2025年12月5日金曜日

スナメリの圧縮された前頭骨                        The astringed frontal bone of East Asian finless porpoise

クジラの仲間で唯一持っているスナメリ(2009年愛知県知多郡のTSさんより)の頭骨の前頭骨を見た。上顎骨と頭頂骨に圧縮されたようになっている(図1)。驚きだ!余りにも不思議形状なので2,3日に渡って本当かな?っと何度も見まわした。前顎骨からは切歯が出、上顎骨からは頬歯が出、鼻骨はこの鼻孔の上の小さな骨とスナメリの頭骨を眺めまわした。図1の黒線で囲まれた部分が前頭骨であると確信する。

さらに、Elephas maximus(アジアゾウ)の前顎骨の画像を何度も見て図2のようにゾウの前頭骨を示した。

図1.スナメリNeophocaena sunameriの上からみた頭骨と前頭骨(前頭骨の上顎骨と鼻骨との縫合線と頭頂骨との縫合線を黒線で示す)
図2.Elephas maximus(アジアゾウ)の上からみた前頭骨(黒線で示す)
前頭骨は頭骨の顔面と脳幹部分の各頭骨(前顎骨、上顎骨、鼻骨、涙骨、前頭骨、頭頂骨、側頭骨、後頭骨)の中で最も形状が変わりやすい骨と云うことが判る。

もう12月5日になった。今年も山には行けずに終わった。それでも整形外科の4月からの毎週のリハビリ通いで、歩いている時の足の違和感が無くなり、靴下を履け、両手で洗面ができ、しかも寝返りが普通にできるようなった。これも朝夜のベットの上での理学療法士から教わった足のストレッチが効いているのだ。それでもまだまだ左足が重苦しいが、、、。

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