故有事
日常の出来事や野山を探索して感じたことを、さらには人と動物の行動との類似や相違で感じたことを述べていきたい。
2024年4月20日土曜日
美味しいお浸しの三つ葉
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昨日、連れ合いが庭の草むしりをしているのかな?っと思っていたら、ミツバをザルに沢山採っていた(図1)。ぼくはミツバはただ茹でてお浸しで食べるのが好きだ。酒の肴にもなる。一昨夜は貰ったタケノコを肴にしてウィスキーを飲んだ。昨夕はミツバのお浸しだ! 昨日はウィスキーのサントリー角が切...
齧歯目では後眼窩突起があるものと無いものがいる In rodentia, some have postorbital process, others do not.
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食肉目ではイヌもネコも後眼窩突起が出ていたが、齧歯目では前頭骨から後眼窩突起が出ていない動物たちが多い。それだけ視覚には頼らずに嗅覚や聴覚、ヒゲの触覚によって食物を獲得しているのだ。アフリカオニネズミは地雷を匂いで感知するのに使われている APOPO - Wikipedia 。 ...
2024年4月19日金曜日
食肉目ネコ型亜目の後眼窩突起 Postorbital process of Feliformia in Canivora
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前回はイヌ型亜目の後眼窩突起をアップした。今回は日本に生息するネコ型亜目のネコ科、ジャコウネコ科、マングース科の動物たちの後眼窩突起を見てもらう。 図1.ネコ型亜目Feliformia 左:Felidaeネコ Felis catus 中:Herpestidaeマングース Ur...
2024年4月18日木曜日
食肉目イヌ型亜目の後眼窩突起:クマやアナグマが目が悪い Postorbital process of Caniformia in Carnivora : Bears and Badgers have poor eyesight
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日本に生息するの食肉目イヌ型亜目Caniformiaのイタチ科、イヌ科、クマ科、アライグマ科の前頭骨から張り出す後眼窩突起を見てもらいたい。 イタチ科では、前頭骨からガッシリしているが太くて小さな後眼窩突起が出ている。イタチが最も前方に出ており、三種とも後眼窩突起が盛り上がってい...
アケビの花 Akebi’s flowers
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先日の散歩の時に、散歩途中の家の玄関にムベとミツバアケビの花が咲いていたので、昨日、ウィスキーを買いに行く時にカメラを持って出かけた。毎年、この家のムベ(図1)とアケビ(図2)は花と実を楽しませてくれる。 図1.ムベ Stauntonia hexaphylla の花 図2.ミツバ...
2024年4月17日水曜日
さまざまな前頭骨 Different shapes of frontal
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前回は、頭骨を側面からみての前顎骨の様々な形を見た。獲物の取り方、切歯の出方によって前顎骨は大きく変わった。 頭骨を上から見ると、前頭骨は頭頂骨の前にあり、鼻骨や上顎骨の後ろに位置する頭蓋骨にあたる。前頭骨で、日本に生息する動物の7目の前頭骨を大雑把に見比べてみよう。真無盲腸目の...
白とピンクの八重桜
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昨日、天気が良いし、歩けそうなのでザックを背負いカメラを持って散歩に出た。風が強いし、まだ左右の腸腰筋が痛いので、短い距離にした。小田急線に沿って歩き、左に曲がって湘南台大橋に向かって歩く。信号を急いで渡り、次の赤信号で帽子を抑えて待つ。大橋の下は下土棚遊水地のグランドだが、風が...
2024年4月16日火曜日
前顎骨のさまざまな形 Different shapes of premaxilla
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前顎骨は顔面骨の先端にある切歯が出る骨であるので、切歯骨とも云われている。上顎骨Maxillaの前にある骨ということで前顎骨Premaxillaを使っている。それは、シカのような反芻類では切歯が出ない動物もいるからだ。齧歯目の前顎骨は一番大きくてガッシリしている(図1)。一対の無...
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