2008年3月15日土曜日

釧路川の水鳥

一昨日、釧路川で撮った水鳥を矢部康一さんに教えてもらった。上がコガモで、下はカモメの冬毛の抜け替わりの時のもののようだ。

カモというと旨い肉の代表みたいなものだが、一度も食べたことがない。カモシカはカモのように美味しいシカということで名付けられている。が、もちろんカモシカは天然記念物ということもあて、食べたことがない。一度でも味わってみたいものだ。
否、味わった。
キンシコウの調査地ではニホンカモシカの仲間が2、3種類いる。彼らが滑落して死んでいる(HPの「秦嶺山脈の動物たち」を見て!)。その肉を失敬して食べた。が、旨い! 美味!とはまったく感じなかった。ニホンカモシカは旨いが、他のカモシカの仲間はそうでないのか?
カモメまで名前が分らないなんて、まったく鳥痴である。ヒバリやカヤクグリやアオジなどの巣を見つける天才だったが、、、、、。

大学は生物科だったので、昆虫の名前、しかも甲虫だとか、甲虫でもカミキリムシだとか、チョウチョウの名前に詳しい者、鳥の名前に詳しい者、草木の名前に詳しい者がいた。

釧路では、セミは草むらで鳴いていて、ゆっくり手づかみできた。エゾクマゼミというようだ。上京して、近づいただけで銀バエのように飛ぶ、小さなセミたちが何種類もいるのでびっくりだ。チョウチョウもモンシロチョウ、キチョウ、アゲハ、キアゲハと、あとはタテハチョウの仲間が少しいるくらいで、セセリは大学で友人から教わるまでガの仲間だと思っていた(本当はもっともっとチョウが生息している)。

いずれにしても、種類が少ないのでコレクションするような興味がわかなかった。もっぱら、飼うことだった。が、多くは飼いきれなくて殺してしまった。鳥の巣を見つけ、孵化するまで毎日のように見続け、孵化したばかりのアカムクレの雛を持ち帰り殺したことになる。小学3、4年生くらいまでの話しである。

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