2020年10月15日木曜日

モグラの解剖と女子    The Anatomy of Mole and Female Student

昨日、専門学校の野生動物専攻の2年生のクラスで知人のNさんから貰ったアズマモグラを解剖した。冷凍していた4匹を保冷バックに保冷剤と一緒に容れて持って行った。最初の2時限目は凍ったままなので、4時限目の授業を繰り上げて行い。ある程度融けるのを待った。
10人中、男女一人ずつが研修のため欠席したので、女子4人、男子4人を二人ずつの4班に分けて行った。1)剝皮、2)内臓の観察、3)胃内容物の観察、4)心臓・肺の観察、5)徐肉、6)水に浸ける
この1)~6)の行程をお昼過ぎから16時過ぎまでかかって行った。
行程2)の途中段階、総排泄孔手前から胃の噴門までの長さを測る
このモグラではおよそ147ミリ。実際はもう少し長い。

女子たち4人は楽しんで解剖していたが、男子はそうでもなかった。女子は毛皮は私が欲しい、骨はジャンケンなどと云い合っていた。学校のペットボトル入れから500ミリのボトルを拾ってきて上部を切り落とし、徐肉した個体を入れて水に浸け、屋上の木箱の中に容れた。内臓などは屋上のコンポストに捨てた。女子たちからさらに大きな哺乳類を解剖したいと要望があった。
丹沢実習でノウサギやタヌキ、シカの死体を見つけて剝皮、解剖した時もそうであったが、女子は積極的に両手、両足を抑えたりして剝皮・解剖する。が、男子は離れて口元を抑えて見ている。
女子の方が解剖に優れている感じがする。その女子を大学医学部は入学を制限していたなんて医学部の教員たちは何を見ていたのだろうかっと思ってしまう。

文科省が中曽根元総理に対して弔意の表明を国立大学に求めている。出さなければ予算を削減するのだろう。国立大学の独立法人化で予算を削り、何かと金の出し惜しみをして、大学を委縮させている。今度は公立の小・中・高に反旗を出せとでも要求してくるかな?
これほど、右傾化が進むのは日本会議の息のかかった自民党議員たちが増えたことによるのだろう。恐ろしい!

2 件のコメント:

  1. 小中学校にも半期の掲揚についての文書が来ています。強制を伴うものではないとしても、教育委員会としてはやらないわけにはいかないわけで、私のいる市では、シルバー人材センターの管理員さんにやってもらうようです。

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  2. 木の葉さん
    お久しぶりです。コメントありがとう!
    やはり、小中学校にも反旗の掲揚を求めてきたのですね。
    戦前の政府に逆戻りのような菅内閣には鳥肌が立ちますね。
    社会科、理科、国語、道徳と云った教育分野にもあれこれ云ってくるのは目に見えている。

    それに対抗する野党勢力は、自分の属する政党の利を求めるのではなく、
    しっかりまとまらなければいけませんね。

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