2010年11月8日月曜日

え? こんな近くに!

物見峠を過ぎたのが午後2時を過ぎていた。
暗くならない内に煤ヶ谷へ降りることに決める。
学生たちにアブラチャンやキブシ、シロダモと木の名前を教えながら下る。
小走りで歩いたこともあり、十分明るい内に煤ヶ谷にでる。
休耕田にセイタカアワダチソウやススキ、オナモミが生えている。
と、Yamazaki君がぼくを呼んでいる。
上の写真の左側に側溝がある。
その中に大きな黒っぽい糞塊がある。
クマじゃないですか?とYamazaki君。
ぼくは下に飛び降りて確かめる。クマだ!人家までは100メートルも離れていない。
何を食べているか調べるために少し取ってくる。 
茶漉しに容れて水洗いしてみると、サルナシの果肉が分厚くついた果皮と種子であった。
見た目は、カキを食べた糞かなと思っていたが、そうではなかった。
こんな人家近くまで今年はクマが出てきているのだ。
このクマさんは、まだまだ山中を餌を求めて歩き回っているのだろう。
うまく、お腹を満たして冬篭りしてくれれば良いが、、、、。

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