2026年4月25日土曜日

シカよりもカモシカの頬歯がより摩耗                     The cheak teeth of serow wear down more than those of deer

 子供のカモシカの頬歯の咬合面は摩耗しているので、同齢と思われるシカの頬歯を見た。が、殆ど摩耗していない(図1)。

図1.カモシカCapricornis crispus(左)とシカCervus nippon(右)
両方とも乳歯が残り、第一臼歯が萌出
 さらに年上のシカの下顎の頬歯とも比べた(図2の右)。カモシカ(図2の左)より齢が上なのにカモシカよりも咬合面の摩耗が見られない。少なくとも前臼歯はまだ残っていて生まれてから草・葉を食むようになってずーと使っている筈だ。にも拘らずカモシカと同齢or齢が上のシカの前臼歯は摩耗していない(図2)。これはどうしたことなのだ?
図2.カモシカ(左)、カモシカと同齢のシカ(中)、乳歯が残り第二臼歯が萌出したシカ(右)

 明らかにカモシカの方がシカよりも頬歯がより摩耗し、反芻する時間がシカよりも長いためなのか?あるいはカモシカがシカよりも硬い木の葉や樹皮を食べていることを物語っていることなのか?
 但し、カモシカとシカの頬歯の質が同じだと考えた場合だ。シカの歯がカモシカの歯よりも摩耗しがたいのかも知れない。

0 件のコメント:

コメントを投稿