網戸にアブラゼミのオスがとまった。
こっそり近寄りパチリだ。が、デジカメは無音。
「八月蝉い」と書くべきだと主張する。
ぼくも彼の意見に全く同感だ。
が、その「八月蝉い」夏が、遠い昔のこととように思える。
セミの鳴き声が聞こえない。スズムシやコウロギの鳴き声も小鳥の声も聞こえない。
野生動物調査者としては、最も重要な調査道具を失ったようなものだ。
自転車のベル音や炊飯器や洗濯機の完了音まで聞こえない。
これからは高齢化時代、高い周波数の音が聞こえない人たちが多くなる。
自転車のベル音などの警告音をもう少し低い周波数の音にしてもらいたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿