この小鹿はすでに乳離れした子だろうか?あるいはまだ母ジカのお乳を吸っているシカだろうか?
シカの第一切歯は他の切歯よりかなり幅広いのに、そのようには見えない。
しかも左の切歯3本と犬歯は前上方に伸びているのではなく、真上に伸びており、
さらに、犬歯は切歯とは異なっているのが明白だ。もちろん全て乳歯だ。
どうも、この小鹿はまだ母ジカのお乳を吸っていた個体であろうと思う。
口を開けて、歯の無い上顎の様子を知りたかったが、死後硬直のためだろう。
口を開くことができなかった。
ン??シカは受け口なんだ!
このように死んで間もないシカの口を開けて、歯を見たのは初めてだ。
前足の蹄の大きさを知りたいと思って、500円玉をスケールとしたが、一人であるのと、死後硬直のため上手く撮れず。左が左前足で、右が右前足の蹄だ。
後足の左足の蹄だ。
耳介の大きさ。
脚の長さや体長は、側溝のコンクリートの蓋の大きさから割り出せる。
おそらく11日(金曜日)の夜に、この小鹿は母ジカの後について道路を渡ろうとしたのだが、飛ばす車にはねられたのであろう。この近くで、今年1月10日にタヌキの轢死体をアップしている。
もしかして、この場所は動物たちにとっての通路になっているかもしれない。
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