2008年10月12日日曜日

キンモクセイの香り

昨日、健康診断の結果を聞きに近所の内科に行った。
キンモクセイの香りが漂っている。
多くの家の庭に、キンモクセイが植えられており、金色の花が目立つ。
キンモクセイはこの時季に、自分を主張するので、植えられている場所がわかる。
内科の庭のキンモクセイが信じられないくらい花をつけていた。
家に戻ってカメラを持ってきて撮った。
キンモクセイの花が終わるといよいよ秋本番を迎える。
我家の庭のオニユリやカサブランカのユリの茎や葉も茶褐色になり始めて倒れ掛かっている。
そろそろカトレアなどを室内に取り込まなければいけない。

山では、サルの尻や顔も色づき始めて、「ガッカ、ガッカ、ガッ!」とメスザルを狙って群れに近づいてきたハナレザルが木揺すりをしていることだろう。
あるいは、オスジカが悲しげな「ピーーー」という声を張り上げているにちがいない。
大型動物たちの恋の季節の始まりだ。

2 件のコメント:

  1. キンモクセイ、懐かしいです。
    この季節にもう8年くらい帰っていません。
    画面から香りがすればいいのに・・・

    動物たちは恋の季節なんですね。
    熱帯の国ではどうなんでしょうね。

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  2. 熱帯の国でも発情季(Mating,Estrous,Coupling season)はあります。
    マンゴーの花が咲く時季があるのと同じです。
    一方、年中花が咲いている木があるように、年中、交尾可能な動物たちも存在します。しかし、その多くは家畜化された動物たちですね。

    発情を引き起こす要因は、気温、日照時間、湿気、潮汐、気圧などの外的環境要因の他に、栄養や生理、さらにはその動物の回りの社会的状況などがあります。

    しかし、植物の発情を促す(つまり花を咲かせる)要因は割りに簡単に明らかになってますが、哺乳類は一筋縄ではいきません。

    ソメイヨシノのサクラ前線は、南から北へ、標高の低いところから高いところへと移っていきます。これは、気温と関連つけられます。
    しかし、ニホンザルでは一応、9月下旬頃から翌年の3月くらいまで発情季ですが、各地域の群れによってわずかながらのズレがあります。そのズレがサクラ前線のようにはならず、メチャクチャです。

    この話しは別の機会にでも書きます。

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