2014年10月18日土曜日

地面の上に幼虫たちが蠢いている。  Larvae of Black March Fly were wriggling on the earth.

女子学生のTとKさんが梅ノ木尾根上の尾根道で林床に巣食う芋虫の大群を見つけた。
何やってんだ。この毛虫たちは?
丹沢実習のアシスタントで神奈川県のパークレンジャーをしている卒業生Matushima君は
一度調べたことがあると言って、その名前を教えてくれた。
ハグロケバエ(Bibio tenebrosusu)というハエの仲間の幼虫のようだ。
この幼虫たち、枯れ木や枯れ葉などを食べて土に戻してくれる素晴らしいヤツなんですね。
しかし、何故これまで見たことがなかったのだろう。
毎年、秋にはこのように林床の表面をウジャウジャかたまっているようなんです。
この梅ノ木尾根の日向薬師近くは林床には枯れ葉がしっかり覆っているからかな?
春になると羽化して、黒っぽいスマートな身体で飛び回っているようです。
目がギンバエのように大きなヤツが♂で目が小さく左右に離れているのが♀のようです。

一人で歩いていても面白いが大勢だと思わぬモノを見つけてくれるものだ。

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