2017年10月24日火曜日

タヌキ糞の内容物 The contents of a racoon dog's scat.

先週水曜日の18日にMさんと塩水橋から塩水林道を歩き、途中から中峰(円山木ノ頭)の尾根を登った。中峰に着く20分くらい前にタヌキのタメ糞を見つけた。
下の写真で白っぽく浮き出しているツブツブはヤマボウシの種子である。10円玉の左方にある黒っぽい親指くらいの糞塊が新しいので、それを一つゲットしてきた。
12:04 タヌキのタメ糞
23日は台風一過で青空が広がり、暖かくなってきたので、庭の水道栓で持ってきた糞塊を水洗いした。
糞塊から出てきた種子
黒っぽい親指くらいの糞塊の大半はサルナシの果皮と種子であった。さらに、上の写真のヤマボウシの種子が5個出てきた。さらに、甲虫の脚が2本と少しの土砂が混じっていた。
タヌキは林床に落ちている赤いヤマボウシの実やサルナシの実を食べたのだ。そのついでに甲虫も舐めとったのだろう。当然、林床に落ちている果実を拾い食いしたのだから土砂も一緒に胃の中に入ったのだ。

ヤマボウシやサルナシの種子を見たことも無い人もいるだろうから、今回はアップした。

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