2024年7月4日木曜日

ヤマユリはコナカイガラムシにやられていた!   

昨日は、ヤマユリの状態を見に横浜市の「くわくわ森」に行ってきた。何とヤマユリは病気になっていた。花はまだだ!暑くならない午前中に出かけたが、日向は暑く、賢治の「雨にも負けず」の詩を思い出しながら歩いた。

今田遊水地公園の二面とも中高年のグループのソフトボール大会が行われていた。ぼくは中に入らずに外周を回り、トイレに入る。このところトイレが無いところは散歩が出来ない感じだ。トイレの前の鉄作にゴマダラカミキリがいた(図1)。ここからソフトボールをちょっと眺める(図2)。こちらは歩いているだけで大変なのにソフトボールの皆さんは元気だ!

図1.トイレの前の鉄柵の上にゴマダラカミキリ
図2.退職者?によるソフトボール
トイレから出て自動車道路を2本横切り、くわくわ森がある丘陵地の排水路に沿って歩く。スジグロチョウだ(図3)。斜面からヘクソカズラの花がこちらに赤い口を見せている(図4)。これはミゾホウズキだ(図5)。ようやくくわくわ森の入口に着く(図6)。暑い、汗だくだ。途中の自動販売機で130円のお茶を買ったが、150円出して大きなサイズを買えば良かった。
図3.スジグロチョウ
図4.ヘクソカズラ
図5.ミゾホウズキ
図6.くわくわ森の入口
何と、この階段の登りが一歩一歩だ。腿が上がらない。自分の腿なのに20センチも無い階段に苦労する。酷い体力の減退だ。ハグロトンボの仲間がフラフラと前を飛び、停まった(図7)。尾が青色なんだが、黒っぽく見える。排水路は年中水が流れているので、そこでヤゴも育つのかな?他に池でもあるのかな?
お!モグラ塚だ。何だか久しぶりに見たので嬉しい。それにしても暑いし足が上がらない。
図7.これはアオハダトンボの♂かな?
図8.モグラ塚
ジャノメチョウの仲間のヒカゲチョウだ(図9)。翅がボロボロだ。何回か交尾したんだ。 ん?この大きなカメムシの仲間は?帰宅して調べたら、キマダラカメムシと云う江戸時代に東南アジアからやってきた外来種だった。
図9.ヒカゲチョウ
図10. キマダラカメムシ
このカメムシの側に秋になるとサルトリイバラと良く似るシオデが蕾をつけていた。ようやく階段をり尾根道に出る。エ?ヤマユリがカイガラムシかアブラムシの仲間にヤラレている(図12)。この蒸し暑さと湿気で病気にヤラレタのだ。白いカイガラムシだろう。
図11. シオデ(ヒデコ)だ!
図12. ヤマユリがカイガラムシに、、、
図13. ガマズミの実が生っている
ここのヤマユリは蕾がついているが葉に元気がない。暑さにヤラレタ?
図14. ヤマユリだが元気がない
図15. アオハダトンボだ!
図16. 下りてきた
くわくわ森から出て、側溝に沿って来た方へ向かう。大きなカタツムリが葉裏にいた(図17)。うん、この沢山イボイボ状の果実をつけているのは?ヒサカキ、ハマヒサカキのどっちだ?葉が対生なのがヒサカキでハマヒサカキは互生だ。じゃーこれは?
またまた、ヒメウラナミジャノメだ。コヤツは小さいのでシジミチョウの仲間かな?と思ってしまう。が、目玉模様が裏にも表にもあるのですぐヒメウラナミジャノメと判る。
図17. ミスジマイマイ
図18. ハマヒサカキ
図19. ヒメウラナミジャノメ
GPSの記録によると9時41分に歩き出してゴマダラカミキリを撮ったのが10時31分、くわくわ森の入口が10時43分、出たのが11時15分、帰宅したのが12時15分だった。くわくわ森内を彷徨い歩いていたのは30分くらいなものだ。片道1時間もかかっている。往復は6.9キロで9500歩だった。帰宅後は即シャワーで缶ビールで、一息ついた。

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