも展示されていたが、皆、立派な綺麗な歯をしている。虫歯と歯槽膿漏で苦しんだと説明されている女子の頭骨もあったが、それは珍しいくらいだ。老齢サルの歯の摩耗に比べたら、図1の頭骨を含めて皆大して摩耗していない。その位若い年齢で死亡したのだ。老齢サルは、歯根付近まで摩耗している場合がある。また、老齢アナグマの歯もそうだ。ヒトは、歯が全部摩耗するずーと前にいろんな病気で死んでいくんだ!でも、年寄りも生きていただろうに!
久しぶりに人込みに揉まれたので疲れた!

2025年4月23日水曜日

ニホンザル♂とタイワンザル♀の頭骨の違い               The differences of skulls between Japanese macaques and Formosa macaques

 サルの頭骨を左側面から見て、今度はニホンザル♂とタイワンザル♀との比較である。①の角度はタイワンザル♀が90度以上広く、②もやや広くなっており、③はニホンザル♂の方が切れ込みが深い。

図1.ニホンザルMacaca fuscata♂の左側面からの頭骨

図2.タイワンザルM.cyclopis♀の左側面からの頭骨
ニホンザル♂とタイワンザル♀との側面からみた頭骨の違いは、両種間の違いと云うよりも性齢差との可能性が高い。そこで、Chizuko Wadaさんから貰ったタイワンザル♂の写真と比べてみた(図3)。
図3.タイワンザル♂との左側面からの頭骨
図1のニホンザルの頭骨との違いは殆ど見当たらない。ただ、タイワンザル♂の方が口吻部分が短く、そのため脳頭蓋がニホンザル♂より大きい。さらに下顎骨の筋突起や下顎頭の下顎枝が下顎体からほぼ垂直に立ち上がっている。タイワンザルのこの下顎骨の下顎枝の立ち上がりは図2の♀にも類似して見られる。タイワンザルとニホンザルの下顎骨の違いがあると云えそうだ。

2025年4月22日火曜日

ニホンザルとカニクイザルの頭骨の違い           The differences for skulls between Japanese macaques and crab-eating macaques

ニホンザル♂の頭骨を左側面から見た①、②、③の角度を他のサルたちと比べている。今回はカニクイザル♂である。①、②ともにほぼ90度であり、③に関してはニホンザル♂の方が切れ込みが深い。
図1.ニホンザルMacaca fuscata♂の側面から頭骨
図2.カニクイザルM.facicularis♂の側面からの頭骨
驚きだ!同じマカク属なのに、こんなに横顔が違うとは思ってもいなかった。