午後3時に近くに住むYabeさんが採れたてのカキを持ってきてくれた。
ぼくの部屋でしばらくお喋りした後、二人で境川まで散歩に出かけた。
お母さんと息子さんたちでアメリカザリガニ釣りをしていた。
もう、一組のお母さんと小学生の男の子もバケツを持ってやってきた。
ぼくは、このお母さんたちに頑張って!っと声を掛けたかった。
ぼくらの時代では、母親と小学生の子供が一緒になって外遊びをしている
光景は見たことがなかった。
これは、今の時代の日本の光景かな?と考えてしまった。
作られた遊水池は、入ることが禁止されている。
Yabeさんが妹さんの息子たちに入らせて遊ばせていたら、ちょうど見まわりきた係り員に
出るように注意されたようだ。
大人が付き添いでいる場合は、小学生が遊水池で魚釣り、魚掬いあるいは、
カワエビやザリガニを獲ることを奨励したら良いのにと思う。
その代り、もし事故があってもそれは市、県、国の責任ではないことを知らせるべきだ。
つまり、自己責任であると知らせるべきだ。
日本の公園、学校、幼稚園からブランコが取り払われてしまった。
ブランコで怪我をする子供の親がブランコを設置した当局を訴えるからだ。
そのためにどんな事ををしても怪我をしないような物しかない公園や学校になってしまった。
日本の現在の人々は、全く危険なことが存在することがないかのように、
生活している。もし、通常の生活していて怪我をすると、それは行政、それを作った団体の
責任ということで人々は訴える。
そのため、人々は危険に対する防備、防衛は自分がすることではないかのように考えている。
本来の子供たちの外遊びは大人がいては、子供の創造性が発揮されない。
しかし、今の時代はお母さんが小学生になった男の子と外遊びを付き合わなければ
いけない時代になっていることを悲しく思うのだ。
地域社会の子供たちの遊びがなくなり、年上の子供の変わりにお母さんが担っている。
このようなお母さんたちは、子供が遊水池で溺れようと自分の不注意であると思うだろう。
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