いつも、根菜をもらう知人のNさんからまたもアズマモグラを貰った。今朝、畑を見回りに行ったらモグラのトンネルに仕掛けておいたトラップに掛かっていたとのことで、持ってきてくれた。まだ、温かい。9月にもらってからこれで4匹目だ。最初の一匹は剝皮して内臓を出し、蓋付きのガラス瓶に容れて水に浸し動物蛋白分解酵素を少し加えて、机の下に置いていたが、今は駐車場に軽く蓋をして置いている。
明後日(水)に野生動物の授業があるので、モグラの解剖実習をすることをTeamsで先週連絡しておいた。女子5名、男子5名のクラスなので学生たちが2匹のモグラを使い、ぼくが今日貰ったモグラを使って見本としよう。剝皮や解剖の仕方をこれで教えることができる。同じ畑で捕まえられた3匹のアズマモグラである。医療用の薄手のゴム手袋も買ったし、水曜日まで冷凍庫に入れておくだけだ。
図1.腹側からのアズマモグラMogera imizumiiの全長
図2. 背側からのアズマモグラ 全長140mmだ!
総理大臣の総合的・俯瞰的立場からの日本学術会議の会員の任命拒否の姿勢。自民党政権が国会やら議員やらの改革はお座成りにして、学術会議に介入し始めた。明らかに都合の悪い発言をしている会員を任命していない。こんな事がまかり通ったら再び研究者たちが戦争へ駆り出される。さまざまな考えがあってこそ学術研究が進んでいく。既に、国立大学は独立行政法人化して、国からの研究費は大幅に削られている。東大が大学債券なるものを出したが、他の大学も特徴を持つ債券を発行していくのだろう。研究以外のことに、時流に迎合するような研究にばかり目が行くようになることを危惧する。
何と、今日夕方畑帰りのNさんがまたまたモグラを持ってきてくれた。
返信削除これだと、明後日のモグラ解剖実習は二人で二組と三人で二組がモグラを解剖できる。
ありがたい!