1月5日に大棚沢駐車場から高取山・仏果山を歩いてきたが、その時に21個のテン糞を拾ってきたことは既にアップした。これらの糞を洗っていて、今まで確認されていなかった種子が2個の糞(テン糞⑥と⑩)から出てきた。
糞の内容物として初めて出てきた種子であったが、短い果柄付きの直径5ミリくらいの果皮に包まれた種子もいくつかあったので、植物名を特定することができた。
今まで拾って糞分析した1300個の内容物をExcelに打ち込んでいるので検索したが、この植物周辺の種子はいずれも無かった。
ぼくは、この仲間は毒をもつものが多いし、しばしば枯れ枝に赤い果実だけが残っていることが多いので、これはテンやタヌキなどの哺乳類はもちろんのこと鳥さえも食べないだろうと思っていた。が、この植物は林道沿いにも尾根や開けた斜面でも見ることがあるので、種子の分散はどのような方法だろうかと、あのヨウシュヤマゴボウやマルミノヤマゴボウと同じように不思議に思っていた。
この種子の名前は?
もう、お解りだろうと思います。そうです。あのハシリドコロやチョウセンアサガオを含むナス科の植物で、ハダカホオズキである。
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