2012年3月31日土曜日

サル糞は春の糞の色  Macaque dropping is spring color.

29日の続きです。
土山峠から湖に沿った林道を行くと、
サル糞だ!
これは、前日の午後のものだろう。
久しぶりのサル糞なので、じっくり観察。
表面に浮き出ている繊維状の赤っぽいもの、これはフサザクラの花だ!
崩す。中身は蕾や、新芽などを食べた緑色だ。
サルは膨らんでいる新芽を食べ始めているのだ。
これが、数時間以内だと表面も緑色になる。
その後、表面は黒くなるが中身は緑色だ。
さらに日にちが経つと表面は茶褐色になり、中身は黒くなる。
最終的に全部茶褐色になる。
春の新芽食いの時は柔らかでソーセージ状になり、
俵型やオニギリを積み重ねたようにはならない。
橋の上にフサザクラの花芽が2、3センチで折れて散在している。
きっと、上のオトナオスザルが食べ散らかしたものだ。 
前に一度この場で、この花を摘んで熱湯で湯がいて、酢醤油か酢味噌和えにすると
旨いのではないかとアップしたことがある。
サルもこの時季をのがさないのだからやはり苦くて旨いのだろう。

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