物見峠・三峰の登山路に着く頃には雪が止み、お日様が顔を出す。
温かい日射を受けて森の中が霧に包まれる。
森の中は、動物たちがこれほどいたのかと思うほど、雪の上に足跡が残っている。
テン?の足跡と思われるもの。ごめん!これは間違い!
リスだ!
リスの足跡
サルの後ろ足のものだ。
4、5歳の単独オスのものだ。
このようなコドモザルが生まれた群れから離脱して単独で移動している途中だ。
足跡は煤ヶ谷方面から札掛方面へ向かっている。
冬眠をしない多くの動物たちは、雪が降ると寒くてじっとしているのではなく、動かなければ寒いのでぼくらのよう歩き回ることになるのだろうか?
このことには、少し興味深い問題を含んでいそうだ。
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