2009年9月16日水曜日

ハイイロチョッキリの土に潜る生活史

14日(月)にハタチ沢林道をつめて堤川林道超えの道を確かめたが、その時にもコナラのドングリ付き小枝が大量に落ちていた。
いくつかを拾ってきて、ドングリを確かめた。
ドングリ君のベレー帽の横に針で刺したような穴が開いている。
小さな卵か幼虫を見つけられると思ったが、3個試したがいずれも下のようになっているだけ。
どうも、いずれの場合も幼虫をつぶしてしまったようだ。
まだ、もってきたドングリが2個あるので、1ヶ月くらいしたら割ってみよう。
オトシブミ科のハイイロチョッキリの幼虫がいる筈だ!
ハイイロチョッキリは卵を産んで小枝を切り落とす。卵が孵ってドングリを食べて成長し、出てきて土に潜るということだ。この土に潜るという生活史が夏休みに新釧路川で獲ったゲンゴロウの仲間の幼虫も最後には、水から出て土に潜って蛹になるというのと似ている。コガネムシやバッタは卵・幼虫時代から土の中だが、土の中は安全なのか?安定した環境であることは確かだろう。

2 件のコメント:

  1. 子どもが小さいころ、ドングリ(主にクヌギでしたが)をたくさん拾ってきてほっといたらイモムシがそちこちから出てきて、ウッヒャーと思ったことがあります。

    コナラからも出てくるかもしれませんね。

    今日やっとキブシのタネを取り出し洗ってみました。先日アップされていたテン糞から取り出したタネとキブシのタネ、ビミョーに形が違うかなあーと感じたので。

    でももし違うとしたらテン糞の中のタネはなんのタネ??? 

    なんとも言えないですね。

    しかしキブシの果実は本当にタネがいっぱいで果肉が少ない。わたしが今日分解したものは乾燥もしていて、皮をむくとすぐタネのかたまりでした。

    テンが食べるとしてもほんの一時期ではないかと思いました。

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  2. ゾウムシの仲間やオトシブミの仲間はエゴノキの実にも穴を開けるし、美味しいクリにも穴を開けて幼虫がいるし、今の家庭では見かけなくなったコクゾウムシやキクイムシなどなんだか身近にたくさんいますね。

    あのテン糞の一部を捨てきれず、まだ持っています。やはり、キブシの種子と微妙に形が違うかな?と思っています。

    キブシの実は捨てたので、明日・明後日と丹沢実習なので、実を取ってきて調べなおします。

    しかし、思い込みを排除するってなかなか難しいことですね。もっと、もっと疑問をもたたなくてはと思っています。

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