2022年3月2日水曜日

残雪の中の春を告げるテングチョウ A buttefly heralds spring in the remaining snow

 昨日は、伊勢沢林道を歩いてきた。沢の北側斜面(図1)や林道上(図2)には雪が残っていたが、ポカポカ陽気であった。そのため岩陰や樹皮の裏などで成虫で越冬していたテングチョウやタテハチョウの仲間がぼくの足音とともに舞い上がってはヒラヒラと日なたの枯葉に舞い降りる。チョウの写真を撮ろうとするが、4,5メートル先に降りた筈なのにカメラの液晶モニターでは見えないと云うかどこか判らない。肉眼で確かめどのような枯葉の上にとまったのかを確かめる。が、それでもモニターでは判らない。翅を閉じているからだ。再度、肉眼でチョウがいる場所と回りの枯葉の形状を確かめて、モニターで見る。いた!Zoomを200から600にして撮る。撮る。何度もシャッターを押す。

先ず、撮れたのがテングチョウだ(図3)。タテハとは顔が違う。尖っている。

図1.伊勢沢の北側斜面の残雪
図2.音見沢左岸の林道の残雪
図3.テングチョウLibythea cltisだ!
音見橋を渡らずに真っすぐ残雪の上(図2)を歩く。ポカポカで気持ちが良いので、陽の当たる枯葉の上に寝転がる。太陽が眩しい。顔を覆う帽子の隙間から日差しが見える。こんな風に何度、枯葉の上や雪上やタンポポやガンコウランが咲く上に寝転がって空を見上げた事か!上の方で小動物が枯葉踏むを音がする、、ウクライナの事を考える、、。10分もそうして寝転がっていただろうか?ここでお湯を沸かし買ってきたインスタントラーメンを食べる。
帰路にはルリタテハを撮り、糞を拾う。

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