2008年2月18日月曜日

ハマナスの萎んだ果実(続)


ハマナスの実を食べたくなったので、イヌの散歩がてらに実を取ってきた。現場で一個摘み取ってその場でかじって食べてみた。びっくりだ。子供の頃食べた味と違う。まるで、霜にあたったガマズミの実を食べたような歯触り、舌触りであり、味も酸っぱい。もぎ取ってきたもう一個(上の写真)を割って、食べてみたが、やはり酸っぱい。甘味が感じられず、ただ酸っぱいだけだ。真冬の萎びた実なので、糖分が発酵して酸っぱくなったのだろうと思う。今夏でもぜひとも熟したヤツを食べてみたい。
縦に裂くと、中軸に沿ってタネが縦に放射状に並んでいる。その回りには触ると痒くなった細かい毛が密生している。この細かい毛が柔らかい皮膚に突き刺さるために口の回りなどが痒くなったのだろう。

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