1月5日の高取山・高畑山歩きで、21個のテン糞を拾った。その中にカマキリの蟷螂(前脚)と思われる物があった。下のFig.1とFig.2である。
糞を洗って茶漉しに残った物を見た時は、カマキリの蟷螂(前脚)だと思った。
そうやってまとめていた。しかし、ん?待てよ??????
カマキリは成虫で越冬はしないで、卵の卵塊で冬季の寒風に耐えて越冬し、春になると卵塊から小さなカマキリが出てくるのだ。
となると、1月5日に見つけたテン糞からでてきたこの昆虫の外骨格は
カマキリの前脚などではなくて、何なのだろう?
カマキリは成虫のままで越冬する個体もいるということなのだろうか?
どなたか教えて下さい。
Fig.1 カマキリの蟷螂
Fig.2 Fig.1を裏返して撮った
どうしても、上記のカマキリ?が気になったので、今から11年前に専門学校を卒業した昆虫については1年生の時から非常に詳しいK.Toyodaさんに尋ねてみた。
これまでも、水生昆虫の幼生やセミのことで聞いたことがある。
彼が云うには、上の写真はカマキリで間違いなく。冬季は成虫では越冬しないので、鳥に啄ばまれた残骸の前脚か、あるいは偶然に死骸のまま残っていたのをテンが食べたものだろうということだ。
落ちた果実やムカデや土壌昆虫などがいる腐葉層を漁っていて、食べたものだろう。
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