2014年2月18日火曜日

見城山・日向山ルートで見つけた糞と内容物   The scats and their contents which were found in the route of Mt.Mijyou and Mt.Hinata.

大雪前の13日に広沢寺温泉・見城山・日向山・弁天の森キャンプ場のルートを
歩いた時に見つけ拾ってきた糞
12:10、テン糞でしょう。それともハクビシンかな?いずれにしても降雪前のものですね。
      エゾエノキ種子41個
 12:15、テン糞
    カキ種子4個、サルナシ種子27個、ネズミ毛、骨片、カマドウマ脚
12:21、テン糞 
   カキ種子1、エゾエノキ種子12個
 
これら3個のテン糞は日向山から梅ノ木尾根の鞍部までの尾根道で見つけた。
 
真ん中の糞にネズミの毛?と骨片が入っていたので、接写レンズをつけて拡大した。
Aは尺骨の前腕骨との関節部分である。
BとCは尾骨であり、Cは仙骨に近接する尾骨であり、Bの下のは尾の先の方の骨である。
Aの尺骨は、ジネズミより大きく、ヒミズより小さい。また、トガリネズミとは形が少し異なる。
ハタネズミと比べると関節部分の凹みがハタネズミより大きい。
アカネズミの可能性が高いが、ぼくはアカネズミの骨格を持っていないのだ。
10数年前までは死骸を拾っても頭骨だけ標本にしていた。
小哺乳類や他の脊椎動物の頭骨以外の骨まで標本にするようになったのは、
食肉目の糞を拾うようになってからだ。

 

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