2023年1月30日月曜日
越冬の水鳥たち Overwintering waterfowls
ネコ亜目の側面から見た下顎骨の形状 Lateral view of mandible in Feliformia
食肉目イヌ亜目Caniformiaの側面からの下顎骨の形状についてはすでにアップした。ネコ亜目Feliformiaには、ネコ科のネコと、マングース科のフイリマングース、ジャコウネコ科のハクビシンの3個の下顎骨を持っている。
ネコ科Felidae
マングース科Herpestidae
ジャコウネコ科Viverridae
ネコ、マングース、ハクビシンの下顎骨の形状は三者三様だ!筋突起はネコとハクビシンは似るが、マングースは異なる。角突起ネコとハクビシンは似るがマングースは細い。ネコの下顎骨の底辺(腹縁)は角突起までほぼ直線だが、マングースとハクビシンは先端と角突起が上がる楕円になっている。
ネコの下顎骨や頭蓋骨を見ていて、中国産の二つのヤマネコのものを見比べた。一つは、キンシコウ調査で秦嶺山脈の麓にある玉皇廟村(峡西省西安市周至県)のベースにしていた楊の畑で、2002年2月にヤマネコが撲殺されたので、頭骨をもらった。もう一つは、2001年7月に東京農工大で大学院生向けのサル学の集中講義をした時に山西省農科院からの留学生にさまざまな齧歯目の頭骨やヤマネコの頭骨をもらった。撲殺されたヤマネコも山西省のヤマネコもカイネコの頭骨と大きな違いがないと思っていた。しかし、今回、違いに気が付いた。カイネコとヤマネコの頭骨の違いを機会を見てアップしたい。
2023年1月29日日曜日
河津桜が咲き始めた! Kawazuzakura, Kawazu cherry blossoms have started to bloom
2023年1月28日土曜日
雲一つ無い大快晴! Very clear sky without a cloud in sight
2023年1月26日木曜日
イヌ亜目の側面から見た下顎骨 Lateral view of mandibles of Caniformia
日本生息の食肉目はイヌ亜目Caniformiaにはイタチ科、クマ科、イヌ科と鰭脚類の仲間と移入種のアライグマ科の動物がいる。ネコ亜目Felifromiaにはネコ科と移入種のマングース科とジャコウネコ科が存在する。今回は陸生のイヌ亜目の動物たちの下顎骨をアップする。
イヌ亜目には、イタチ科にはイタチ、テン、アナグマ(他にオコジョ、イイズナと移入種のミンク)、アライグマ科のアライグマ、クマ科にはツキノワグマ(ヒグマ)、イヌ科にはイヌ、タヌキ、キツネの7種の下顎骨標本がある。
イタチ科Mustelidae イタチ、テン、アナグマの下顎骨の大きさは異なる(図0)が形状は良く似ている(図1~3)。しかし、イタチはもっとも肉食を行い、次にテン、アナグマとなる。テンは3者の中では一番果実食を食べ、アナグマは食べられる物なら何でも食べる雑食である。それは臼歯が臼状になって表れている。
2023年1月24日火曜日
セロジネとユキダルマが咲きだした! Coelogyne and Yukidaruma have started to bloom!
2023年1月21日土曜日
側面から見た真無盲腸目の下顎骨 The lareral view of mandibles in Eulipotyphla
日本産の真無盲腸目のモグラやジネズミの仲間はカワネズミを除いて主にミミズや小節足動物を食べている。だから、下顎骨の形状は似たようなものかな?
モグラ科Talpidaeのモグラとヒミズの下顎骨を見よう(図1)。モグラの方がa (筋突起)とb(関節突起)間の下顎切痕の切れ込みが浅く、c(角突起)も幅広い。
2023年1月20日金曜日
白梅が一輪さいている。 Only one flower of white plum is blooming
2023年1月19日木曜日
テン糞から出てきた植物繊維の固まり Clumps of plant fibres that included in marten's feces.
ゾウやハイラックスの側面からみた下顎骨 Lateral view of mandibles in Paenungulata
2023年1月18日水曜日
パフィオが咲き出した Paphiopedilum has begun to bloom
ぼくの部屋に取り込んだパフィオが咲き出している。これももう30年以上前に友人TAの義妹さんが育てていた株を貰ったものだ。これもこの4,5年株分けをせずにただ一回り大きな鉢に植え替えているだけだ。そのため、鉢が重くなってきている。知人には分けてはいるが、、、、。
ロシアのミサイル攻撃によってたくさんの民間人が殺された。プーチンは即刻ウクライナから軍隊を撤退すべきだ。岸田自民党内閣はプーチンロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮のミサイル発射、習近平中国の脅威を源にして反撃能力を高めるとして軍備費の拡張を宣言し、親方国から頭を撫でられた。アヘからスカ内閣そして空キシダめだの政権になってしまった。2023年1月16日月曜日
偶蹄類の側面から見た下顎 The lateral view of mandibles in eben-toed ungulates
ウサギの下顎骨を見ていて、ウサギの下顎切痕の切り込みの深さでアナウサギとノウサギを区別できた。で、ウサギの下顎切痕は関節突起と角突起(下顎角)の間にあり、他の哺乳類の下顎切痕の位置との違いが判った。さらに、下顎骨では下顎角が突起状になっている(角突起)イヌやネコやネズミなどがいた。
今回は、下顎角となっている偶蹄類の下顎骨をアップする(図1,2,3)。イノシシ(イノシシ科)は猪豚亜目であるが、シカ(シカ科)とカモシカ(ウシ科)は反芻亜目に属する。筋突起と関節突起や犬歯の位置など下顎骨の形状がシカとカモシカは似て(図2)イノシシとは異なる(図1&2)。この下顎骨の違いは猪豚亜目と反芻亜目の食性が大きく異なることによる。