2024年7月31日水曜日

二の足林道の途中まで2)         To the halfway of the Ninoashi forest road2)

水場で顔を洗い、手や腕を洗ったら、気持ちが良すぎてこの場に居たかったが、先ずはゲートを目差して歩く。すぐ懐かしいゲートが見えた(図1)。これまでは向かって左側から通るのだが、伸びた枝や蔓が絡まっているので、右側から入る。日陰の登り坂の道になり左に急カーブする。もうこの時には汗が噴き出し、またも日和り始める。チェンソーで枝を伐っている音が聞こえる。今日はトンネルまでだな、トンネル内は涼しい風が吹いているだろうと思う。トンネル前の鐘ヶ嶽への登り口のトイレの横に軽トラが停まっている。きっとチェンソーで仕事している人の車だ。すると一人でやっているんだ。トンネル前でムギワラトンボがいた(図2)。

図1.ゲートの左側は伸びた枝や蔓が絡まっている
図2.ムギワラトンボ
こちらからトンネルに入る所は今までならいつも雨のように水滴が落ちているのだが、今回は滴は落ちてなく、下も濡れていない。トンネル内はやはり涼しい?が、それほどでもない。立ち止まると入ってきた方から風が来る。歩きながら何度も立ち止まって入ってきた方を向き風を受ける。
出た所のガードレールに帽子が掛かっており、何故か花束まである(図3)。出てきたトンネルを振り返る(図4)。トンネル内の風が思っていたほど涼しくなかったのは乾いていたからだ。
図3.忘れ物の帽子と下に花束
図4.山神隧道
兎も角、大山・三峰山への登山口まで行こう。っと歩き出す。オッ、テン糞だ(図5)。昆虫の外骨格と種子が見えるが、拾わなかった。
図5.テン糞1
マルミノヤマゴボウだ。我が家のプランターにも小さいヤツが出ている。お!またテン糞2だ(図7)。きっとテン糞1と同じ個体のものだろう。黒い色なのは昆虫類を食べたからだ。さらに果実の種子らしきものも見える。拾って水洗いして調べたいが、この暑さの中では拾う気力が起こらない。せいぜい写真を撮るだけで精一杯だ。
もう、12時だし、とにかく休みたい。もうすぐ行くと、以前カワネズミを見た沢があり、そこの堰堤のコンクリートの上に腰かけようっと歩く。
図6.マルミノヤマゴボウ
図7.テン糞2
座ろうと思っていた所にトカゲがいる(図8)。ぼくがよたよた近寄ったのでトカゲは逃げる。ザックを置いて、ペットボトルのお茶を飲む。座ろうと前の堰堤をみたら、枯れたようなイワタバコがあるので、今までなら水が溜まっているところなのに、水量がすくないため、少し干上がっているのでそちらに入り、イワタバコを撮る(図9)。
図8.トカゲ
図9.水不足のイワタバコ
図10. 不動尻広場1.0Km・広沢寺前駐車場2.5Kmの道標
イワタバコを撮り、戻って自作の座布団を敷き座り、コンビニに買ってきたオニギリを食べる。パリパリに乾いた海苔が上顎にヒッツキ食べづらいのでおーいお茶を口に含む。お茶がまだ冷たくで旨い。今度は自分で梅干し入りのオニギリを握ってこよう。自分で握ったオニギリが一番旨いを思う。立ち上がって丸まった背を伸ばしながら食べる。目の前に新たに道標がある(図10)。不動尻広場1.0Km・広沢寺前駐車場2.5Kmとある。不動尻広場って壊れている橋を渡った登山口の事だろう。ザックを背負い、ストックを持って歩き始める。が、タオルハンカチをどこかで落としたようだ。お昼を食べたところではない。不動尻広場に向かわないで戻ることにする。ヒグラシにアリが集っている(図11)。
図11. ヒグラシがまだ生きているのにアリがたかっている
あった!道路の真ん中に落ちてる(図12)。もう、アリがついている。
図12. 落ちていたタオルハンカチ
トンネルに入り、生温い風を受けながら下る(図13)。
図13. もうすぐ出口だが、乾いているために風が生温かい
ヒオウギが咲いている道路で、アオスジアゲハの翅が1枚落ちている(図14)。今日は、アゲハに、モンキアゲハやアオスジアゲハも見た。アオスジは飛び方が早過ぎる。コヤツはヒヨドリにでも襲われたかな?
図14. アオスジアゲハの右上翅
いやいやながら歩き、ようやく新大平橋に辿り着く。下りは上流側を歩く。欄干の下に古いサル糞だ(図15)。黒く見える種子はアケビだろう。
図15. 古いサル糞
お昼を食べた所から1時間ちょっとかけて駐車場に戻る。駐車場口の側にある水道で、腕や顔を洗う。トイレに行きすっきりだ。雨が降るかと思っていた。雨で車の汚れが落ちると期待していたが、、、、。
この日、GPS状の歩いた距離は6.7キロで歩数は7994歩であった。チョコチョコした足幅の狭い老人歩きだった。

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