2008年10月12日日曜日

園芸品種のムラサキシキブ

近所のお家の垣根越しに溢れ出るように実をつけているムラサキシキブ:
園芸品種ならでは実の大きさと多さである。
野生のものではこのようにたくさん大きな実をつけているのは見たことがない。
ムラサキシキブという木の名前は、湯河原のサルを追い出してすぐ知った。
この木とこの実の色と大きさが、いかにも平安時代の風雅な女性の感じであった。
しかし、こうも大きな実をたくさんつけている園芸品種は、マスカラをつけて、クチビルにもピアスをつけてヘソを出して電車のつり革につかまる女性のようだ。

3 件のコメント:

  1. あのー・・・
    写真の感じだとコムラサキ(コシキブとも言います)だと思うんですけど・・・
    そうだとすると実は大きくてたくさんつきますけど野生種です。
    ムラサキシキブは北海道南部あたりの北地に分布するのに対して、陸中から西の暖地に生えるようです。庭木はだんぜんコムラサキの方が多いようですョ。

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  2. え?
    がーん!!!
    「聞くは一時の恥、聞かずは末代までの恥」というが、コムラサキという名前も知らず。

    isaさんにはたくさん植物のことを教わります。感謝感激!

     で、平凡社「日本野生植物」木本2を見ました。コムラサキのところに、「ムラサキシキブといって庭に植えられているのは、ほとんどがコムラサキである。」と書かれていました。
     ムラサキシキブ(属)の仲間が日本に11種もあるなんて、これも新たに知ったことです。
     ランタナもクマツヅラ科だということも知りました。

    Isaさんに改めて感謝です。
     

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  3. さっき書いたコメントで
    ムラサキシキブは北海道南部あたりの北地に・・・と書きましたが「北地まで・・・」に訂正します。
    北限が北海道南部ということです。
    日本では本州、四国、九州、沖縄にも自生するようです。
    ブログのコメントって書き間違いに気づいて書き直すことができないんですかねぇ・・・
    「コメントを公開」をクリックする前によく読みかえさないとだめですね。

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