2009年8月29日土曜日

トルコの自然(2)パムッカレ

エフェス(エフェソス)の古代遺跡から車で移動して、パムッカレの石灰棚を見に行く。お昼を食べたので、着いたのは午後4時を回っている。
それでも、凄い欧米からの観光客の数だ。
ここにもたくさんの遺跡が転がっているので、欧米人にとっては日本人の邪馬台国の遺跡を求めてきているようなものなのか?
不思議な景観である。この景観の小規模のものも見たことがない。
ガイドの説明によれば、観光客の増加によって立ち入り禁止区域も増加したようだ。
それは、そうだ。夕方近くなのにこのような人込みである。
36度はあるという温泉のようだが、ギラギラ日差しなので温かくないという水温である。
ご覧のように欧米の人々は裸になって、温水に使っている。
ぼくは、水の中に生物がいないか探しもとめたが、ダメ!
石灰だからアルカリ性が強いせいだろうか?しかし、翌日見つける。
切符売り場近くにいた、痩せイヌ。お尻を撫ぜるとついてきた。中型犬より少し大きめだ。このような雑種が欲しい。何よりも目がおとなしい。食べ物がないのが残念だった。
フヨウそのもののような花。乾燥に耐えている。
ウリ科なのか?つる性の赤ん坊の握りこぶしほどの花。左がその蕾。
ここには別の白い花も見える。
チューリップがトルコ原産だと知った。夏場の高温と乾燥に耐えるには地中の根茎状態で過ごすように適応したのだ。ヒヤシンスなどの春先の球根類も地中海や中近東の夏場に乾燥する地帯が原産地だ。そう云えば夏場に枯れるシクラメンもトルコなどの中近東が原産のようだ。
植物は1年間の気候に応じた特別な適応の仕方をしている。とここまで書いてきて動物も同じだと気がついた。

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