故有事
日常の出来事や野山を探索して感じたことを、さらには人と動物の行動との類似や相違で感じたことを述べていきたい。
2008年3月31日月曜日
ネズミやリスによるエビフライ
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竹蔵丸の船長さんへ:エビフライのことが気になり、Colins Guide to ANIMAL TRACKS and Signsの115ページには、マツボックリのリス、ネズミと小鳥たちの食痕のイラストがあります。 上はドイツトウヒ、中はマツですね。下は、左から13のスイスマツ、14...
2008年3月29日土曜日
奄美大島からマングースの宅急便
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丹沢から帰って写真をパソコンに取り込んでいると、宅急便が届いた。連れ合いは、「資料(肉)」なんて書いてあるけど死体でしょう?と非難がましく云う。送ってくれたのは、環境省奄美野生生物保護センター、クール宅急便で冷凍だ。思わずヤッター!と顔がほころんでしまった。ダンボールを開ける前に...
2008年3月27日木曜日
老母の歩き方
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昨日の金沢林道の帰路、見つけたベニマシコ。15枚くらいシャッターを押したうち、これが割合ピントが合っていた。 釧路では、今年91歳になったお袋の散歩に付き合った。2キロくらいの道のりを50分くらい掛けて歩く。足を引きずって歩く、膝を上げて歩くことができない。まるでコンパスのごとく...
2008年3月26日水曜日
春の丹沢
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25日に4時半に起きて、丹沢を歩いた。我が家から厚木まではサクラの花はもう3、4分咲きというところ、コブシやモクレン、レンギョウが咲き、春満開である。 松茸山を1時間半かけて登る、アセビの白い花、クロモジやダンコウバイの奇妙な形の黄色の花やヤシャブシのリスの尻尾のような花穂、キブ...
2008年3月22日土曜日
ハナダイコン (ショカツサイ)の思い出
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ハナダイコン Orychophragmus violaceus はアブラナ科エゾスズシロ属である。この花にはショカツサイやアラセイトウという名前もある。 中国が原産であることは知っていた。 2月、3月のキンシコウ調査が終わる頃になると、秦嶺山脈の麓の山はモモの花を含むバラ科の樹木...
2008年3月17日月曜日
釧路湿原道路
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サルルン展望台からの帰路、新しくできた釧路湿原道路を通って帰宅した。見ての通り、ぼくが運転している車以外、一台の車も見当たらない。 車から降りて、阿寒方面を撮った。クリックすると右の高台の上に釧路市湿原展望台の建物が写っているのが確認できる。 この道路は、一体全体何のために建設...
ナワバリと人の生活
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美容室から戻ってきた妹は、「あの店は夏前には閉めてしまう」と残念がっていた。付近に他に4軒も美容室ができたので、食べていけなくなってきたからのようだ。 どんな脊椎動物でもナワバリ(あるいは行動域)を形成する。個体でもつものもいれば集団でもつものがいる。群れて生活しているメダカでも...
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2008年3月16日日曜日
サルルン展望台
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最初に見つけたサルルン展望台近くのフクジュソウ一輪 近くにまとまって咲いていた。まだ、蕾の頭だけ出したばかりのものが多かった。 エゾジカの足跡。さすがにデカイ。 エゾジカ道がいたるところに走っていた。帰路、3頭のメスジカが国道を横断するのに出会った。 コゲラであってますか...
2008年3月15日土曜日
釧路川の水鳥
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一昨日、釧路川で撮った水鳥を矢部康一さんに教えてもらった。上がコガモで、下はカモメの冬毛の抜け替わりの時のもののようだ。 カモというと旨い肉の代表みたいなものだが、一度も食べたことがない。カモシカはカモのように美味しいシカということで名付けられている。が、もちろんカモシカは天然...
カジカとメメセン
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今朝、知人が生昆布とカジカとメメセンを持ってきてくれた。カジカはあまりにもデカイのでさっそく腹を裂いて内臓を取り出し、美味しい肝臓などを取り分け、頭から出刃で縦に切り、ぶつ切りにしてボールにいれて、メメセンなどと共に兄貴の家に持っていく。 胃はドッチボールくらいに大きくなっており...
2008年3月14日金曜日
流氷乗り
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上の写真は3月11日のお昼前のものです。 ぼくの話しを聞いて実家の釧路ふたば幼稚園では、子供たちを連れて21年ぶりという流氷見物にいきました。 そこで、流氷に乗って遊んだのがこれです。 この後、ぼくがお袋と義姉を連れて行ったのですが、その時には海岸には降りられないように立ち入り禁...
2008年3月12日水曜日
子供の距離感と大人の距離感
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3月9日に釧路川下流域で見つけたキンクロハジロ(矢部康一さんにメールで教えてもらう)。双眼鏡で見ると冷酷な目をしたカモです。どうもこれらはオスグループのようです。 子供の時は、お正月からお正月の丸1年は永遠にありそうなくらい長いものだった。あるいは、朝起きての朝食からから夕食ま...
2008年3月11日火曜日
二日間だけの流氷接岸
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流氷は今朝にはもうなくなっていたようだ。二日間だけの接岸だった。昨夕からの北風で沖合いに流されてしまったようだ。今は、雪が降っている。道東地方には流氷情報が天気予報とともに流れる。 昨日、早朝は一人で、午後からは91歳になるお袋と義姉を連れて流氷を見に行った。その帰り、義姉の...
2008年3月10日月曜日
流氷接岸
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今朝は早起きして、千代の浦海岸に流氷を見に行く。21年ぶりに釧路沿岸に接岸したと昨日のTVでやっていた。沖合いにあった流氷が昨日のお昼頃に海岸に着く。ぼくが二日前に見にいった時は遥か沖合いにあった。 流氷は樺太やシベリアの川や海で生まれたものが、春とともに太平洋に流れ出し、親潮...
2008年3月8日土曜日
釧路沖の流氷
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釧路沖に5年ぶりに現れたという流氷を見にいった。車で20分くらいで千代の浦海岸にそびえる紫雲台墓地に着いた。ここの南端は断崖になっており下は海である。それぞれのお墓の前まで車で乗り付けることができる。南端まで行き、遠くの海を見ると、流氷が遠くに帯状にひしめいている。 子供の頃、...
2008年3月5日水曜日
ギンナンの溜め糞とイチョウの木
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下の写真は、2004年11月に学生と奥湯河原の尾根道を下った時に見つけたタヌキのギンナンの溜め糞である。この事に関しては拙著「野生動物発見!ガイド」のP.91を読んでみて! 北海道の生まれのぼくにとってはイチョウの木にギンナンがなっているのを見たのは上京してからであり、まして地面...
今年始めてのフキノトウとムササビ確認
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昨日、自然探索仲間のK.Y.さんと奥湯河原の天昭山神社に行く。途中の河原でフキノトウを摘む。まだ、フキノトウの季節としては10日ほど早い。今夜はこれを酢味噌和えで一杯やるのが楽しみだ。 ぼくはビデオの1台をスギの木の三つの穴に向け、もう1台を軒下の一つの穴にセットし5時にスイッチ...
2008年3月2日日曜日
お祈りをするサル
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アンコールワットの遺跡を観光してきた丹沢サル観察し隊のT.Yさんから面白い写真が送られてきた。 サル(これはニホンザルと近縁なカニクイザルのオトナオスですね)が進入禁止の遺跡の門前で一心に何かを祈っているようだったと言うのです。で、彼の心を乱さないように近寄って撮ったのが上の写...
2008年3月1日土曜日
ドングリの春
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5時半に家を出て、およそ1時間かかって目的地の奥野林道ゲート前に着く。イワナやヤマメなどの釣りが解禁されたようだ。今日は随分渓流釣りの人たちの車がとまっている。サルのことを聞くと、金沢林道や神ノ川林道で群れに出合ったことがあると教えてくれる。 奥野林道は雪が凍っており、滑って歩き...
2008年2月25日月曜日
零下の世界での想い出
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玄関前の曇りガラスのように凍りついたガラス 高校以来かもしれない。風呂上りに零下の夜を歩いた。 深々と寒さが刺しこんでくる。鼻水は凍り、鼻の中はもぞもぞする。顔面がなぜかつっぱったような感じ、濡れタオルはすぐ氷つき、広げていたまま板状となる。すぐ車にのる。あと5分...
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