2012年8月22日水曜日

久しぶりの土山峠  The Tsuchiyama-pass

今日は、久しぶりに土山峠に行ってきた。
当初は、堤川林道終点からハタチガ沢へ越えて、そこから
Jピークに登り、鍋嵐、熊の爪、祠の峠、辺室山、土山峠というものだった。
が、家を7時半過ぎに出たために、渋滞に巻き込まれ、
土山峠についたのが10時であった。
いつものところに車が一台停まっている。
柵を乗り越えて、歩いていくと大学生くらいの女子が一人戻ってくる。
こんな場所を山歩きなんて珍しい。
堤川林道に糞、サル糞だ。3日くらい前のもののようだ。
押すとまだ柔らかい。
クサギの花が咲き誇っている。
林道の水場を過ぎて、歩いていくと左手の沢側の木陰で、登山者が休んでいる。
否、眠っているようだ。ビールを飲んだら眠くなったようだ。
缶ビールを片手に船を漕いでいる。
近づくと気が付き、目があう。「山にビール、良いですねぇー」と
声を掛ける。70歳はすぎた人だった。
この堤川林道で登山者二人にも会うのは珍しい。
林道終点に着いた時には、まだ鍋嵐に行こうと思っていた。
サル糞だ。同じ日のものだ。
尾根についているつづらおりの経路をいくことにする。
なだらかな登りなのに、汗が噴き出る。宮ヶ瀬尾根の稜線に着く頃には、鍋嵐行きは止めた。
宮ヶ瀬尾根を北上しながら考えることにする。
ここは岩のピークの場所。ここで北西の尾根を行かなければならない。北上してきたが、急角度で左の尾根に取り付く。
ざらざらした細尾根であり、しかも古いシカ柵の鉄条網が尾根道を塞ぎ、気を使う。
しかも、登り下りが結構ある。
猿ヶ島がときどき見えるが、細尾根が続く。
ようやく、登って下りて、また登って猿ヶ島617mのピークだ。いつものように不思議なハリギリの
幹に座り一人記念写真だ!
ここで、清川のコンビニ買ってきたお稲荷さんと巻き鮨の弁当を食べる。
水も500ml飲む。ここは涼しい。ここにテントを張って一晩過ごすのも面白いなとと思う。
30分以上ここで休む。ここから湖岸林道を目指すために北東の尾根をとる。
乾いているため、ザラザラしている。
ピークについてから東方の尾根をとる。その方が土山峠は近い。
どうも、左足首が痛い。このアフリカ以来履き続けているボロボロの登山靴だと余計痛いのだ。
沢に着く、大きなオスジカがゆっくり沢から斜面を登っていく。
カメラを構えて他の個体が上がってくるのを待つ。が、オス1頭だけだ。
結構な深みがあるので、水浴することにする。
素っ裸になり、全身を沈める。水も飲む。
5分も浸かっていると十分冷えてきた。
赤いサワガニがいたと思ったら死んでいた。
狭い岩の上で身体を拭き、パンツ、靴下、ズボン、靴を履く、これらを立つことなしに岩の上で座ったままやる。子どもの頃から水に入ると何故か足の指が攣る。こんなことで何故攣るのか!
ともかく、汗で濡れたシャツを着て、ザックを担いで足取り軽やかに出発だ。
 間もなく、湖岸林道に着く。
ボタンヅルの花が咲いている。
今日、見た花は2種類の花だけ?イヤ、キンミズヒキの黄色の花も見た。
テンやタヌキなどの糞を見つけられなかった。残念無念。

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