もう、12月も8日になった。グローバル化の波を受けてほんの少数の富めるモノはますます富み、大多数の貧しいモノはさらに貧しくなっている。ISのイスラム国が生まれる背景になっている。さらに、世界中に右傾化の波が押し寄せており、日本も社会も例外ではない。
このところ、フライドチキンを食べたり、take隊員からもらったホオジロの骨格をながめたりしていて、6日の日曜日に骨の話しを専門学校で高校生向けに話したことをアップした。
鳥と哺乳類の骨格でたくさん違うところがあるが、以外なところで同じ部分を見つけた。
陸生哺乳類の歩き方は、ぼくらヒトやサルのような踵を地面に着けて歩く蹠行性や、イヌやネコのように踵を浮かして指で歩く指向性やさらにウマやウシのように爪先だけで歩く蹄行性の3タイプに分けられる。ウサギのように前足は指向性だが後足は蹠行性の動物もいるし、指向性と蹠行性の中間段階のようなハクビシンの半指向性or半蹠行性かな?という動物もいる。
ニワトリとホオジロを見ていて、タンチョウヅルやサギなどの鳥も含めて、鳥の歩き方は指で歩く指向性だが、指向性の哺乳類の足の骨の作り方とは異なっていることに気が付いた。
指向性動物のイヌの後足は、下の写真のように、踵部分が浮き上がり指骨部分だけを地面につけて歩いている。中足骨は第二~第五の4本からなっており、第一指(親指)は浮き上って踵骨の部分に足根骨とともにちょっと付いているだけだ。
このところ、フライドチキンを食べたり、take隊員からもらったホオジロの骨格をながめたりしていて、6日の日曜日に骨の話しを専門学校で高校生向けに話したことをアップした。
鳥と哺乳類の骨格でたくさん違うところがあるが、以外なところで同じ部分を見つけた。
陸生哺乳類の歩き方は、ぼくらヒトやサルのような踵を地面に着けて歩く蹠行性や、イヌやネコのように踵を浮かして指で歩く指向性やさらにウマやウシのように爪先だけで歩く蹄行性の3タイプに分けられる。ウサギのように前足は指向性だが後足は蹠行性の動物もいるし、指向性と蹠行性の中間段階のようなハクビシンの半指向性or半蹠行性かな?という動物もいる。
ニワトリとホオジロを見ていて、タンチョウヅルやサギなどの鳥も含めて、鳥の歩き方は指で歩く指向性だが、指向性の哺乳類の足の骨の作り方とは異なっていることに気が付いた。
指向性動物のイヌの後足は、下の写真のように、踵部分が浮き上がり指骨部分だけを地面につけて歩いている。中足骨は第二~第五の4本からなっており、第一指(親指)は浮き上って踵骨の部分に足根骨とともにちょっと付いているだけだ。
一方、鳥(ここではホオジロ)は中足骨が1本だけで、イヌとは大きく異なっている。さらに腓骨はほとんど消失しかけており、脛骨と中足骨との間にある筈の足根骨も消失している。いずれにしても指向性そのものの歩き方しているのだ。
では、カエルではどうなっているんだろうと、やまぼうしさんからプレゼントされたモリアオガエルのミイラを骨にしたものを見た。脛骨と腓骨は合体しており、地面に着く足の部分が2つの踵骨と5本の中足骨と指骨よりなっている。 このこととカエルの写真からモリアオガエルの後ろ足は蹠行性だと判った。
以上のようにモリアオガエルの後脚では蹠行性であり、ホオジロやイヌでは指向性であるが、イヌとホオジロでは中足骨の数や足根骨などに違いがあることがわかった。
他の両性類や鳥類の標本は手元にないが、鳥は指向性であり、両生類の後脚は蹠行性だと言えそうだ。
じゃー、トカゲのような爬虫類は?恐竜は?
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