昨日、お昼を食べてから税務署に確定申告を提出してきた。
このところの大雪で運動不足なので、税務署から家まで歩くことにした。
藤沢税務署から境川沿いのサイクリング道路を歩いて帰宅した。
GPS上の軌跡では11.9キロだった。
境川の下流は雪解けの汚れた水が溢れんばかりに流れていた。
そんな汚れた川に、カワセミ、セキレイ、コサギ、カワウ、コガモ、カルガモが
餌を求めていた。Lumix GF5のチビカメラで撮った。
汚れた水は雪解けが原因ではなかった。重機で川床の砂利を取り除いているのだ。
土手をコンクリートで囲い、さらに川床までコンクリートを敷き詰めている。
川は直線になり、まるでパイプの中を流れるように掃除されている。
川岸には草木も生えない、川床に藻も生えないような川。
自然のままに蛇行した川は洪水をおこすということで、このような川の改修工事が行われているのだが、川の役割は余分な水を速やかに海に流すことではないはずだ。
治山・治水について、土木技術者の考えだけで行われるのは、
時代に逆行しているのではないだろうか?
ぼくは、このような場を写真に撮るのはなんだか見てはいけない現場を撮ったようで恐ろしい。
初めて都心で神田川を見たときは、「これが川か!?」と驚いたことを思い出します。
返信削除河川改修というと、昔は蛇行していた河川をまっすぐに流すような改修が当たり前でしたが、近年はかなり変わってきているようです。
仕事で関わったことがあるのですが、鶴見川の上流部(町田市)あたりは今も河川改修が行われていますが、NPOとも協議しながら、自然を残す形で河川改修が行われています。
すでに改修済みのところは戻しようがないですが、これから改修するようなところではけっこう考えてくれているようです。
(もっとも、都市部ではほとんどが改修されてしまっているのですが・・・)
木の葉さん
返信削除コメントありがとう!
河川改修された現在の都市部の川や土手を都市の憩いの場と位置付けて、カワウソが棲めるような河川に戻していきたいですね。
このところ再び、砂防堰堤工事が丹沢の山で行われ始めています。
これなどは即止めてもらいたいものです。
これからも宜しくお願いします。